バックパックのストラップが滑らないようにする方法

リュックサックのストラップが肩からずり落ちるのは、厄介なだけでなく、肩や首、背中の痛みにつながることもあります。多くの場合、学校やアウトドアで使用するバックパックのサイズが合っていないことが原因です。また、ストラップやバックル、ショルダーパッドなどを手早く修理することで、問題を解決できる場合もあります。

方法1

クイックフィックスを試す

1. ストラップの端を引っ張って締めます。バックパックを背負った状態で、脇の下の少し下にある調節バックルから出ているショルダーストラップの緩んだ端をつかみます。バックパックが背中にぴったりと沿うように、各ストラップを均等にしっかりと引っ張ってください。

   • 肩甲骨と腰の間のあたりにパックがくるようにします。ストラップを締めすぎないようにしてください。
   • ストラップを目一杯締めても、背中が当たるほど荷物がたるんでいる場合は、そのバックパックは大きすぎることがほとんどです。
2. 自分の体重の10～15％以下になるように背負う量を減らしましょう。バックパックが重すぎると、ストラップが肩からずれやすくなります。さらに悪いことに、重いリュックサックは背中の痛みや首の痛み、ストラップが肩に当たる部分の打撲の原因になることもあります。

   • 子供は、体重の10％以上の重さのバックパックを背負うべきではありません。例えば、体重34kg（75ポンド）の子供は、3.4kg（7.5ポンド）以上のパックを背負うべきではありません。
   • 大人も可能な限り10％の閾値を守り、15％が安全な最大値です。
3. ショルダーストラップはスターナムストラップ（胸骨ストラップ）で胸につなぎます。ほとんどのアウトドア用バックパックにはすでに胸骨ストラップが付いていますが、スクール用バックパックにはあまり見かけません。ショルダーストラップと胸骨ストラップを胸の上でつなげば、ズレることはほとんどありません。

   • ネットで "バックパック・スターナムストラップ "を探してみよう。通常、ショルダーストラップと同じような素材でできており、同じようなスナップ留めバックルが付いていることが多い。
   • 胸骨ストラップが内蔵されているにせよ、追加されているにせよ、適切な位置が重要です。バックル付きのストラップは、胸の高い位置、鎖骨の下約1インチ（2.5cm）の位置に付けます。
4. バックルが滑ってしまう場合は、ショルダーストラップを結ぶかテープで固定する。バックパックのショルダーストラップは通常、長さ調節が可能なプラスチック製のバックルに通して使います。このバックルが正しく固定されないと、パックを背負っている間にストラップが緩み、肩から滑り落ちてしまいます。バックルを交換するのもひとつの方法ですが、もっと簡単な方法もあります：

   • バックルの下にあるストラップの端を使って、バックルの下に簡単な結び目（の最初の部分）を作る。
   • または、ダクトテープや電気テープのような丈夫なテープを、各バックルの真下にあるストラップの自由端と取り付け部分の両方に数回巻きつけます。
5. バックパックのショルダーパッドを交換または追加する。ショルダーストラップのパッドの主な役割は、ストラップが肩に食い込むのを防ぐことですが、滑り止めにも役立ちます。ストラップの裏側に "グリップ "テクスチャーがあるものは、ストラップをしっかりと固定することができます。

   • ネットで "バックパックショルダーパッド "と検索する。バックパックにショルダーパッドが内蔵されていて、取り外しができない場合でも、その上にもう一組のパッドをかぶせることができます。多くの場合、スナップや面ファスナー（マジックテープ）で取り付けられます。
6. ストラップを固定できない低品質のバックルは交換しましょう。バックパックのバックルの中には、作りが粗く、滑らかすぎてストラップを効果的にグリップできないものがあります。高品質のバックルであっても、磨耗や摩耗によって滑らかになり、時間の経過とともにグリップ力を失うことがあります。このような場合は、バックルを交換することが最善の解決策かもしれません。

   • ストラップのバックルには、さまざまな形、サイズ、スタイルがあります。最善の方法は、バックパックをキャンプ用品やハイキング用品の専門店に持ち込むことです。店員があなたのニーズに合ったバックルを見つける手助けをしてくれます。

方法2

アウトドア用バックパックのフィッティング

1. 自分の胴の長さに合わせて選びましょう。柔軟性のある布製の巻き尺を用意し、友人に背骨に当ててもらいます。首の付け根（C7椎骨）と腰骨の上端が一致する椎骨の間の寸法を記録してもらいます。

   • この寸法をアウトドアショップに持参するか、オンラインショッピングで使用する。例えば、16インチ（41cm）より短い場合は、特別に小さいパックが必要かもしれませんし、20インチ（51cm）より長い場合は大きいパックが必要かもしれません。
2. ストラップを締めずに荷物を背負います。バックパックを使用する際に入れる予定の荷物を入れ、重いものから先に入れ、背中に一番近くなるようにします。ウェストベルトやスターナムストラップにバックルが付いている場合は、それらを外してパックを肩にかけるようにします。

   • アウトドア用バックパックはたくさんの荷物を入れることができますが、荷物を入れた重さは体重の10％（子供の場合）または10～15％（大人の場合）を超えてはいけません。例えば、体重150ポンド（68kg）の大人は、15～22.5ポンド（6.8～10.2kg）を超えるバックパックを背負うべきではありません。
3. ウェストベルトを腰の一番上にくるように留めて締めます。ショルダーストラップの下にあるウエストベルトのバックルを合わせます。ベルトが腰と腹部にぴったりとフィットするまで（不快にならない程度に）、ストラップの緩い方の端を引っ張る。

   • ウエストベルトは腰骨の上（腸骨稜と呼ばれる）にかかるようにします。この位置より上や下にある場合は、ベルトやバックパックの位置を調節してください。
   • 一度固定したら、ウエストベルトはバックパックの重量の大部分を担わなければなりません。こうすることで、脚の大きな筋肉と骨がほとんどの働きをします。
4. ショルダーストラップとロードリフターを締めてパックを固定します。胸の横にあるショルダーストラップのバックルから出ている緩んだストラップの端を引っ張ります。バックパックが全体的に背骨の形に沿うまで、しっかりと締めてください。次に、鎖骨の上にある「ロードリフター」の緩んだストラップを引っ張ります。

   • ロードリフターを締め上げると、パックの上部が背中の上部に近づきます。ショルダーストラップと同じように、違和感のない程度にきつく締めます。
5. スターナムストラップを固定し、パックのフィット感をテストします。胸骨ストラップのバックルを留め、鎖骨の下約1インチ（2.5cm）の位置でショルダーストラップの間を通るようにストラップの位置を調整します（必要な場合）。ストラップの緩いほうを引っ張り、ぴったりとフィットさせます。

   • この時点で、バックパックは快適で安全に感じられ、ほとんどの重量が足に分散されているはずです。
   • パックを背負って少し歩いてみてください。パックに違和感を感じたり、ストラップが滑るような感じがする場合は、バックルの締め具合を微調整し、適切なフィット感が得られるまで調整してください。

方法3

ランドセルのサイズ

1. 自分の年齢と体格に合ったバックパックを買いましょう。ハイキングやキャンプ用のリュックサックは胴体の長さを基準にサイズを決めますが、通学用のリュックサックは通常、「スモール」「ミディアム」「ラージ」、または「ユース」「ティーン」「アダルト」といった一般的なサイズのカテゴリーがあります。これらのカテゴリーを参考にしながら、着用者の年齢と特にサイズを基準に購入しましょう。

   • バックパックが自分用である場合、または着用予定者が一緒にいる場合は、バックパックを自分（または相手）の胸に当ててみてください。鎖骨の下と腰の上部の間にフィットするはずです。
   • 大きすぎるパックのストラップは締め付けが弱く、ストラップが滑ってしまうことがあります。
2. パックにはまず重いものを入れますが、入れすぎないようにしましょう。本やランチバッグなど、持ち運ぶ典型的なものをパックに詰めましょう。快適さと安全のため、重いものから先にパックに入れ、パックを背負ったときに背中に一番近くなるようにします。

   • 荷物を入れたバックパックの重さは、子供の体重の10％以下、または大人の体重の10～15％以下が望ましい。つまり、50ポンド（23kg）の子供が5ポンド（2.3kg）以上のパックを背負うべきではないのです。
3. ストラップを緩めて肩にかける。買ったばかりのバックパックのストラップは、たいていかなり緩いので、当面はそのままにしておきましょう。ストラップがすでに不快なほどきつい場合は、各ショルダーストラップのバックルの、ストラップの緩んだ端が出ている側を持ち上げて緩めます。

   • ストラップが緩まない場合は、余分なストラップをバックルに戻してください。
4. ショルダーストラップをしっかりと引き、パックが背中にフィットするようにします。ショルダーストラップの緩んだ端を両手に1本ずつ持ち、しっかりと引っ張る。肩甲骨の間から腰の上までパックが背中に沿うようにストラップを締めます。ストラップにはほとんどたるみがないはずですが、それでもストラップと脇の下の間に手が入るはずです。

   • バックパックがお尻に触れてはいけません！もしそうなら、バックパックが大きすぎるか、重すぎるか、ストラップをもっと締める必要があります。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された " How to Stop Backpack Straps from Slipping " を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。