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◇ゼビ語wiki


このwikiは、ビデオゲーム『ゼビウス』に設定されている言語『ゼビ語(ゼビウス語)』についてのwikiです。

実際にある言語については『Nzebi languages』をお探しください。


◇ゼビ語とは


1983年にナムコ(現・バンダイナムコエンターテインメント)から
発表されたアーケードゲーム『ゼビウス』の世界観を深める為に設定された架空言語です。
ゼビウス開発当時、実際に設定された単語数は約400ほどで、本来の意味での人工言語には程遠い数です。

(その上、実際に意味が公開された単語は百数十程度かもしれません)


しかし、『伝説巨神イデオン』等の富野由悠季監督作品の独特な語感を参考にして産まれたこの言語は、多くのプレイヤーに衝撃を与え、
ゼビウス発表以後も、各種メディアや、続編、関連作品等によって、語彙の公表・追加・拡張がなされ、
数十年経った今尚も(一部の)ゲームファンの心を捉え続けるゲームの設定なのです。


ゼビウス自体のあれこれについては他の資料等をあたってもらうとして、
ここはあくまで色々と不明瞭な情報の多い『ゼビ語』についての情報の集合知としての場所のつもりです。

意味を調べるだけなら、ゼビ語の辞書としては、ゼビ語変換ツールというサイトが存在するものの、
単語の意味自体は色々なサイト等で断片的に公開されていたりはするものの、ゼビ語の単語が『何時何処で公表されたか』という事まではわからないので、このwikiはその辺の情報を可能な限り掲載する場所のつもりです。

元々の情報が不明瞭であり、あくまでユーザーによる考察・探索の寄せ集めであるので、何が間違ってて何が合っているのかがわからないため、参考程度に考えてください。

◇分類

このwikiでの便宜上の分類の為、普通に使う場合は『ゼビ語』だけでいいと思います。

大事なのでもう一度書いておきますが、この分類はあくまでこのwikiだけでの呼び方です。非公式。

  • 古ゼビ語:開発時の資料、英ゼビ対訳表(英ゼビ辞典)に掲載されている言葉。全てのベースであり、現在(旧・新)とは意味が違うと思われる単語が幾つかあり。その為あえてこうして分けてあります
  • 旧ゼビ語:『ゼビウス』発表以降使われている単語・ゼビ数字・(MSX版で創作された)ゼビ文字・ファードラウト(サーガ)作中での古代地球文明語だのひっくるめての総称。大体は古と同じ意味合いが多い。実は文法の定義すら存在していない(一応、英語と同じらしい)。また、一つの単語に複数の意味が込められていたり意味自体が不明瞭な事もあるので変換ツールのような一括変換や翻訳は出来ないものと思われます。
  • 新ゼビ語:ゲーム『New Space Order』(NSO)開発時に大幅に拡張・補強されたゼビ語。情報が殆ど公表されておらず未だに謎は多い。発表年からエイオン語も一応こっちのカテゴリに分類。

◇表の例

古ゼビ語の単語の並びは開発時資料を元に英単語アルファベット順で

英語 ゼビ語 意味 出典 備考

古ゼビ語のみ

開発時の資料(英ゼビ辞典)を参考にしたもの

参考資料の関係等で不明瞭なものは未確定としている

ゼビ語の単語、発音

ゼビ語の意味

基本的に意訳であり、意味が重複する事もあり

英語等からの想像もあり

(開発時資料を除いて)

単語が公表されと思われる媒体、出典等

意味等もあればその辺も記述

その他色々

コメントなど

 

◇ゼビ語回りについてのあれこれの履歴

 

1983年:アーケードゲーム『ゼビウス』発表。

1983年:ミニコミ誌(同人誌)『ゼビウス1000万点への解法』発行。通称『ゼビ本』。ストーリーのあらすじや敵名からゼビ語の意味の幾つかも掲載されていたらしい。.

1983年6月:ゲームセンターなどで配布されたナムコ広報誌『NG』第2号発刊。「ゼビウス名場面集」にてゲーム中の写真と共に敵名に使われているゼビ語の単語とその意味が掲載。ゼビウス(4番目の星)という意味……」も書かれている。

1983年10月:『NG』第3号発刊。ゼビ数字(記数法、表記、一覧、英語スペル、発音)が掲載された。

1983年11月~12月:雑誌マイコンBASICmagazine付録『スーパーソフトマガジン』にバックストーリーである『ファードラウト』が掲載(1983年12月号(通号18号)と1984年1月号(通号19号)の二号)、また敵キャラ名と共に幾つかのゼビ語の意味も掲載。

1984年8月:マイコンBASICmagazine1984年9月号(通号27号)のホットインフォメーションにてアルバム『スーパーゼビウス』の紹介記事。1/3ページの紹介であるが、ガストノッチの意味(絶好調)と、『「エケモゴーザ」=「ゴハンの時間です』の意味が書かれている。.

1984年8月29日:音楽アルバム『スーパーゼビウス』発売。ガスト・ノッチ等他の単語判明(ガストノッチは上記ベーマガが先に掲載された)。ライナーノーツに『ファードラウト』も掲載。販促の資料や雑誌記事、チラシ(フライヤー)にもゼビ語が書かれていた、らしい。

1985年:VHDソフト『ゼビウスマップ』発売?。解説書に『ゼビウス軍兵器開発小史』が記載されている、らしい。

1985年:ゲームブック『ゼビウス スーパーアドベンチャーゲーム』発売。ゼビ数字を使った展開がある為か『ゼビ数字とその解読法』が書かれたページがある。ゼビ数字の一覧と16進数による解読法。. 

1986年:ファミコンソフト『スーパーゼビウス ガンプの謎』発売。ゼビウスの続編であるので、新たな敵(ゼビ語名)が登場している

1988年12月8日:雑誌MSX-FAN1989年1月号に『よい子のゼビ文字講座』としてゼビ数字、ゼビ文字の解読表が掲載。.

1988年12月23日:MSX2『ゼビウス ファードラウト伝説』発売。新たに『ゼビ文字』が設定される。

1991年:小説ゼビウス『ファードラウトサーガ』発売。『ファードラウト』を元に書き下ろされたバックストーリー小説。様々なゼビ語や意味などが大々的に公開される事に。

1991年:アーケードゲーム『ソルバルウ』発売。ゼビウスをFPSにアレンジしたもの。

1992年10月21日:『ソルバルウ』の攻略ビデオ(VHS、LD)発売。キャラクター資料があり、ゼビ語の意味が掲載されている、らしい。

1994年:ファミコン通信1994年1月21日号 No.265。ビーム通信『ヘボナイス通信第1回』 総力特集◆ゼビ語講座◆と題して、10進法・16進法・ゼビ数字・英語スペル・発音の表が掲載。

1994年3月11日号 No.273『ヘホナイス特報第9回』総力特集[ゼビ語大講座] ゼビ語辞典として「ソル、ソルバルウ、ガル、ドム、ボザ、ゾシー、ドラウト、ノセト・ブリターク、グワッシャ、ガスト・ノッチ、リー・ベルタ・ナプルーサ・バキュラ」の日本語対訳と、ゼビ文字アルファベットの表掲載。

1994年3月25日号 No.275「小文字」「長音記号」「重要文字,簡略系など」の表記、会話例として訳例、 ゼビ文字解読表掲載。

1995年:アーケードゲーム『ナムコクラシックコレクション』稼動。ゼビウス・アレンジメントにて新たな敵キャラ登場。

1996年:アーケードゲーム『ゼビウス3D/G』稼動。

2004年~2005年?:ゲーム『New Space Order』開発の為、『新ゼビ語』が設定、作られる。便宜上、2005年以前に設定されたゼビ語は旧ゼビ語などと言われている。

2006年4月:アーケードゲーム『ドルアーガオンライン THE STORY OF AON』稼動。作中の古代語としてゼビ語(それをベースした言語?)が設定されている。エイオン語。

2016年9月10日~2017年3月12日:企画展『あそぶ!ゲーム展-ステージ2 ~ゲームセンターVSファミコン~』開催。その際、ゼビウスの開発資料が展示され、開発時に作られたとされる英ゼビ対訳表(おそらく英ゼビ辞典)も一般に公開された。このwikiにおける古ゼビ語の部分はその展示資料のテキスト起こしが大半

2018年10月30日:ゲーム系Webメディア『電ファミニコゲーマー』のインタビュー記事『アタリフォントから始まる“ゲームとフォントの歴史”…』にて、フォントの話題の流れからゼビ語(ゼビ数字とゼビ文字)の一覧表が掲載される。

2023年4月25日:スマートフォンゲーム『404 GAME RE:SET ‐エラーゲームリセット‐』サービス開始。ナムコ作品のシナリオにて「2002年にゼビ語が中高必修科目に」というネタやゼビ文字、ゼビ語の単語などが多数登場、書かれている。登場するキャラは「ゼビウスの擬人化」という設定ではあるが、新ゼビ語な単語やニュースペースオーダーを思わせるネタが登場している。


*このwikiのゼビ数字・ゼビ文字にゼビ語フォント TYPE.Oto&Mit Ver1.00を使わせてもらっています。


 

wikiについての一応の連絡先:https://twitter.com/tokasimnet

 

 

 

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コメント

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TOKAS
>> 返信元

まとめていただきありがとうございます
「ADDOR GUILENESS」の出た年代的にも新の方に追記すればいいかなあ、と一応
特に異議とかなければあとあと編集しときます

そういえば新のページの方も結局分けずにそのまんまだけどまあ何とかなってるからいいのかなあ

返信
2024-03-02 14:01:13

名無し

Wikiの編集に自信がないため、こちらに失礼します。

『ADDOR GUILENESS』の歌詞で判明した新語などについて
○初出
マンヤ:我らが?(マムの派生か?)
ドニフェッカ:策士(ドニフェック=艦橋は既出)
パストーカ:毒
ムーナ:存在(既存のムナである可能性も?)

○異なる意味での初出
ムナ:開く?(既出:only)
サート:盾(既出の意味は防御幕?なので、ほぼ同義ですがいちおう)
レイ:(輝き)放つ(既出:at、call/呼ぶ)

○その他
コノかユノか微妙だったやつはユノでほぼ確定
リーズ=motherもほぼ確定

返信
2024-03-01 18:34:07

TOKAS

NG2号とベーマガ1984年9月号の確認をして、いろいろ見落としてた部分やらなにやら含めて編集したりしました。
既にNGででザカートの意味が掲載されてたことにはなるので、スーパーゼビウスの「イエ……」のアレもわかる人なら当時既に解読できてたのかもしれないかなあ

返信
2023-07-08 15:38:16

TOKAS
>> 返信元

https://ja.wikipedia.org/wiki/NG_(%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%E6%83%85%E5%A0%B1%E8%AA%8C)
あと、NGは最初期の季刊だった頃の発刊だから2号は6月になるんだよなあ、このへんもよくわかんない

返信
2023-07-05 19:30:00

TOKAS

https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%82%BC%E3%83%93%E3%82%A6%E3%82%B9&oldid=95842431
NGの第2号に既にゼビ語の単語の意味などが掲載されていた、らしく
後々いちおう確認してからあれこれ書き換えることになりそうです(あれこれの履歴のとこは先に少し編集)
NGが最も早く公式にゼビ語掲載されたモノには変わりないものの、見落としががいたい

返信
2023-07-05 19:29:03

TOKAS

https://twitter.com/Area51_zek/status/1102679541279907840
『エケモゴーザ』についての情報教えていただき、一応確認もできました。
確認できたのは『コケモゴーザ』の方だけではあるんですが、世間的にはエケモで広まってるっぽいので現状はエのほうで

返信
2019-03-05 18:07:41

gust_notch

とりあえず、「旧ゼビ語」の「SOLVALOU」に出てくる新キャラだけ更新しました。
他は Wikipedia の方が詳しいみたいなんで。

返信
2019-01-21 21:24:40

TOKAS
>> 返信元

ああ返信した後になって名前欄に気付く。いやそれはまあいいんですが。
どうしましょうかねえ、一応ゼビ語としてのwikiである以上、自分が編集した分では分かる範囲で意味が通りそうなのだけは入れてはおいてあるんですが、念のため追記しておいた方がいいのかなあ。
長さについては編集さえできるなら問題はないかなと。

返信
2019-01-19 17:01:46

gust_notch
>> 返信元

あー、敵キャラ名もすべて含めておくなら「SOLVALOU」だけじゃなく「3D/G」でも増えてますね。すべての意味までは分かりませんが。それに「SOLVALOU」では正しいカナ名が分からないし「3D/G」では英名が分からないな……。「アレンジメント」は資料がない……。
とりあえず分かる範囲で「旧ゼビ語」のページに追記すればいいでしょうか?このページ、どんどん長くなりそうですが……。

返信
2019-01-19 10:55:28

名無し
>> 返信元

ありがとうございます。
ソルバルウもキャラ増えてないと思い込んでいて、さらにLDで映像ソフトにもなってたとは。
ほんと色んな所に散らばってるなあ

返信
2019-01-19 06:02:11

gust_notch

「LAR」の初出は「SOLVALOU」の LaserDisc のインナーのようです。「キャラクター資料」が載っているのですが「LARBARA」という面取りをした直方体のようなキャラがいます。所謂「バーラ」の発展形のようなのですが、この説明に「LARは長いの意」とあるようです。「SOLVALOU」ではバーラシリーズの綴りは「BARA」のようです。

返信
2019-01-19 02:13:35

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