アンブローン・ジウス

ページ名:アンブローン_ジウス

登録日:2012/04/19(木) 16:48:51
更新日:2023/10/10 Tue 10:59:58NEW!
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第2次z 再世篇 バンプレストオリジナル 滝沢久美子 聖インサラウム王国 ネタバレ項目 マッドサイエンティスト 科学者 次元獣 スパロボ クソババア → なんか憎めないおばあちゃん 奸臣→忠臣 不幸な青春 若い時はかなり美人 アンブローン・ジウス エクサ・アダモン





陛下ノ…陛下ノ為ニ…!!



アンブローン・ジウスは第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇の登場人物。


CV:滝沢久美子


聖インサラウム王国の宰相であり、科学者である。








以下ネタバレ含みますので閲覧注意






前作で破界の王ガイオウが倒され破界事変が集結した後、ZONEを使い旗艦パレス・インサラウムや聖インサラウム王国の臣民と共に転移してきた老婆である。
おとぎ話に出てくる『魔法使いのお婆さん』然とした胡散臭い面構えが特徴。



聖インサラウム王国が破界の王によって壊滅(最終的に滅亡させたのは戦闘に伴うZONEの暴走であるが)前は、科学庁の長官を務める科学者であった。


インサラウムの混乱時期に王国の宰相となり、現在は皇子であるユーサー・インサラウムの補佐をしている。



宰相であるも、典型的なマッドサイエンティスト。
研究している分野である次元科学の探究の為なら排除しようと目論んでおり、弱気で優しい性格の皇子を利用して次元獣を戦力として提案し、強引に採用させたり禁忌となっていた次元科学の研究を許可させたりと専従をしていた。
ただ、皇子自身も内心自覚してアンブローンの思惑は悟っており国のためにあえて見逃していた…詳しくは後述。



また次元科学の結晶たる王家に伝わりし聖王機ジ・インサーをも狙っており、本来ジ・インサーは戦場に出る事自体あってはならない事になっているにも関わらず、これを継承しているユーサーを理由をつけては出撃させ、あわよくば葬ろうとしていた。


次元科学に関しては一定の成果を上げており、次元獣に制御装置を付けて戦力としたり新型の次元獣を作ったりと科学者としては優秀。


また人工のリヴァイブセルを製作し、実験としてスフィア・リアクターであるクロウ・ブルーストを狙う…が、直前にエスター・エルハスが間に割り込んだ為失敗するも代わりにエスターが次元獣化。


代わりに次元獣化したエスターを捕らえて研究するも益になるような成果は得られず、以降もクロウの次元獣化を狙っていた。
…だが人間の次元獣化は素材とエネルギー面で効率が悪い事もあって、その計画は本格始動する前に立ち消えとなった。


その後、ジェラウドがクロウとの決闘に敗れ戦死した際、ジェラウドのを契機にユーサーが奮起。
これまで彼女が隠し通してきたつもりであった腹の内の全てを見透かしていた事を明かし、彼女が増長しユーサーを亡き者にしようとしている事や、何者かから技術提供を受けていた事、全てを承知の上でそれらを「無力な王家がそうさせた」として彼女を赦すと言って腹の内に隠す全てを吐けと迫る。
その威圧感に押され、マリリン・キャット曰く「借りてきた猫」のごとく従順になり全てを正直に話してしまう。



それは彼女がアイム・ライアードと通じていた時期があり彼からの次元科学の提供によって制御次元獣やZONEを開発に成功した事だった。
また多元世界に攻め入る事を進言した事や、暗黒大陸の次元の壁を払った事もアイムに指示されての事。
言ってみれば前作のシオニー・レジスと全く同じで、アイムにいいように利用されていたわけだ。
が、ジェラウドの戦死後に、ユーサーがアンブローンの勝手を許さなくなった事もあって、その繋がりはなくなった。
アイムザマァwww



ユーサーに諭された後は改心し、インサラウムの民達のためと研究を進めていた。
ユーサーの真意を知っておりあえて自身も悪役を演じることで忠誠を示していた。
多数のアークセイバーがユーサーの悪行についていけず、少数のアークセイバーと次元獣のみとなった後もマリリンと共に火星のZONEにてZEXISとの決戦に挑む。
パレス・インサラウムが大破した後、最後の奉公とばかりにパレス・インサラウムごとリヴァイブセルを撃ち込み人造次元獣エクサ・アダモンと化した。
半ば次元獣に意識は取り込まれかかってはいるもユーサーへの忠誠心は失われてはいない。
最後はZEXISに討たれて戦死する。


従来のスパロボには禁忌の力を追い求める第3次αのエツィーラ・トーラー、
自身の実験のために他者をサンプルとして利用するOGのアードラー・コッホやアギラ・セトメ、
世界を犠牲にしてでも自身の研究成果を見届けようとするMXエルデ・ミッテ
など、『研究に取り憑かれた悪いババア』が多数存在しており、彼女もまたそうした輩の一員に名を連ねると誰もが予想していた。
そうした中で中盤の変心を境に敵ながら主君への忠誠心に殉じた最期を遂げたことは、再世篇最大のサプライズのひとつといえるだろう。
★搭乗機

  • パレス・インサラウム

聖インサラウム王国の旗艦であり王宮。
グレートアクシオンはコレの設計図を元に作られた物であり、細部が異なる。
グレートアクシオンとの差別化として、次元力反応炉・時空振動システムは完璧になり、武装に『次元転移砲』が追加されている。


ちなみに、次元獣化した時に破戒の騎士団と言う技がありそれの演出終盤にアンブローンのカットインがあるのだが…
その時髪留めが割れ、なんと若返る。
しかもつり目の美少女だったりする。








余談だが次元獣化した際の顔はロックマンゼロの黒幕Dr.バイルに似ている(っぽいだけだが)。




また設定的にも、自分の発明によって勝利をもたらそうとして地球を不毛の大地に変えたという点で非常に似通っている。


しかし妙な設定の符号を見せる二人だが、バイルは罰を受けて狂気に染まったのに対して、アンブローンの場合は「許された」。
もしも許されなければ彼女はただの国賊として殺されたかバイル同様に狂気に染まっていただろう。


その点では彼女は幸せだったのかも知れない。



追記・修正は寛大な心で彼女の全てを許してからお願いします。


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  • ガイオウの襲撃で国土も戦力もがた落ちだったインサラウムがガイオウが居なくなった(いたけど)再世篇で世界一つを相手にして戦争を仕掛けるなんて狂気の沙汰にしか思えないんだけどこの人の暴走が理由なのか -- 名無しさん (2013-09-13 11:53:09)
  • ↑国土と云うか世界から次元力が枯渇して復興自体が無理になってたからじゃない?
    次元力なんてものを使ってるから話が大きくなってるだけで。 -- 名無しさん (2014-01-21 02:17:00)
  • 記事間違ってるぞ、『専従』だと一途に働いてるって意味になる。正しくは『専横』(自分の好きなように行動するの意)。 -- 名無しさん (2014-03-21 02:46:26)
  • マルグリッドさん涙目だったが陛下共々に何とも見事な化けっ振りだった。 -- 名無し (2014-05-20 00:30:11)

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