登録日:2011/12/11 Sun 16:08:00
更新日:2026/07/05 Sun 17:12:31NEW!
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DG細胞とは『機動武闘伝Gガンダム』に登場する装甲材であり、またデビルガンダム同様話の根幹に関わる他、∀ガンダムの世界にも影響がある。
●目次
◆概要
そもそも本作に登場する機体の大半はディマリウム合金という重力、精神感応制御を可能とする装甲材から作られており、
ハイパーモードで機体が金色になったりするのもこの精神感応特性があるからこそだと言う。
さらに、この素材は自立した分子構造を持っていることが分かり、素材自身が設定された条件を記憶すれば、
経年変化することなく維持できることが判明した。また、プログラムの仕方によってはレアメタルハイブリッド多層材のような変化を
あたかも意識的に行っているように見受けられる性質も持っているという。
これをカッシュ博士らが研究・開発して地球環境再生マシンであるアルティメットガンダムに採用したのがU(アルティメット)細胞であった。
本来ならU細胞を構成する生物的なナノマシンによって環境浄化に役立つはずであったが
アルティメットガンダムがデビルガンダムと化したことで、あらゆる物質を自身の制御下に置く「DG細胞」となってしまった。
このDG細胞に感染すると普通の人間ならまずゾンビ兵と化してしまう他、肉体が強化されるも狂暴化し、脳が侵食されると救う手立ては無い。
また、死者を蘇らせることすら可能であるが、その場合は完全にデビルガンダムの支配化に置かれたゾンビそのものとなる。
事実復活させられたムハマンドやチャップマンはまともな言葉すら発せず、生前の人格は何処にもなかった。
劇中での描写を見る限り感染した人物は負の感情を増幅させられて狂暴化している(アレンビーなど)が、
「悪魔」の名にふさわしく欲望にまみれた人物を支配下に置いており、そうしたキャラは性格に変化は見られなかった(主にウルべやミケロ、ウォンなど)。
この他、自在に機体を変化させられることも別の機体に憑依して姿を変えさせてしまうことも出来、
デビルガンダム四天王はこうした経緯で登場している(ウォルターガンダムは後からノーベルガンダムに憑依していたと思われる)。
一応、精神力の強い人間ならば逆に制御下においてしまう事もできるが、
劇中ではこうした事が出来たのは東方不敗とシュバルツのみであり、普通は無理と言っていいだろう。
また、ミラボーやアレンビーのように浸食が浅い場合にはシャッフルの紋章の力で浄化する事も出来る他、
セイットに至っては病院による医学的措置によってDG細胞の呪縛から解放された描写がなされている。
◆関連する機体
該当項目参照。
デビルガンダム四天王の頭であったが、機体の修復・偽装工作以外に使用されていない。
元となった機体はクーロンガンダムであるが、本来のクーロンガンダムとは全くの別機体で、一時的に擬態しているだけ。
デビルガンダム四天王。
グランドとヘブンズソードはジョンブルガンダム、ネロスガンダムがDG細胞により自己進化を遂げたゲテモノガンダム。
カン違いしている人が多いが、上記の通りウォルターガンダムはノーベルガンダムが自己進化した機体ではなくただの偽物である。
- グランドマスターガンダム
デビルガンダムコロニーの動力炉。
四天王の機体を全て合体させたような外見をしており、凄まじい巨体とそれに見合った攻防、四天王の比ではない再生能力を有する。
デビルガンダムによって、破壊されたMSの残骸などを元に無限に生成される分身。
パイロットはゾンビ兵であり、本人の意思は全く無い。
地形によって様々な形状に変形する他、作中ではドラゴンガンダムやマスターガンダムの偽物も登場した。
- ガンダムヘッド
デビルガンダムから生成される巨大な人面蛇のようなMS。装甲はDG細胞の塊。ガンダム頭のジムではない。
- ファラオガンダムⅣ世
- ミナレットガンダム
- ミラージュガンダム
- ゼウスガンダム
DG細胞により浸食され、パイロットごと取り込まれてしまう。(ミラージュガンダムのミラボーのみ、浄化され洗脳が溶けた)
- ガンダム・マスター独狐
- ガンダムゴングショー
- ガンダムフォローミー
- ガンダムリアルカンフー
- ガンダムマトリョーシュカ
外伝・天地天愕に登場したダークシャッフルの駆るガンダム。
デビルガンダムの影響で世界各地に残されていたDG細胞から作られている。
◆後日談
更に一説には、∀ガンダムの世界観を成すナノマシンは実はDG細胞の発展形であるという説がある。
それによれば、Gガン本編の後地球や火星のナノマシンに人類排除のウイルスを流布させるテロが起こり、
その後長い間危険な技術として封印された後、ムーンレィスによって研究が再開され、
本来の目的であった地球環境の再生など平和利用されていったらしい。
これらのナノマシンには、目的用途を越えた進化・再生・増殖を食い止めるアポトーシスのプログラムが組み込まれたという。
∀ガンダムもナノマシンによって自動修復が可能という点はDG細胞の自己再生を思わせ、
また月光蝶もボンボン版では「本来は汚染物質分解型のナノマシンを拡散させるシステムだった」とコレンが述べており、
「過ぎた浄化」という点ではDG細胞にも通じるものがある。
∀を製作した富野監督はGガンダムを気に入っているといわれるが、他の作品が劇中では黒歴史の映像や登場メカの型番等に留められているのに対し、
Gガンの設定が作品の根幹に関わっているのを見ると、この噂も真実味が帯びてきそうである。
DG細胞は『機動武闘伝Gガンダム』における物語上の中心設定であるが、その思想的構造は、宇宙世紀作品や富野由悠季監督が提示してきた「同化」「虚構」「認識」「死者の意思」「最適化の暴走」 というテーマと深い連続性を持つ。
宇宙世紀ではサイコミュやサイコフレームが精神と機械の同化を促す装置として描かれたが、
Gガンダムではモビルトレースシステムによって肉体レベルの同化へと極端化されている。
DG細胞はこの同化をさらに推し進め、人間・機械・環境の境界を完全に消失させる。
富野作品ではニュータイプ(ガンダムシリーズ)は「虚構として成立する意思疎通」であり、戦闘中の会話は編集によるフィルムのマジックとして描かれる。
Gガンダムではこの構造が肉体化し、拳を交えることで心が通じるという虚構的認識が物理的儀式として成立する。
DG細胞による「人格の消失」「支配」は、認識の境界が崩壊する極端な例といえる。
Zガンダムでは死者の意思が力として作用し、UCでは歴史的・社会的文脈で再解釈された。
Gガンダムでは、DG細胞が死者を蘇らせるという形でこのテーマを肉体的に再演し、人格を持たないゾンビ兵として支配下に置く。
これは「死者の意思の暴走」という宇宙世紀の構造をより直接的・生物的に表現したものといえる。
逆襲のシャアのサイコフレームは、人間の認識を超えて“奇跡”を起こす最適化の暴走として描かれた。
DG細胞はこれをさらに極端化し、環境を最適化するはずのナノマシンが暴走し、人間・機械・環境を無差別に支配するという構造を持つ。
この思想は∀ガンダムのナノマシン設定にも影響を与えており、「過ぎた浄化」「自己再生」「アポトーシスによる制御」など、DG細胞の思想的系譜が黒歴史を経て再構成されている。
2025年1月より本編から12年後が舞台となっているエピソード「三侠新傳」にてDG細胞関連のその後が判明した。
デビルガンダム消滅時に地球に降り注がれた本体の屑「DGダスト」にはエネルギーが残っていた。
アルティメット三大理論こそ機能していなかったが爆発等の危険が残っているこれらを放置するわけにはいかず、ガンダムファイトを一時中断してでも全世界から駆除しようとハンター制を導入して一掃しようとしていることが語られている。
DG細胞は単なる悪役設定ではなく、ガンダムシリーズ全体を貫く思想を、肉体・生物・環境レベルで極端化した存在である。
富野作品が精神的・認識的な領域で描いたテーマを、Gガンダムは肉体的儀式として再構成し、DG細胞はその最終的な暴走形態として位置づけられる。
◆派生作品におけるDG細胞
ゲームでもその特性からデビルガンダム同様様々な設定に使われている。
OPパーツやアビリティとして登場しており、上位版として「ネェルDG細胞」や「アルティメットガンダム細胞」がある。
HP,ENを回復してくれるので、有り難い。
宇宙脱獄囚による組織ETFの基地をデビルガンダムが襲った事でDG細胞が大量にばら撒かれ、
ザラブ星人やメトロン星人、ゼットンやパンドンと言った怪獣たちがDGゾンビと化して襲い掛かってくる他、
ウイングガンダムとガンダムデスサイズのデスアーミーを生成するなど、やりたい放題のクロスオーバーを行っている。
また、ラスボスであるゼストはユーゼス・ゴッツォがデビルガンダムにウルトラ戦士のカラータイマーの力を組み込んで生み出したものである。
つまりは DG細胞+クロスゲートパラダイムシステム+ディファレーター光線=ゼスト。 何ちゅうことをしてくれたのだ。
その万能設定から他作品とのクロスが非常に多い。
他作品やオリジナルの敵組織にも度々悪用され、オリジナルの新デビルガンダムが誕生したり、他作品の機体や衛星などがより凶悪なものになったり、
死亡したはずのキャラが一時的に蘇ったり、アイアンリーガーの洗脳に使われたりしている。
また、進化を司る超エネルギーことゲッター線とは何らかの関係がある描写が多い。
今の所Gガンが登場している最後の作品『スーパーロボット大戦T』ではヒゲジジイ×3の暗躍のせいで
ゾンダーやインベーダーと食い合わされるという恐怖の蠱毒が行われたりしたが、
最終的にDG細胞が浄化されることでアルティメットガンダムに戻り、東方不敗と共に機界昇華された星を救うべく旅立って行った。
地に落ちた悪魔が天使に戻ることが出来たわけである。
雑誌『コミックボンボン』に連載された、模型を使ったフォトストーリー。
デビルガンダムと交戦しDG細胞に侵されたネオジャパンの特殊部隊員の身体にはDG細胞抑制装置が埋め込まれ、
終盤にはDG細胞制御装置の開発も行われている。
追記・修正は、DG細胞に支配される覚悟のある方にお願いします。
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- BYDO「ほウ、興味深イな」 -- 名無しさん (2013-08-01 01:08:39)
- スパロボIMPACTの4コマで、ラー・カイラムに強化パーツのU細胞を装備させたら、ラー・カイラムとブライトさんがDG細胞に感染した…ってのがあったが、スパロボ世界で実際にこんな事があったら怖いな -- 名無しさん (2013-08-01 11:28:34)
- 物語構成上すごく便利な素材。万能のエネルギーと万能のマテリアルがロボットアニメには不可欠だからな。 -- 名無しさん (2013-08-12 20:00:13)
- OOのELSとどちらが凄いんだろう? -- 名無しさん (2014-03-28 19:47:13)
- トライエイジにて克服された模様。 -- 名無しさん (2014-03-28 19:58:21)
- リアルタイムで見た時かなり怖かった思い出があるな -- 名無しさん (2014-08-23 16:14:38)
- AG(=Angel Gundam)細胞は流石にないか。V2ガンダムやWゼロカスタムなら相性は良さそうだが。 -- 名無しさん (2014-08-23 18:00:02)
- 全て遠き理想郷やクレイジーダイヤモンドと並ぶ最高の回復マテリアル -- 名無しさん (2014-10-05 02:50:22)
- マシンセル、ズフィルード・クリスタルの元ネタ -- 名無しさん (2015-02-03 21:14:09)
- 金属化したネズミは幼少期のトラウマ -- 名無しさん (2015-06-16 01:47:39)
- ゲッター線「やっべぇ恐竜帝国根絶やしにしたけど余波でとんでもねーもん蘇っちゃったよ」 その結果が東方先生に詫びを入れたとかクロスオーバー柔軟すぎワロタ。それほどの危険物質なんだよなぁDG細胞…。 -- 名無しさん (2016-02-22 12:08:03)
- ハシュマル「DG細胞がほしい」 -- 名無しさん (2016-12-13 13:34:48)
- ↑やめてー、ただでさえ人を殺すことに特化した基本プログラムのお前がDG細胞なんて手に入れたらどんな怪物が生まれるか。本当に人類滅亡するわ -- 名無しさん (2016-12-13 21:26:56)
- スパロボでゾンダーと共演したらどうなるか楽しみでもある(ぉぃ) -- 名無しさん (2016-12-13 21:57:05)
- ↑耐性持ってないから一方的に食われておわるんじゃね? ゾンダーからしたらDG細胞の特性って必要ないし、感情エネルギーで爆発的に強化されるけど、Zメタルも似たようなもんだしなー。。 -- 名無しさん (2016-12-13 22:31:01)
- 東方不敗はDG細胞に犯されていないって暁に死すで言ってなかったか?…スパロボとかの話か? -- 名無しさん (2017-02-12 19:40:51)
- スパロボでいつか月光蝶やジェネシスみたいに人と世界を救うシーンを見てみたいな -- 名無しさん (2017-02-12 19:57:28)
- 設定が便利すぎる -- 名無しさん (2018-02-20 14:02:30)
- アニゴジのメカゴジラの設定が自律思考金属ナノメタル←これDG細胞味ある -- 名無しさん (2018-04-14 02:10:42)
- ↑4 スパロボRで死体をオリジナル敵が復活させたって設定があったな。本人の意識があったけど敵がそのようにしたのか東方不敗の精神力でかろうじて保っていたのかはわからん。 -- 名無しさん (2019-04-09 02:13:07)
- そもそも師匠は自分の身体がDG細胞に犯されていないってだけでDG細胞の使用そのものはマスターガンダムという形で普通にやってる -- 名無しさん (2019-04-09 19:33:35)
- ↑×5 直接ではないが何かもうそれに近いシーンを平成最後のスパロボで観れるなんて思わなかった。ちょっともらい泣きした -- 名無しさん (2019-04-09 20:34:45)
- ゲッター線とは64でも真ゲッターの強力なゲッター線がDG細胞を活性化させて死ぬはずだったシュバルツを生存させるコラボをやってたりする -- 名無しさん (2020-09-20 02:36:12)
- 鳳凰座の聖衣も実はDG細胞で構成されてたりして。 -- 名無しさん (2021-09-19 05:33:35)
- まさかDG細胞はゾンダーメタルと関係性があるの? -- 名無しさん (2021-09-19 05:34:50)
- 一時期スパロボ御用達だったな -- 名無しさん (2023-03-08 17:08:36)
- 『スーパーロボット大戦UX』では『SDガンダム三国伝』の登場人物達に対し「“想像力を得て、ただの自律兵器群からヒトとなった”ヒトマキナ達が正しく機械生命体としての進化を遂げた末に正真正銘の新たなヒトとなった可能性の姿」という解釈だったけれど、案外SDガンダム達もアルティメット細胞が「自己進化」の力で機械生命体になった姿かもしれないんだろうか……?「自己増殖(子どもを生む)」「自己再生(ケガが治る能力を持つ)」辺りも一致するし、感情の昂りに応じ更なる力を発揮したり精神的成長に伴い新たな姿と更なる力を得たりする者達も現れているし -- 名無しさん (2025-02-08 20:39:40)
- ネオジャパンコロニー見て地球再生どころかデビルアースになるのがオチじゃないのと思ってた。 -- 名無しさん (2025-02-08 21:02:03)
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