写真を載せられるSNSにもいろいろあり、今はInstagramが一番ポピュラーな感じでしょうか。
自分は基本的にTwitterにしかライブ写真を載せてないのですが、その理由は1ツイートに4枚しか写真が載せられないシステムが好きだからだったりします。沢山載せたい写真がある中から4枚を選ぶというのは手間ではありますが、この制約があるからこそ1ツイートで何を見せるかをしっかり考えて投稿できるのが良いなと思います。
写真の世界には「組写真」という表現手法(展示手法)があります。1枚1枚個々の独立した写真を見せるのではなく、2枚以上の関連する写真を並べることで、変化の様を見せたり、あるいはストーリーを見せたりするものです。
組写真の中でも、4枚で構成される組写真には、例えば「起承転結」のような収まりが良くわかりやすいストーリーを表現でき、作者が何を見せたかったのかがわかりやすくて好きです。
そんな組写真が好きな自分は、Twitterにライブ写真をツイートするときにも、なんとなく組写真になるように構成を考えるようになりました。
よく使う構成は2つあります。
1つ目は、1枚目にその人を表す写真、2枚目に1枚目を補足する写真、3枚目で大きく変化させ、4枚目でカッコ良くキメている写真を持ってくる、というものです。
もう1つも、ほとんど同じなのですが、特にすごく好きな写真がある場合にはそれを4枚目に置き、そこに向けてストーリーを作っていく構成です。
これはBRiNG iCiNG SHiT HORSE TOURの仙台イズミティホールで撮ったものですが、この4枚目のモモコさんの写真がとても気に入っていて、これだけ1枚だけでツイートしても良かったのですが、せっかくなのでこのような構成を考えてツイートしてみました。
ツイートの写真の構成なんて、いくら時間をかけて頑張っても見る人にはなかなか伝わらないものです。ある意味これは「時間の無駄」にもなりかねず、それより少しでも早くツイートしたほうが良い、という考え方もあると思います。しかし、写真の上達という観点から考えると、撮った写真をじっくり見て構成を考えてみると、今日は何が撮り足りていないかも見えてきたり、次撮るときはこんな構成にしたいからこんな写真を撮ってみようとかアイディアが出てきたりして、とても良い「写真について考える時間」になると思います。
コメント
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>> 返信元
なみのりさん、コメントありがとうございました。
もし少しでも参考になりましたら嬉しいです。また時間を見つけて内容を増やしていこうと思いますので、よろしければ見に来てくださいませ。
Twitterで素敵な作品いつも拝見させていただいています。
BiSHさんで初めてライブ写真撮り始めたので丁寧な解説wikiとても参考になって繰り返し拝読させていただいています。
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