登録日:2011/04/30 Sat 09:47:35
更新日:2023/08/09 Wed 12:03:20NEW!
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梅津秀行 ロックマン 悪の美学 科学者 no.2 w ラスボス マッドサイエンティスト またお前か 土下座 天才 青野武 しつこい 蝙蝠 魔改造 元凶 だいたいこいつのせい 黒幕 ツンデレ ワイリー 憎めない悪役 コメント欄ログ化項目 まあお前だろうな ジャンピング土下座 石森達幸 緒方賢一 乗り物酔い ・w・ dr.ワイリー
これで世界はワシのものじゃ!!!
『ロックマン』シリーズに登場する天才科学者じゃ。
CV:
青野武(ロックマン8 メタルヒーローズ、ロックマンX4、ロックマンロックマン)
緒方賢一(星に願いを)
石森達幸(パワーバトル、パワーファイターズ)
梅津秀行(ロックマン11 運命の歯車!!)
W概要
本家ロックマンのナンバリングタイトルでは必ずラスボスとなる。
ロックマンに敗れると「すまんかった!」と土下座して許しを請うのはもはやシリーズお約束。
ジャンピング土下座という画期的土下座方法も彼の発案である。
数多くの戦闘ロボットを生み出すだけでなく、短期間で大規模な要塞を建造したり独力で軌道エレベータを造ったりと、どこぞのばいきん男に匹敵する創造力と科学力に加えて巧みな変装技術も持つトンデモじじい。
彼が作る要塞や戦闘メカには必ずドクロをあしらっている。
外伝ではあるがタイムマシンを作ったこともある。
ライト博士とは大学時代からのライバルであり親友だったが、ロボット工学では彼に一度も勝てたことがない永遠のNo.2。
子どもの頃から恐竜が好きで、ロボットのデザインにも度々取り入れている。趣味は卓球。
実はワイリー自身は乗り物に弱く、毎回乗り物酔いしてるにも関わらず、頑張って乗っている。眉毛を上に動かす癖がある。
ちなみに有賀先生の漫画版では細身で、ナンバーズを愛する素敵オヤジ。ドクロ柄のネクタイがオシャレ。
若かりし日の姿も描かれており、当然まだハゲていないのに加え、
がっしりとした顎に鷲鼻が特徴的な眼光の鋭い猛禽類のような雰囲気の青年で、
黙っていれば結構な男前である(内面はたぶん現在とそう変わっていない)。
W経歴
ロックマン1
ライト博士のもとから逃げ出して行き倒れたブルースを捕獲・研究し、高性能ロボットの製作技術を盗むついでにブルースを太陽光発電から原子力発電に改造する。
その後カットマンたちライトナンバーズにも魔改造を施し、ロックマンとの長い戦いの歴史が始まる。
ロックマン2以降
『ロックマン2』からは自作のロボット達でロックマンに挑むようになるが、毎回なにかと詰めが甘く、
資金不足もあってワイリーナンバーズやワイリーメカの中には代替部品やしょうもない欠陥をもつ機体も少なくない。
配線ミスで変形不可になったり出力設定を間違えたり…気づいた時点で直せよ。
遠い未来でも彼によく似た人物が登場したりラスボスに最強のボディを提供したりするが、それも不完全に終わっている。
ロックマンの設計図を盗み出して、それを基に自ら発明した新エネルギー『フォルテニウム』を使った最強のロボット・フォルテを作製するが、
そんなフォルテでもロックマン打倒には至らなかった。
タイムマシンで未来の自分と共謀して未来のロックマンの捕獲にも成功したこともあり、
さらにそのロックマンを改造した『クイント』を現代のロックマンと戦わせるなど、なかなかいい性格の持ち主でもある。
この時幾度となくロックマンの改造に失敗したようで、WS版『ロックマン&フォルテ』にはクイントの失敗作が登場する。
ロックマン10では、宇宙から飛来した隕石からロボットに感染する新ウィルス『ロボットエンザ』を偶然発見。
それを新たな野望に利用したが、同時に危機感も感じていたようで、ロボットエンザのワクチンも発明している。
ファンの間では、実はこれこそが後の時代のΣウィルスのもとではないかとも言われている。
後にワイリー自身はインフルエンザに掛かって入院。
その後、ロボットエンザのワクチンを自身の病室に沢山置いて脱走した。
なんか憎めない爺さんである。
ロックマン パワーバトルファイターズのエンディングでは彼の最後にして最高傑作となる機体が映り込む。
WDr.ライトとの因縁
彼が上記のような悪行に手を染めるようになったのは、ライトに対するほぼ一方的な逆恨みや妬み等の個人的感情…からではない。
前述のようにロボット工学におけるワイリーというのは、ライトには一歩及ばずいつも2番目。しかし彼にとってそんな事はどうでも良い事だった。
さらにその独自性が強いだけでなく、彼とライトの理論は周囲の頭の固い教授達には決して理解されなかった。
決定的となったのがダブルギアシステムの一件である。
ロボットに心を持たせることで人間との共存を主張するライトに対し、ワイリーは圧倒的なパワーとスピードで力を示すことによって初めて人間とロボットは対等になれると主張。
そのためのダブルギアシステムの開発を提案するが、ロボットへ過大な負担が掛かってしまうという欠点を顧みなかったフリをしたワイリーの考えにライトは拒絶反応を示した。
結果、彼の研究は凍結されることになってしまった。
そうしているうちに、彼は自分を認めない世の中を恨み、ロボットのみに愛を注ぐようになっていった。
彼の基本的な行動理念は「ロボットのため」とされている。
ロックマン9では、人間の都合で設けた期限によって廃棄されるはずの工業用ロボットたちを救おうと改造した(例によって魔改造であるが)。
…と言えば聞こえは良いものの、実際は彼等に破壊活動をさせてその責任をライトに押し付けるというフリをしている。
自身は正義に目覚めたと偽って世界中から「暴走するライトのロボット達に対抗する為のロボットを造る」と称して金をせしめるという悪質極まりない詐欺行為を働いている。
更にエンディングでは、詐欺映像制作に利用したライト博士を模したロボットを使い捨ての道具にしてロックマンを騙す卑劣さも見せており、
それ以前の作品での行動を省みても、ワイリーはロボット達を自分の欲望を満たす為の道具扱いしかしていないとしか思えないのも事実である。
そんな彼だが有賀ヒトシ版のコミックスではまた違った姿を見せる
(強大な敵を目の前に、成す術もなく倒されていく仲間(ロボット)たち。そんな中ライト博士は、自分が作った“子供”とも思えるロボットたちをわざわざ直してまで、また傷つけられるような戦いの場に行かせることに抵抗を感じていた。)
Drライト
「…私は、お前(ライト博士が作ったロボット)たちが可愛い…
自分の子供のように思っている…
…そんなロック(ライト博士が作ったロボットの中の一体)に…
お前たちに戦いなどしてほしくなかった…
ずっと…ずっと戦いなどやめてほしかった…!!」
ロボット達「………」(言葉が出ない)
Drライト
「…まして絶対的な敗北が―――確実な“死”が待っているというのに…!!
そんな戦いにお前たちを修理して再び送り出すようなことは…したくない!
―――私はもう耐えられんのだ!これ以上家族を失うことに!!
…修理は、してもいい…だが…それは…お前たちが戦いに行かないと言うならばだ…」
ロボット達「……で…ですが、このままでは……」
Drワイリー「なら、ワシが修理してやる」
Drライト「…ワイリー……
―――勝てるワケない!いや、そもそも戦いにすらならない!!」
Drワイリー「…知るかっ」「何ッ!」
「ワシャ、修理すると言っただけじゃ。
「コイツらがその後どうするかまでは知らん!」
Drライト「―――何を勝手な!!
ファイヤーマンたち(Drライトが作ったロボット)が戦うであろうことを知ってて修理しようというくせに!!」
Drワイリー「…そうかもしれんが…
それでも、どうするか決めるのはコイツらだ。ワシャしらん」
Drライト「ワイリー!!…お前は…ロボットをなんだと…キサマにとって…
ロボットは只の道具にすぎんのかっ!!」
Drワイリー「―――その言葉…―――そっくりそのまま返すぞ!!」「!?」
「…コイツらが可愛い?子供のように思ってる!?
―――だからなんじゃ!!だから、コイツらの生き方を決め付けるのか!?
それがモノ扱いとどう違う!?」「………!!」
Drワイリー「“どう生きて”“どうくたばる”か…なんぞは、コイツら自身が決めればいいこと!!そのためにコイツらに“心”があるんじゃないのか!!
お前はただ自分の苦しみから逃げているだけだ!!
―――それでもお前は、ワシのライバルか!!
情けないぞライト!!
ワシが唯一ライバルと認めるお前が、そんなことを言い出すとは!!
思い出せライト!!
ワシらがなんで只の機械にすぎなかったロボットに“心”を持たせたかを!!」
Drライト「……ワイリー……」(回想へ)
教授(若かりし頃のライトとワイリーの)
「心…?そんなもの、ロボットには必要ないだろう。
人間より力が強く、過酷な環境でも活動できる能力があるのはロボットが道具だからだ。道具なのだから、人間の命令さえ実行していればそれでいい」
Drライト(若かりし頃)「…人間の命令が必ず正しいとは限りません。
命令する側が間違うことだってあるかもしれない。
…彼らロボットが人間よりも能力的に優れているからこそ“心”が必要なんです。
“心”のない力は、時として悲劇を生みます。
だからこそロボットは、“道具”ではなく“人間のパートナー”になるべきなのです。
彼らロボットが自分で経験し、自分で考え、自ら答えを出す…
それこそが…」
教授「話にならんな」Drライト「!?」
教授「トーマス・ライト…
キミのような優れた学生からそんな夢物語を聞かされるとは…
その頭脳をもっと有意義な研究に使いたまえ」
Drワイリー「…俺と同じ考えを持つ奴がいたとはな…
ロボットに“心”を持たせると言ったところで、頭の固い教授らには理解できんさ」
―――そして、私たち(ライトとワイリー)は、
ロボットに…
“単なる機械では持ち得ない感情”を…
“優しさ”と“思いやり”を…
“理想”と“誇り”を…
しかし、偏った感情だけでは“心”は持てない―――…
“喜び”のために“悲しみ”を与え―――
“笑い”のために“涙”も与え―――…
“勇気”のために―――…“絶望”も与えた……
Drワイリー「諦めるなライト!!なんとかするんだ!!オレとお前で!!」
Drライト「もちろんだ!!オレたちふたりの手にかかれば直せぬロボットなどあるものか!!」
Wワイリーが手がけたロボット達
【自作のロボット】
【彼がちょっかいを出したもの】
- ブルース
- 未来のロックマン(クイント)
- ほか一部のライトナンバーズ
【ワイリー製と思われるもの】
- ゼロ
- ロボット破壊プログラム
- サーゲス
- アイゾック
W余談
『ロックマンX』シリーズには彼を彷彿とさせるキャラクターが何度か登場する。
X2のサーゲスはエックスを「ライトの忘れ形見」と呼び、散り際には「また敗れるのか」と口にしている。
X4でもドクターらしき人物がシルエットで登場。
X6のアイゾックはエックスがハイマックスを倒すと憤慨、ゼロがハイマックスを倒すと歓喜する。
「ゼロの事は自分が一番知っている」、「ゼロこそが最強」などゼロに相当入れ込んでいる様子(X5でも存在が示唆されているどころか、シグマのパトロンとして事件に関与している節が見受けられる)。
ゼロに対して「また会おう」と言い残して退場したため、今後の続編が出るとすればアイゾック(もしくは彼の魂を持つもの)の再登場が期待されている。
その後長らく初代の系譜にあたる作品では姿が確認されていなかったが、Xよりも遥かな未来に当たるロックマンZXAでは初代ロックマンに登場する三大博士と同じ名前を持つ『三賢人』(世界で一番エライ人)の一人『マスター・アルバート』が登場している。彼がスペアボディに移し替えたワイリー本人なのか、はたまたエグゼのリーガルのような自分の子孫なのかについては定かではない。
また、こんなエピソードがある。
その昔、カプコンがロックマンの敵キャラを募集していた頃、募集期間の締切を過ぎた後に一通の応募手紙が届いた。
しばらく経ち、その手紙の送り主に一通の手紙が届く。
「あいにくじゃが、今はロックマンを倒すロボットは募集していないんじゃ 次の機会にまた送ってくれ ワイリー」
実は子供の夢を崩さない、いいじいさんである。
スーパーアドベンチャーロックマンというゲームでは、ワイリーの「自分のロボットに対する愛情」がきちんと描かれている。
池原氏のマンガでは「ロボットがどんなに壊れようと知った事か」と暴言を吐いていたが、
元々公式ではニコニコしながらロボットを作っているイラストも有り、きちんと愛情を持っているのである。
世界そのものを滅ぼす事は望んでおらず、「悪人だが憎めない」という側面が強調されている。 100年後にしでかす事はこの際気にしてはいけない。
『ギガミックス』最終話ではコミカルなキャラとして描かれているが、時系列的には後となる『メガミックス』9編ではシリアスな面が強調されている。
ちなみに、ギガミックスでは若い頃の2人が共同製作したロボが登場しているが、
元ネタは2のボスコンテスト用の公式イラストに描かれた、ワイリーが笑顔で作っている黄色いロボである。
『ロックマンエグゼシリーズ』の世界について、エグゼ5や劇場版では若い頃の彼と光正が登場しており、
そのデザインは後に『ロックマンギガミックス』のワイリーとライト博士の若い頃の姿としても使用された。ワイリーは非常にイケメン。
有賀先生は、青野武氏とはCD『ロックマン10 イメージサウンドトラック』の収録現場(飯塚昭三さんと青野さんによるドラマ風トラックの収録)で会っており、青野さんが亡くなられた際はその時の思い出を語っていた。
ロックマンが参戦する、大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS/Wii Uでは、
『ロックマン2 Dr.ワイリーの謎』に登場するワイリーキャッスルが『ワイリー基地』としてステージになっている。
ワイリー本人はフィギュアで登場しているが3DS版とWii U版でポーズが異なっている。
スマブラSPでは歴代シリーズでも最強の7のワイリーカプセルに搭乗してアシストフィギュアで参戦、原作のエネルギーボールで攻撃してくる。
広いステージなら当たる事は少ないが、浮いているため攻撃が当てにくいものの撃破すればお馴染みの土下座が見れるため3D且つフルHD画質の土下座は必見。
追記・修正してくれ!(土下座)
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