いきなりインパクトのある写真ですが、ちょっとしたTipを1つ紹介したいと思います。
人の肌は光学的に見ると半透明で、意外と光が侵入します。特に赤い光は深く侵入し、ざっくり5㎜くらいは光が入り込み、一部は通り抜けてくるんですね。この現象はサブサーフェススキャッタリングと呼ばれていて、もしかしたらご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
3Dゲームで人物の顔が、のっぺりした違和感があるものから、少しずつリアルになってきて、最近ではこの肌への光の侵入をシミュレーションすることで、よりリアルな「肌感」を表現していたりします。
自分はライブ撮影で、赤い光が強くてメンバーの顔も衣装も真っ赤に見えるような状況では、撮ってもあなりいい写真は期待できないので、ほとんど撮らないのですが、唯一バックからも強い赤の光がある場合はスキャッタリングして面白い写真が撮れるかも、という淡い期待を抱きながら撮ったりします。
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