microSD

ページ名:microSD

多くのデジカメのストレージにはSDカードが採用されています。今でもコンパクトフラッシュ対応のカメラもありますし、昔はSonyのMemoryStickや、デジカメ用に考えられたxDメモリカードなんかもありましたが、SDカードはサイズもちょうど良く、大容量化と高速化も進んだこともあり、すっかり標準的なメモリーカードになりました(このあたり、いろいろ裏話はあるようですが……)。

自分もほとんどの場合は、64GBのSDカード(SDXCカード)を2枚カメラに入れて使っていますが、最近ふとmicroSDを使うことを思いつきました。

ご存知のようにmicroSDはスマホなどのメモリーカードとしてよく使われているものですが、アダプターを使えばSDカードとして使えます。つまり、デジカメのメモリーカードとしても使えるわけです。

しかも、最近は大容量で高速なものが安く手に入るようになりました。上の写真はSanDiskの128GBのもの(輸入品)ですが、購入価格は3,080円と、超お得! 上のSDXCは64GBで1万円ちょっとしたことを思うと、容量が2倍で価格が1/3、コスパはなんと6倍! もちろんClass10、UHS-I対応です。

実際にあ、速度の面で書き込み速度が上のものに比べて2割ほど遅い(後述)ので、同じとは言えないですが、かなりお得です。

 

しかも、タブレットPCなどにはmicroSDのスロットがある(下の写真はSurface Pro 3)ので、カメラからmicroSDを取り出して差せばすぐに画像編集ができてしまいます。これまでは、USBケーブルで画像をカメラから転送したり、SDカードをUSBカードリーダーに差して取り込んだりしていましたが、いろいろ手間が省けて快適になりそうです。

さらに、microSDなので、スマホに入れてしまう手もあります。SIMスロットを開けるのは面倒(というかそのためのピンを持ち歩かなきゃいけないのが面倒)ですが、こうしてしまえば、そのままスマホのLightRoomや他の編集ソフトで処理した後、ツィートするなり、クラウドに上げておくなりできてしまいます。

「大は小を兼ねる」ではなく、「小は大を兼ねる」感じで、ちょっと面白いかなと思ったりしますw

 

アクセス速度

データがあった方が良いかなと思い、上で写真を載せた2枚の速度をCrystalDiskMark6で測定してみました。結果は以下の通りです。

microSD (SanDisk Ultra 128GB A1)

SD (SanDisk Extreme Pro)

数字を比べると、読み込みはほぼ同じですが、若干microSDの方が高速。書き込みはmicroSDの方が2割ほど低いですが、60MB/s以上出ているので、(動画撮影も含めて)一般的な用途では問題ないでしょう。もちろん、連写したときのメモリフル状態から全部のデータをメモリーカードに書き込むのに2割長い時間が必要、ということで連写でたくさん撮る人には少し問題になるかもしれません。

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