z会タブレットは株式会社グループセンスが製造している教育用タブレット。内部ではjj31という型番で、販売時はzmoothという型番で呼ばれている。
警告
このページには改造など端末を破損する可能性が高い内容が多く含まれています。していることの意味がわからない場合は絶対に行わないでください。改造を行うため保証も切れます。発生した損害については一切責任を取りません。
スペック
型番 | Zkai-study-Tab zmooth / jj31 (基板記載) |
製造元 | 株式会社グループセンス |
CPU | rk3399 |
GPU | Mali-T860 MP4 |
チップメーカー | rockhip |
RAM | 4GB |
ROM | |
ディスプレイ | 1200 *1920 |
OS | Android 9.0 |
無線LAN | ap6256 |
Bluetooth | |
その他 | USB type C 、イヤホンジャック、マイク、SDカードリーダー、電源、音量、リセットボタン |
センサー | wacom_i2c(タッチパネル) |
カメラ前面 | gc5035f |
カメラ背面 |
gc5035
|
内蔵スピーカー | ステレオ rockchiprt5640c |
画像
root化
ブートローダーアンロック後magiskでパッチされたboot.imgを焼く
分解
表面左右のどちらかにマイナスドライバー2本を入れてこの原理で開けていきます。絶対に傷が付きます。ヘラでは無く小さめのマイナスドライバー出ないと開かないほど頑丈です。
ある程度外れたらカードやヘラを差し込み押さえながら開けると楽です。
UART
UART接続を使うことで文鎮修理やログの閲覧、コンソールでの操作が可能になります。
場所
基板上のGND TX RXなどと記載がある箇所。はんだ付けするときはマイクコネクタを外してください。溶けます。
接続情報
U-BOOTコンソールに入る場合
1,baudrate 115200に設定をし接続する。teratermの場合エンコードをUTF8mにする。
2,ctrl+cを押したまま音量マイナス下の穴にあるリセットボタンを押す。
3,コマンド入力ができる状態なら成功
Android のシェルに入ったりブートログを見る場合
1,baudrate 1500000に設定をし接続する。
2,電源を入れる。
起動順序
SDカード→EMMC→PXE
SDカードを優先してOSを探すため容易にSDカードブートが可能。
バックアップとリストア
改造をする前にファームウェアのバックアップを取る必要があります。
必要なもの
16GB ストレージ
usb type cケーブル
adb使用可能なPC
magisk導入済みタブレット
バックアップ手順
adb shell
su
dd if=mmcblk1 of=/外付けストレージのパス/backup.img bs=16m
リストア手順
SDブートを用いる
1,backup.imgをmicrosdに焼く
(Linux/Mac/Unix)dd if=backup.img of=/dev/16GB以上のmicro sdカード bs=16m
(Windows) win32diskimagerでmicrosdにbackup.imgを焼く
2,SDをタブレットに挿入し、SDカードブートする。
3,下記コマンド実行
adb shell
su
dd if=mmcblk0 of=mmcblk1 bs=16m
rkdeveloptoolを用いる
※書きかけ
1,音量+を押したままUSBを挿すか、UARTからUBOOTシェルに入ってrockusb 0 mmc 0を実行して、rockusbモードに入る
2,rkdeveloptoolからconfig_16.cgfを読み込む
カスタムROM
gsi rom
動くようだが現時点では成功していない。
linux
rockpi 4用armbianの起動を確認済みです。CUIのみなら使用できるためemmcダンプをemmcに焼けばemmcの復旧も可能です。
問題
- 適切なドライバーやデバイスツリーを読んでくれないためディスプレイやwifiが動作しない
- UART接続必須のため難易度が高い
方法
1,Armbianイメージをダウンロードする。
https://www.armbian.com/rockpi4/
2,win32diskimagerやddコマンドなどでSDカードに焼く
3,カーネルとデバイスツリーを以下のリンクからダウンロードする。zmooth-kernel(289MB)
https://github.com/mouseos/kernel/suites/11580622614/artifacts/600056092
4,解凍した中にあるImageをarmbian sd内のImageと置き換える。元のImageはzimageへのシンボリックリンクなのでunlinkしてからコピーする。
5,ダウンロードしたファイル内に含まれるすべてのdtbファイルをarmbian sdのデバイスツリーがあるディレクトリに貼り付ける
6,armbian sd /boot/armbianenv.txt 内のデバイスツリーファイル名をrk3399-tve1030g_IMT.dtbに書き換える
7,SDをタブレットに挿入しUART接続(baudrate 1500000)で接続する
8,音量マイナスボタン下の穴にあるリセットボタンを押す
9,ブートが始まるのでユーザー作成画面になるまで待つ(ドライバーの関係上ディスプレイには何も表示されないのでシリアルコンソールを見る)
ブートローダ
アンロックすると好き勝手いじれるが復旧手段がないのでsystemとboot以外は絶対いじってはいけない。
アンロック
adb reboot fastboot
fastboot flashing unlock
OEMコマンド
unlock_accept
ブートローダアンロックを許可する
※適用出来ない
アンブリック(文鎮解除/修理)
recoveryに入れる場合
ファームウェア(update.zip)をダウンロードする。
1,update.zipをmicrosdに入れてタブレットに挿す
2,リカバリに入ったら電源ボタンを押しながら+ボタンを押す。(同時ではなく先に電源を押す)
3,Apply update from sd cardを音量ボタンでカーソル移動し電源ボタンで決定をして選択。update.zipも同様に選択してしばらく待つ。
4,Reboot system now
recoveryに入れない場合
「諦めろ」と書いていたが方法があったので後ほど記載。
ファームウェア
update.zip 804.44MB
https://storage.googleapis.com/zmooth/update.zip
ソースコード
公式
公式版は何をやってもビルド不能です。
https://github.com/SmileTabLabo/zmooth_Source
非公式u-boot
rockchipのu-bootからフォークしてデバイスツリーとドライバを組み込みました。UART経由でu-bootシェルに入ることができます。LCDの動作は未確認です。
https://github.com/mouseos/zmooth-rk3399-u-boot
コメント
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テスト
テスト
boot.imgはどのように入手すれば良いでしょうか。android9 で DSU slideloederを利用できません。また配布を探すことができませんでした。
>> 返信元
お返事ありがとうございます。
未登録のデバイスが表示されるからドライバを当てて下さい。
スマホから書きにくくて連投してしまった…すんません。
>> 返信元
未登録のでばいすが
>> 返信元
z-kaiのロゴのまま固まった時に
デバイスマネージャーにみとうろくの
adb reboot fastboot で z-kaiのままです
fastbootに入れません
無事に文鎮化しました()
いま、rockchipドライバで認識していて真っ黒な画面で操作不能です
一応、rockchipツールからアップデート………
imgのアップデータ無いから認識しない
Recoveryも起動しない
バックアップすら無い………
せめてupdate.imgがあればなぁ〜…。
>> 返信元
返信していただきありがとうございます!
また試してみます。
>> 返信元
oemロック解除の項目はありませんが、手順に従えばアンロックできます。分解も不要です。USBとPCさえあればできます。
oemロック解除は多くの端末に搭載されているというだけで、必ずしもこの項目があるわけではありません。
連投失礼します
これ分解してUART接続をして初めてBLUが可能になるということですか?勘違いだったらすみません。
ブートローダーをアンロックするためにoemロックを解除したいのですが設定に項目がなくできません。どうすればできますか?
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