2020年の春頃にフレームの購入を考えていますが、
候補はCRUZ BIKEのQ45かT50とRANSBIKESのFormula26で、現在Q・Tに心が傾いています。
(2020年01月に直接本社へQ45の事を聞きましたが、やはりトータルでの出来に自信があるらしく、
完成車オンリー販売の姿勢は崩さないゾ!という強い意思が伝わりました。
余談ですがFRAME SETと比べて更に輸送費がかかるので、
某HCさんの販売価格は良心的かもしれませんよ。
国内のT50ユーザーのページを見る限りでは、650 32Bでクラウン部分の隙間がギリギリらしく、
舗装用チューブレスタイヤを使いたい自分としては悩み中です。
そして700だと28cが限界らしいので、どうせそれならエンデュランスなS40・・・、
いやいやそれならMBBの特性を生かし切った尖りまくりのカッ飛びV20で河川敷MIDNIGHT・・・。
いややっぱりQ・Tの太いタイヤでまったりツーリングはいいぞ?
でもそれなら低速の連速曲がり道も大乗で太いタイヤも履けるフルサスAZUB MAXでいいよね!
だがしかしそれらの70%程を集約していいとこどりにしたフルサス26Xのままでいいのでは?
と、絶賛デスループ中でございました。
・・・しかし色々考えた結果、
CRUZBIKE製品に付属するSRAMコンポは日本では入手が面倒&割高にされてしまっている事と、
本命のQ45はそれらが付いた完成車のみというのが長期運用をするには厳しく、
しかもMBBの特性は登りの低速つづら折りが結構ある日本の峠道で気を使う所がネックというのもあり、
ほかの製品を再物色する事になりました。
(あのドライブトレインは直線路の高速維持に特化したVかSに合ったシステムなのかな?
と思ってしまっています。
共有するホイールの選択
ジオン軍やWW2時代のドイツではないのですが、
統合整備化計画の一環としてある程度コンポーネントの使い回しを以前より実施しており、
その中には、ある意味ナマモノであるタイヤを早めに使い切る事がメイン課題となっています。
(TRIKE-X・26X・CRUZ間で前後ブレーキ一式とホイールセットを実施中)
インチ表記の仕方によってはパッと見で幅が分かりづらいので、
馴染み深いミリ単位へとザックリ変換してみました。
1.0 = 25.4mm (26インチリカで状態の良い舗装ルートで使用中
1.1 = 28mm
1 1/4 = 28mm
1 3/8 = 35mm (ママチャリや数年前のシクロクロス標準、グラベルロードの細めのタイヤ
1.4 = 35.5mm (TRIKE-X & 26X標準採用幅で、その二台とCRUZで共有中
1 1/2 & 1.5 = 38mm(RANS CRUZ標準採用幅
1.75 = 45mm (Q45・T50標準採用幅
2.0 = 51mm (Q45・T50最大許容幅
++++++++++++++++++++++++++++++++++
次はかなり重要な外周径で、Q・T標準と手持ちとで比べてみましょう。(26インチは559リム
26x1.0 = 1913 CRUZで使ったシティスリッカー
26x1.4 = 2005 TRIKE-X・Goal26X標準
26x1.75 = 2023 Q・T標準
26x2.0 = 2057位?
650B 1.5 = 2105 舗装用に組んだフルサスMTB用
700x23c = 2096 ロードバイク
700x25c = 2105 ディスクロード
700x28c = 2136 クロスバイク
700x35c = 2168 シクロクロス
27x1 1/8 = 2155 27インチママチャリの細めタイプ
27x1 3/8 = 2169 27インチママチャリによくあるサイズ
650x32B装着T50所有者のパスハンター乗りさんのブログを見る限りでは、
自走距離・赴く場所・車両環境が結構似ているので650Bと幅は、
リア幅135mmの650BフルサスMTB持ちの自分にとっても良い選択かもしれません。
TEST項目(現在覚え書きのみ)
CRUZBIKE公式の良くある質問項目に沿って検証してみますが、
結構個人的な趣向が強く、乗って日が浅い人の感想ですので参考程度にどうぞ。
(以降は追記形式で記載を重ねます)
書いている時点では購入前なので、
一旦今迄の経験を書いておいてから乗った感想を追記する形式となっています。
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・Is it comfortable? 本当に快適ですか?
公式ページでは主にアップライト車に長時間乗って発生する体の痛みとの差が書いてありますが、
我々の様な既にリカンベントを所持している様な一般ユーザーが知りたい事は、
もう少し細かい部分も含まれるのではないでしょうか?
以前も書きましたが、シートに深く体を預けるリジッドのリカンベントにとって、
振動を発生し続ける石畳に煉瓦道やボロボロの舗装を含めて、
要所に施されている各種路面加工に不快感を覚えたりしますし、
体全体を激しく揺すられたり飲食後に激しい突き上げを不意に食らい、
胃を揺すられ気持ち悪くなる事が割とあります。
(↓テスト項目用の走り書き)
峠道の下り側は市街地によく敷かれている視覚障碍者用の識別タイル?
と似た凹凸加工が路面にビッシリと施工されている事が多々あり、
初見で高圧の23cロードバイクで通った際はブレーキレバーへ更に力を込めようとした途端、
削岩機の如き強烈な微振動が発生して掌の感覚と握力が殆ど奪われた状態に陥り、
ブレーキをかけながらゆっくり下る性格でなければ側溝にはまって大怪我か、
思い切り斜面に激突して廃車となる所でした。
それ以外でも速度が乗る区間にジャンプ台の如く盛り上がっている路面加工が急に現れたり、
波状路加工で微妙な高低差が続いたり、操舵の自由を奪われ続けるグルーピング加工が山盛りです。
そして自分が行く様な旧道や忘れ去られた道は、
日照りと積雪の責め苦を長年積み重ねて波打ったり、
小石を敷き詰めたかの様にボロボロになった舗装が多々あります。
何日も人が通らない事も珍しくない様な峠越えでは道に落石が転がっており、
更に直近に通過者が無い場合は太い枝が横たわっている事も珍しく無い所なので、
CRUZBIKEとしては想定外の場所かもしれませんが、
これを制してこそ、自分のとっての「はい!快適です!」と思っています。
(↑テスト項目用の走り書き)
→テスト後の追記
(ここも26XやMTBである程度予想が付いている部分の走り書きです)
やはり低圧な幅広タイヤの乗り味はすばらしいのですが漕ぎが結構重くなるので、
要所に差し掛かった時に低圧にする運用がベストかもしれませんね。
しかしオフロード向けオートバイや舗装用に換装したフルサスMTBと26Xでの経験上、
前後に柔らかめなサスがあると登りで強く漕いだ時にたわんで伝達ロスが発生する代わりに、
例え高圧な23cであっても素晴らしい乗り心地が実現するので、(MTBではロックアウトさせています)
AZUB MAXが最適かもしれませ・・・いや、
全てにおいて及第点なフルサス26Xが結構良いのかも。
・Will I be seen in traffic? 一般道での視認性・被視認性は?
26インチのGoal26Xの時点で乗用車のドライバーと同じか少し高い位置に頭があるので、
各社のミッド・ハイレーサーの全車両通してこれは「はい!」。
・Do Cruzbikes really climb fast? この駆動形式は登りに強いの?
長期テスト項目
・Will I be faster riding a Cruzbike than I am riding my traditional road bike? ロードバイクより速いの?
ラインナップの中で最も風の影響を受けやすいT50ですら前面投影面積が少ない事に加え、
リカンベントの出力特性的にも平坦路のみを飛ばし続けられるルートを組めば「はい!」ですが、
そこへ緩くても暫く丘や登り区間が加わってしまうと、
各種リカンベント動画にある様な事態に陥る筈ですがさて・・・。
コメント
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CRUZ BIKEのハブは9mmQRですね。ただし、前輪(駆動輪)のQRは付属の長い物でないと使えません。
V20は最大28Cでブレーキはキャリパー、ディスク両対応です。
ちなみに私が乗っているS40はディスク専用で、グラベルキング700x38C(SKじゃない方)を履かせています。
先日CBNにレビューを投稿したので詳しいことはそちらをご覧頂きたいのですが、一つだけ忠告致しますと
CRUZ BIKEは「1輪車よりはマシ」ぐらいの難易度だと思って下さい。
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