UARTとは
多くの端末にはUARTが搭載されています。このUARTを利用することで、ログの閲覧やシェルに入って作業をすることができます。これは改造やデバッグ時に役立つ手助けとなります。UARTを使って通信することで、情報の送受信が可能になります。
また、UARTはシリアル通信の一種であり、比較的簡単に実装できます。通常は、TX(送信)とRX(受信)、GND(接地)の3つのピンがあり、これらを接続することで通信が行われます。
UARTの転送速度は、設定によって変更することができます。一般的には、ボーレートと呼ばれるパラメータを指定することで設定を行います。
探し方
基板上の表記
基板をよく観察し、UART,RX,TX,GND,VCCなど記載された箇所がないか探します。
ランドやピンの位置
横並びに2-4本ほど接点が出ている場所
電圧計測(必須)
怪しい箇所を見つけたら電圧を計測します。UARTで用いられる電圧は一般に1.8v 3.3v 5vのいずれかです。それよりも高い場合や火花が散ったりパチっと音がする場合はすぐに離してください。
まずは、テスターでGNDと接続をし、これらの電圧を示す箇所を探すところから始まります。GNDはシールドや端子の外側金属部から取ると良いです。
TX,RX,VCC,GNDの識別
TX
大体の端末は起動時にログを多く吐き起動後はログを吐かないかシェルの状態になります。起動時に1.8/3.3/5v出ているが数分後は出ていない箇所がRXかもしれません
RX
TX特定後に接続して何かを入力して応答があった箇所がRXです。
GND
オシロスコープでシールドや端子の
外側金属部分に繋ぎ、ノイズがなく0Vを示す箇所
VCC
常に1.8,3.3,5vを示している箇所
コメント
最新を表示する
NG表示方式
NGID一覧