登録日:2010/04/06(火) 08:49:29
更新日:2023/08/18 Fri 18:48:12NEW!
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週刊少年ジャンプ 集英社 漫画 西尾維新 テレビ東京 めだかボックス 13 能力者バトル 厨二病 異常(アブノーマル) 過負荷(マイナス) 悪平等(ノットイコール) 言葉(スタイル)使い アニメ gainax 12年春アニメ 12年秋アニメ 濃すぎるキャラクター性 色物の巣窟 リョナ 性の目覚め 完結 暁月あきら 普通(ノーマル) 特別(スペシャル) 設定破綻 アナザー戯言シリーズ 九州人ホイホイ
世界は平凡か?
未来は退屈か?
現実は適当か?
安心しろ。
それでも生きることは劇的だ!
めだかボックスとは
原作:西尾維新
漫画:暁月あきら
により週刊少年ジャンプ、平成21年24号~平成25年22.23合併号まで連載されていた漫画作品である。
ジャンルは「学園異能インフレ言語バトル漫画」。
その言葉通り西尾作品恒例のの言葉遊びや軽口が非常に多く、非常に人を選ぶ作品。
キャラクターも『こういった』『括弧付けて』『しゃべったり』、全部数字だったりと訳の分からない言い回しをするキャラだらけ、
後半に至ってはセリフをこういう傍線で消したりするなどもはやアニメ化させる気すらなかった。
単行本は全22巻&ファンブックが発売中。
話数のカウントは「第○○箱」
[ストーリー]
一年生ながら圧倒的支持率で箱庭学園生徒会長に就任した主人公の黒神めだか。
「人の役に立つため生まれてきた」と豪語する彼女は、もう一人の主人公で幼なじみの人吉善吉とともに、
目安箱に投書された学校内における悩みや問題を解決する為「生徒会を執行する」-。
[箱庭学園クラス]
(普通クラス)
普通科…1~4組
体育科…5・7・9組
芸術科…6・8組
(特待クラス)
特別普通科…10組
特別体育科…11組
特別芸術科…12組
(特別クラス)
異常者クラス…13組
過負荷クラス…-13組
※10組以降は特待生のクラス
※13組は登校義務が無い
※-13組は大半以上が来ていない
[登場人物]
役職名は第99代生徒会のもの。
- 黒神めだか 一年十三組 役職:生徒会長
異常(アブノーマル)
主人公でありながら、一人称の心の声が一切でない。
不知火不知編で一度死んだ際ようやく出てきた。
- 人吉善吉 一年一組 役職:庶務
普通(ノーマル)
名前の由来は熊本県人吉市。
真の主人公にしてヒロイン。そして一級フラグ建築士。
- 不知火半袖 一年一組
過負荷(マイナス)
カービィのような胃袋をもつロリ
- 阿久根高貴 二年十一組 役職:書記
特別(スペシャル)
万能型の天才。専門は柔道。
- 喜界島もがな 一年十一組 役職:会計
特別(スペシャル)
金が大好きな水着美女。肺活量はクジラを超える。
- 球磨川禊 三年-十三組
過負荷(マイナス)
元ラスボス候補にして現副会長、そして人気投票ぶっちぎり一位の男
- 名瀬夭歌 二年十三組
異常(アブノーマル)&過負荷(マイナス)
微妙にツンデレなお姉ちゃん。
腕ブラ
- 江迎怒江 一年-十三組
過負荷(マイナス)
登場するなり色んな意味で読者の度肝を抜いたヤンデレ。
善吉の愛人。
公式チートな裏ボス
ジャンプをバカにする様なメタ発言が多い西尾の解りにくいツンデレ。
- 雲仙冥利 二年十三組 役職:風紀委員長
異常(アブノーマル)
9歳で箱庭学園十三組に抜擢された作中一の厨二病。
[これまでのあらすじ]
生徒会執行編【1~3巻】
三巻序盤まで。目安箱の執行に伴い善吉が苦労するというコメディ色が強い。2~3巻から物語全体を通しての用語などが出始める
十三組の十三人編【3~7巻】
七巻中盤まで。フラスコ計画を巡り異常(アブノーマル)達が入り乱れる。
球磨川事件編【7~11巻】
十一巻中盤まで。球磨川禊によって箱庭学園に新たな騒動が巻き起こる。
黒神めだかの後継者編【11~16巻】
悪平等(ノットイコール)である安心院なじみの目的とは?これまでの伏線が一気に回収される。
漆黒の花嫁衣装編【17~18巻】
めだかの婚約者を決める漆黒宴が開かれ、初めて箱庭学園外が舞台となる。
宴に反発し戦うめだかと彼女を追う第100代生徒会のパートが交互に描かれる。
不知火不知編【19~21巻】
これまで謎の多かった不知火家の運命とは?
黒神めだかの後継者編辺りからの伏線を回収しつつ物語は終焉へ……
未来へのブーケトス編【22巻】
堂々の完結編。
学園を去るめだかとそれを止めようとする皆がバトルする百輪走が開かれる。原作者曰く「カーテンコール」
[用語]
★普通(ノーマル)→周りにいる普通の人達。特別なスキルはないが、普通の中にも十分凄い人達もいる。
例:人吉善吉
クラス:1~9組
★特別(スペシャル)→異常ほどではないが、何かしらの能力が普通の人よりも抜き出ている。
例:阿久根高貴、喜界島もがな
クラス:10~12組(特待クラス)
★異常(アブノーマル)→常人では不可能なことを当然のように行い、常に異常な結果を生み出す人達。基本的には一つの才能のみに特化しているため、オールマイティー型は稀。
例)
特化型:黒神真黒、日之影空洞
万能型:黒神めだか、雲仙冥利
クラス:13組
★過負荷(マイナス)→本来なら欠点でしかない才能・人格「マイナスの利点」を持っている人達。完全させても無意味で、能力をコントロールするつもりは無い。
例:球磨川禊、江迎怒江
クラス:-13組
★悪平等(ノットイコール)→「自分以外は平等にカス」で、全て平等で同意味だという論理観を持っている人達。クラスは特に無い。
例:安心院なじみ、不知火半纏
★言葉(スタイル)使い→言葉に関する力を使う者達。能力使いとははっきり区別されるが、具体的な違いは不明。めだかの元婚約者、鶴喰梟を起源としている。
例:鶴喰鴎、贄波生煮
★フラスコ計画…項目参照
[作品について]
元々は、生徒達の悩みに生徒会長であるめだかちゃんが答え、問題を解決する一話完結のコメディ路線漫画であった。
それで人気に翳りが見えたのか、何度も打ち切りのピンチに遭ってきた。
しかし、雲仙の登場により「十三組の十三人編」や、それ以降もマイナス十三組が登場する「生徒会戦挙編」などの
バトル路線へシフトし(まるで西尾のデビュー作のようだ)、掲載が下位にも関わらず新キャラをばんばん出して伏線を広げまくった結果
2013年春頃まで中位~下位をさ迷いつつ連載した。
西尾特有の人を選ぶもののハマる人はハマる作風は漫画でも健在であったようで、連載中はそれなりに話題になる事も多かった。
特に「一年間は大人しくしておく」という約束の期限が切れた後の球磨川禊登場からはコアなファンもそこそこついていたり。
一巻発売当時はおっぱいに釣られたか売り切れが続出しオークションで初版がそれなりの値段で取り引きされたりした。
……が、続刊はジャンプコミックスの中でもさほど売れてる訳では無い為、一巻当時は供給が低すぎただけであろう。
因みに登場人物の名前にはある共通点がある。
殆どの登場人物名が九州地方の地名からとられているのだ。
例:黒神 人吉 不知火 阿久根 喜界島 雲仙 八代 球磨川 宗像 平戸 都城
地元の人はピンとくるだろう。
余談だが、血液型が判明しているキャラクターの血液型は全員AB型である…
生徒会の名において追記・修正を執行する!
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▷ コメント欄
- 西尾先生〜長い間ご苦労様
ただヤッパリラノベに専念してほしい -- 松永さん (2013-04-19 12:23:52) - 球磨川禊と安心院なじみは凄い人気出たけど、それ以外はやっぱ微妙って印象。 -- 名無しさん (2013-06-28 21:02:47)
- そういや、他の作品と違ってアニマックスでやらなかったな -- 松永さん (2013-06-28 21:31:00)
- いつかまた復活してほしい。 -- 名無しさん (2013-09-05 16:12:04)
- ↑でも卒業したしな -- 松永さん (2013-09-24 02:02:46)
- ↑新キャラや新主人公を設定すれば続編は作れるよ。 -- DCD (2013-09-24 08:58:06)
- 正直バトルが始まる前の方が好きだった -- 名無しさん (2013-09-24 09:11:37)
- 屁理屈で面白い漫画は成立させられない。言葉遊びじゃなく絵の説得力で読者を捩じ伏せてみせてほしかった -- 名無しさん (2013-10-18 05:58:24)
- 黒歴史
小説にしとくべきだったな -- 名無しさん (2013-10-18 10:07:34) - 戯言っぽさがあって面白かった。デビューした頃の作風に近いというか -- 名無しさん (2013-11-15 07:42:00)
- 球磨川が敵だった頃の面白さが半端じゃなかった。味方になってからはだめだありゃ -- 名無しさん (2013-11-15 08:20:40)
- せめて屍姫くらい
引き延ばしをして
球磨川先輩登場ならかなり盛り上がったかな -- 松永さん (2013-11-16 01:10:53) - 良くも悪くも「西尾維新」の作風を体現してる
アンチ王道と見せかけて実は王道だったり -- 名無しさん (2013-11-19 19:20:09) - 暁月先生 西尾先生と別れたのか -- 松永さん (2013-11-20 23:32:58)
- 好きだったよ、これ。ただ、面白かったのは面白かったが、ちょい理屈っぽ過ぎて少年誌に載せるには地味な所が多かったのが難点かな。 -- 名無しさん (2013-12-01 00:36:57)
- 結局、AB型は何の意味があったんだ・・・ -- 名無しさん (2014-01-24 12:47:05)
- 超展開がインフレしすぎて何が起きてもまるで驚けないという -- 名無しさん (2014-04-15 19:00:00)
- AB型は「AB(アブ)ノーマル」、原作者がファンブックにて「どのキャラも本編で語られないところでも変人奇人であって欲しい」って書いてたからそれが全員AB型の理由かと。それはともかく、消失しりとり、凄かった -- 名無しさん (2014-04-17 02:35:09)
- 編集部と一年間大人しくするとか約束してたらしいけど、それが無かったらどうなってたのだろう?宗像さん辺りで我慢出来ずに漏れ出てきて、球磨川さんから西尾全開って感じだったようだけど -- 名無しさん (2014-05-03 22:38:18)
- 球磨川辺りりから面白くなったとも言われるし、球磨川辺りで止めておけばとも言われる -- 名無しさん (2014-05-09 11:30:46)
- 独特な雰囲気持ってて何が面白いのかとか、どうして好きになったのかとかは語りにくい作品。でもやっぱり台詞回しとかネーミングかな。最後まで飽きない展開の連続でかつてないほどハマったと言っても過言ではない。 -- 名無しさん (2014-06-01 00:10:04)
- めだかは万能型の異常性というより異常性の結果万能化したっていうのが正しいかと -- 名無しさん (2014-06-24 10:46:31)
- ファンからも黒歴史扱いされたり西尾らしいと言われたりで評価がよく分からない作品 -- 名無しさん (2014-06-24 11:42:05)
- そこそこ好きだった。でもジャンプ連載中は正直無理に延命させて無理矢理人気(?)漫画にしてる印象だった。 -- 名無しさん (2014-06-24 13:50:36)
- こういうくどいくらいの理屈と実は立派な少年漫画的な熱さを両立させる作風は好きだ。今ならスクエアの方だが「終わりのセラフ」とか。そういえばあれも原作はラノベ作家だな。 -- 名無しさん (2014-06-24 13:57:29)
- マイナス編は面白かったから、やっぱどんな漫画でも10巻分くらいは打ち切らずに続けてほしいと思った -- 名無しさん (2014-06-29 17:25:35)
- 最後まで好きだって言う人を殆ど見かけないのが残念 漆黒宴編も不知火編も好きなだけに(バーミー活躍させろとか文句言いたいところも少なくはないが) -- 名無しさん (2014-06-29 17:59:49)
- 本人の生き様や考え方が能力に直結する点とかは色々と面白かった。ただ破綻も多過ぎてな -- 名無しさん (2014-06-29 20:37:24)
- キャラクターは面白いが、バックボーンというか、世界観が今ひとつな感じ -- 名無しさん (2014-06-29 20:52:27)
- 世界観については多分あえて練らないことによってどんなおかしいキャラが出てきても許容できるようにしてるのだと思う(打ち切り対策?)作者もいきなりロボットが出てきてもそんなに気にならないこの作品の世界が好きだとか言ってるしね -- 名無しさん (2014-06-30 00:05:33)
- いうほど矛盾とかあんまりない。いや、あったとしても普通に脳内補完できる程度。物理法則とかそんなのは気にしちゃ負けなんだけど -- 名無しさん (2014-06-30 00:08:09)
- 週刊で読んでただけの俺にとってはキャラは思い出せるのにストーリーはほとんど思い出せない漫画 -- 名無しさん (2014-10-03 12:47:53)
- かなり面白かったよ ジャンプに吹いた新風だった -- 名無しさん (2014-11-01 20:53:24)
- ジャンプのまとめ -- 名無しさん (2014-11-01 21:56:57)
- とかでチラホラ言われてた、「ジャンプやラノベのあるあるネタをドヤ顔で皮肉る割にはジャンプ漫画にも成りきれず西尾のカラーも出し切れてない半端モノ」が的確過ぎた…… -- 名無しさん (2014-11-01 22:06:04)
- あ、作画の先生は頑張ってたと思います -- 名無しさん (2014-11-01 22:06:55)
- 結構好きなんだがなあ…なんだかんだで個人的には楽しめたし。 -- 名無しさん (2014-11-03 22:03:00)
- 今でも一巻から読み直したりする。作者の心理描写と広い視点、台詞回しは本当に凄いと思う。絵も見やすい -- 名無しさん (2014-11-03 23:51:54)
- いやジャンルはシュールギャグ漫画って球磨川が言ってたろ -- 名無しさん (2014-11-04 00:17:51)
- 実は最初の印象はあんまり好きじゃなかったけどどこかで「ボーボボ枠」って聞いてからは妙に納得して楽しく読めるようになった -- 名無しさん (2014-11-04 00:20:51)
- ↑↑「学園異能インフレ言語バトル漫画」は作者曰くね。シュールギャグな要素も多いけど「友情・努力・勝利」もちゃんと描いてると思う -- 名無しさん (2014-11-04 00:26:26)
- これで西尾維新を知った。こういう作風見たこともなかったからこれでどっぷりハマった。けど漆黒宴~最終回あたりから食傷気味になって一気に冷めた -- 名無しさん (2014-12-07 19:27:37)
- メタネタは行き過ぎると寒くなるの典型例 -- 名無しさん (2014-12-12 12:51:09)
- ↑全て狙ってやってる確信犯なのがまた性質悪い -- 名無しさん (2014-12-12 15:23:49)
- 内容がわかりにくいからか本家Wikipediaの登場人物が物語の途中までしか加筆されていない。 -- 名無しさん (2015-01-29 23:47:39)
- 改めて読み返すと、序盤の目安箱あたりがまたいい話だなあ、と。ただ第一話から「誰かの役に立つ時だけ私の心は安らぐのだ」みたいな後への布石みたいな台詞が出てきたところとか、ゾッとした… -- 名無しさん (2015-02-05 23:25:35)
- 3話あたりに出てきためだかちゃんに会長投票で負けた先輩が善吉懐柔しようとした時後に明らかになるめだかと善吉の関係性を言い当ててたりなw -- 名無しさん (2015-02-05 23:46:14)
- ↑×2、 ↑そんな感じで全巻読んだ後に最初から読み返すと新たな発見とかよく見えるね。心理描写とかに注目してみるのも面白い。「ああ、当時のめだかちゃんは〜」とかなったりする -- 名無しさん (2015-02-18 03:36:49)
- 大切なのは引き出しの多さじゃないという事がよく分かる作品でした -- 名無しさん (2015-02-18 06:24:32)
- ↑×5 やってることは単純明快だけど「完全な人間」とか「主人公」みたいな抽象的で曖昧な表現がWikipediaに向いてないっぽいね。原作の台詞をそのまま引用してやたらくどくなってたり -- 名無しさん (2015-03-09 18:15:54)
- 可愛くないと聞いていたが最終巻見て一言 -- 名無しさん (2016-08-25 13:36:02)
- ↑失敬続き めだかちゃん可愛いじゃん! -- 名無しさん (2016-08-25 13:37:02)
- なんだかんだで好きだけどな。球磨川ばかり注目がよく行くが -- 名無しさん (2018-06-27 19:45:03)
- 戯言シリーズをそのままジャンプに持ってきたような作品だから好き嫌いが分かれるのは仕方なし。↑実質いーちゃんみたいなもんだからそら人気出るよなって -- 名無しさん (2019-11-02 13:12:47)
- 個人的には面白かったけど確かに万人受けはしないだろうな。 -- 名無しさん (2019-11-24 12:31:59)
- 序盤に普通のコメディやってった頃の「この学園はいつから奇人変人びっくり箱になったんだ!?」「※最初からです」があとになって考えると全く文字通りの意味でそのとおりで笑える -- 名無しさん (2020-03-27 09:51:58)
- これ以上に文脈テイストや設定振りが普通のバトル漫画のそれではないという異常性のある漫画を知らない、というか西尾維新ヤバいw -- 名無しさん (2021-04-19 14:34:33)
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