害地大臣ヨゴシュタイン

ページ名:害地大臣ヨゴシュタイン

登録日:2021/07/24 Sat 10:39:18
更新日:2024/05/30 Thu 13:53:07NEW!
所要時間:約 4 分で読めるナリ



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乾きひび割れた土よ!我、害地大臣ヨゴシュタイン!!


ヨゴシュタインは『炎神戦隊ゴーオンジャー』に登場するキャラクター。


CV:梁田清之
SA:清家利一


【概要】

蛮機族ガイアーク」の三大臣の一人で、大地を汚す害地目の蛮機獣を作り出す。
本名は「バロン・ヨゴレックス・ド・シュタイン」


一人称は「我」で語尾に「〜ナリ」を付ける。間違っても「絶好調ナリ」や某キテレツのあいつのように「ヨゴ助ナリ」とは言わない。



【人物】

ガイアーク三大臣の中ではリーダー的存在。
重厚感のある体格と渋味のある声が特徴で、威風堂々とした佇まいを醸し出している。
…だがその実態は、走輔ほどではないが、ガイアークのバカ&ギャグ担当。
宣戦布告を忘れたり、カガミバンキの活躍に祝杯を挙げてベロベロに酔っぱらったりとどこか憎めない悪役となっている。


豪胆な性格の持ち主で、仲間意識が強く部下への信頼も篤い。
特に、右腕である害地副大臣ヒラメキメデスをとりわけ可愛がっており、彼が発案した作戦にも積極的に協力している。
ヒラメキメデスの方も、ヨゴシュタインに実力を認めて貰えた事に深く恩義を感じている。


あいつはやればできる子ナリ!!


一方で、父親の総裏大臣ヨゴシマクリタインからの評価は今一つで「役立たず」呼ばわりされている。
また、ヨゴシュタインも自分の出自をキタネイダスケガレシアに語っていなかった事から、親子関係は最悪だったと思われる。
ただし、ヒラメキメデス戦死からの暴走した一件からのホロンデルタールの復活に執心した件を考えると、実は意外なほどに似た側面がある親子でもあったりする。



【戦闘能力】

パワーに優れた武闘派で、戦闘時には「ヨゴシュピア」と呼ばれる巨大なを使用する。
ヨゴシュピアから光線を発射することも出来る。
最も厄介なのは、必殺技のゼンマイネジ攻撃。
この攻撃で体内にゼンマイをねじ込まれた者は、人であろうと無機物であろうと銅像化してしまう。



【暴走】

登場から暫くはギャグとシリアスを使い分ける悪役だったが、ヒラメキメデスが戦死すると一変。
葬式を挙げた後2週に渡って蛮機獣製造庫の中で喪に臥す。
お陰で当分蛮機獣が作れなくなってしまった。ヨゴ様ェ…。
さらに、そこから置き手紙を残して2週に渡って傷心を癒す旅に出てしまう。


GP-29でようやく帰ってきたと思いきや、「他人の助けや協力を必要としない」と思い詰めてしまい、ヒラメキメデスの弔い合戦のためギャグを捨てたガチ性能に走ったハンマーバンキを引き連れて大暴れする。自覚あったんですね
結局ハンマーバンキは敗れてしまい、意気消沈していたところ、2大臣に慰められて感激し、いつもの彼に戻った。
蛮機族でありながら繊細で人間臭い一面もヨゴシュタインの魅力の1つであろう。


だが、その状態も長続きせず、GP-32からはホロンデルタールの復活に執心してしまう。
この時は、ダメージが残っているドリルバンキを無理矢理出撃させるなど、2大臣や視聴者から見ても明らかに様子がおかしかった。
さらに、GP-35ではゼンマイネジ攻撃で走輔を死の淵に追いやり、ホロンデルタールの残したゼンマイネジを使ってその力に溺れて独断専行に走り始める。


続くGP-36ではら走輔以外のゴーオンジャーのチェンジソウルを奪い変身不能にさせるが、生身で立ち向かった彼らに敗北。
直後に巨大化して周囲を銅化し始めるが、ゴーオンジャーにチェンジソウルを取り返され、エンジンオーG12のG12グランプリで大ダメージを負う。
最期は、復活した走輔が変身するゴーオンレッドとの一騎討ちに敗れ去り、身体中から黒いオイルを噴きながら爆死した。


き…今日はヒューマンワールドではなく…、このヨゴシュタイン最期の日だったナリか~!


後半は暴走することが多かったが、人情家ゆえに人望は厚く、彼の死にはケガレシアやキタネイダスのみならず、戦闘員のウガッツと一部視聴者に至るまで全員酷く悲しみ、後日葬式まで上げている。



【その後の活躍】

死後は3人仲良く三途の川で暮らしていたが、『侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー 銀幕BANG!』でバッチードに引き揚げられる。
3人揃って寿司を食い逃げした。


海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』では魔空監獄の囚人として登場。
住みにくくて仕方ないナリー!


『炎神戦隊ゴーオンジャー 10 YEARS GRANDPRIX』では自力で修理して完全に復活を果たした。
キタネイダス同様出番は控えめで、ゾンタークとの決戦には不参加。
なお、三大臣では唯一ゴーオンジャーと和解しないまま倒されたが、過去の出来事は水に流したのか、特に衝突する場面は見られなかった。



【余談】

名前の由来は「よごす」。それにドイツ人男性の名前に多用される「~シュタイン」を掛け合わせたと思われる。


担当声優の梁田清之氏は、GP-FINALで浄土頭取役で顔出し出演した。


ゴリラ顔の主将クワガタンクとは無関係。




追記・修正頼んだナリ。


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  • ゴーオンジャーは彼が倒されてからラスボスが出るまでストーリー面で盛り上がりにくい期間が続いていたけど、彼がもっと遅いタイミングで退場orキレイズキーがもっと早く登場していたらムドー撃破後状態が収まっていたと思われる。 -- 名無しさん (2021-07-24 12:44:46)
  • 中の人にエイのおっさんの復讐心とクワガタメガトロンの理想の上司像を合わせた様なキャラ -- 名無しさん (2021-07-24 13:40:54)
  • 三大臣がタイムボカンシリーズの三悪のイメージが強かったから、ヨゴシュタインの退場はリアタイの時は超ショックだったな....しかも、その理由がホロンデルタールの件による暴走で....( ヒラメキメデス殉職時の暴走から元の性格に戻ったと思った矢先に.....涙。)。 -- 名無しさん (2021-07-24 14:20:54)
  • ↑3 放送当時はどうしてヨゴシュタインを退場させたのか理解できなかったけどラスボスを出して面白くする為だったのか -- 名無しさん (2021-07-24 17:07:00)
  • 死んだ時は二馬鹿からしたっぱまで泣いていたからホント慕われる上司だったんやなって -- 名無しさん (2021-07-25 09:09:16)
  • 因みに後のファイナルライブツアーでは、本編内では叶わなかった( ドリルバンキへの謝罪と詫び及び、 )父・ヨゴシマクリタインとのやりとりを見る事が出来る。どうやらヨゴシュタインにとっては憧れの父親で、彼と供に戦うことに喜んでいたが....ヨゴシマクリタインの「あの非情の技」を仲間のキタネイダスと供に受け......。 -- 名無しさん (2021-07-25 11:03:25)
  • 本編でも父親の総裏大臣ヨゴシマクリタインとの共演ややりとり観てみたかったです。 -- 名無しさん (2022-06-01 18:40:23)
  • 実際暴走とはいえかなりストーリー的に熱い回なのよね彼の戦死回… -- 名無しさん (2022-07-05 22:44:10)
  • 闇堕ちして独断専行に走ったりする辺り、しっかり父親の黒い部分受け継いでるよね。仲間のおかげで正気に戻れたけど、あのまま情を捨て切っていたら父親そっくりの残虐無慈悲なラスボスになっていたかもしれん -- 名無しさん (2023-03-28 15:52:03)
  • これを言うとあれだが、三大臣が優しい一面もあるってのはあくまでも視聴者というか神の視点での話だからな…………もちろんゴーオンジャーに全くそういう姿を見せなかったわけじゃないけど、基本的に走輔達は自分達の次元を守る為闘ってたに過ぎない。そういうところに正義の反対は別の正義を感じなくも無い -- 名無しさん (2023-05-14 16:55:55)

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