良い服の選び方

洋服を買いに行くのは難しく、混乱するものだ。思い描いてデパートに向かったものの、いざ行ってみると何から手をつけていいのかわからないということもある。様々なスタイル、カット、サイズ、色、ブランドがあり、圧倒されてしまうかもしれない。自分に似合う服のイメージを持つことで、服選びがぐっと楽になるはずだ。

パート1

自分の体型に合った服を選ぶ

1. どの特徴を強調したいかを決めましょう。あなたの外見を大きく見せたり、小さく見せたり、目立たせたり、目立たなくしたりすることができます。

   • パターン - 縦のラインが入った服は、通常、着ている部分を細く見せます。一方、横縞はその空間を広く見せることが多い。明るい、注目を集めるパターンは、それらが身に着けている場所に目を引くので、あなたがバストを強調したい場合は、パターンのシャツは良い戦略です。ダークでソリッドなアイテムは、特に明るい柄と組み合わせた場合、体の特定の部分を強調しないことができます。
   • ウエスト・スタイル - ロー・ウエストのペイントは、ウエストをくっきりと見せ、体をよりカーヴィーに見せることができる。エンパイア・ウエストはバストを強調するのに役立ちます。
   • 構造的な仕立て - 構造的な仕立ての服は、体のどの部分も強調し、形を整えることができる。ボクシーなアウターは上半身をたくましく見せ、肩パッドは肩を広く見せる効果がある。プリーツ入りパンツは脚を太く見せる効果もある。
   • ヘムラインの種類 - Aラインのスカートは、体のラインを強調し、下半身を広く見せるのに適しています。ストレートスカートも後者の効果に優れている。テーパードスカートは逆効果なので、下半身を強調したくないときに着用しよう。
   • フィット感 - 一般的に、ぶかぶかの服はメリハリを隠し、タイトな服はメリハリを強調する。
   専門家のアドバイス

   プロのスタイリスト

   キャサリン・ジュベールはパーソナル・スタイリストとして、さまざまなクライアントのスタイルに磨きをかけている。2012年にジュベール・スタイリングを立ち上げて以来、Buzzfeedで紹介されたり、ペレス・ヒルトン、アンジー・エヴァーハート、トニー・キャバレロ、ロイ・チョイ、ケラン・ラッツといったセレブリティのスタイリングを手がけてきた。

   
   プロのスタイリスト

   ネットで自分の体型をリサーチして、自分に一番似合うスタイルを見つけよう。パーソナル・スタイリストのキャサリン・ジュベールは、「鏡で自分の体を見たとき、何が見えるか自分に正直になりましょう。例えば、肩幅が狭く、ヒップが広い人は洋ナシ型です。それから、ネットで検索して、自分の長所を強調できる服を探しましょう」。
2. 既製品の服を買うにせよ、仕立てた服を買うにせよ、自分の正確なプロポーションを頭に入れておくのが一番。巻き尺を使い、正確な数値をメモする。以下は、あなたが測るべき寸法です：

   • 帽子のサイズのための頭囲。
   • 袖を通す上腕。
   • 紳士服で重要な首回り。
   • 胸の一番広い部分、またはバスト。
   • 自然なウエストライン。
   • 婦人服の場合はヒップ。
   • 股下（股の付け根から足首までの距離）。
3. あなたの服がフィットしていることを確認しましょう。正しいフィット感は、良い服を選ぶ上で最も重要な部分です。一般的に、体型を美しく見せるためのスタイルでフィットの悪い服よりも、フィットしていてもスタイルが悪い服の方が、より美しく見えます。

   • 体にフィットする服は、着心地がよく、動きを妨げないものでなければならない。
   • 減量を計画しているのなら、数カ月で体にフィットする服を買うのはやめましょう。その代わり、大きな買い物は大きな変化があるまで控えましょう。
   • 特に背の低い人は、必ず、裾の長さを確認してください。裾の長さが短すぎると、身長が低く見えてしまいます。
4. 今の自分に似合う服を買いましょう。今はまだ似合っていない服でも、夏に向けてシェイプアップしたら素敵に着こなせると思ったら？買うのは得策ではありません。今の自分の体型に合わせて買い物をしましょう。着ないかもしれない服に無駄遣いはしたくないもの。

   • ジャケットやブレザーのボタンが閉まらない場合は、サイズが合っていません。ワンサイズ上を試すか、まったく別のものを選びましょう。
   • 着膨れする服はサイズが合っていない。 体にフィットしていない。
5. 後ろから見てどう見えるかをチェックする。このステップは、お洒落な服を見つける上で非常に重要なのですが、多くの人が飛ばしてしまいます。ドレスやスーツは、前から見るとぴったりなのに、後ろから見るとひどいということがあります。

   • 前面カメラ付きの携帯電話を持っているなら、試着室に持って行き、それぞれの服の後ろ姿がどう見えるかをチェックしよう。ブカブカに見えないか、きつすぎないか。体にフィットしているかどうか、つまり、体のラインを悪くしていないか、見えてはいけないものが見えていないかどうかを確認する。
   • 新しい服が正面からどう見えるかをチェックしたら、試着室の鏡に背中を向ける。携帯電話を前面カメラモードに切り替え、肩より高い位置で少し下に傾けた状態で前にかざします。スマホの画面に背中が映るはずです。
   • スマホに前面カメラがない場合は、代わりに小さな手鏡かコンパクトミラーを持参して買い物に行きましょう。
6. 流行を追いかけない新しいスタイルに敏感でありたいかもしれないが、ある人気のルックが自分に似合わないなら、それを着るのはやめよう。自分のスタイルを確立し、それに合うトレンドだけを取り入れましょう。

   • 例えば、あなたが痩せ型で、超バギーなスーツが流行っているとしても、このトレンドに無駄なお金を使わないこと。他の体型の人ほどうまく着こなせないでしょう。
   • 一方、あなたが洋ナシ体型で、かさばるスカーフが流行しているのなら、特別にシックに見えるチャンスを生かそう。

パート2

適切な服を選ぶ

1. 自分の肌の色に合う色、相性のいい色、あるいはお気に入りの色。

   • 肌のトーンに合った服を選びましょう。暖色系の人は暖色系の色が似合い、寒色系の人は寒色系の色が似合います。
   • 補色を取り入れた服を作りましょう。紫と黄色、青とオレンジ、赤と緑などです。
   • 中間色を1色か2色だけ取り入れたワードローブを作るようにしましょう。ニュートラルカラーは、ほとんどの服装の基本になりますが、一緒に着るとあまり似合わないことがあります。洋服では、薄いグレーと濃いグレー、薄い茶色と濃い茶色、ネイビー、黒がニュートラルカラーとされている。
   • 自分が一番ハッピーになれるものを着るべきだということを忘れないでください。肌の色に合わない好きな色があったとしても、それはあなたにとって「効果的」なのです。
2. 好きなブランドにこだわる。店頭に並んでいる服の中で、特に自分に似合うものを見つけたら、同じブランドの他の服もチェックしてみましょう。自分に似合うものが見つかる可能性が高くなります。ブランドによってサイズやカットが一定でないことはよくありますが、多くのブランドは、特定のサイズ感を長期にわたって同じに保っています。

   • 同時に、あるブランドの品質が落ちてきたり、サイジングが変わったりしたら、他を探し始めましょう。
   • アメリカのブランドは一般的に、ヨーロッパのブランドに比べてボクシーでバギーであることを覚えておこう。
3. 気に入った服を複数購入する特に気に入った服の別バージョンをいくつか買う人は珍しくない。こうすることで、自分のワードローブにスパイスを加えつつ、自分の知っているアイテムにこだわることができる。

   • スカートやパンツのような主力アイテムは、同じものを2、3着買うことも検討しよう。
   • フィットする着心地の良い服を見つけるのが難しい場合は、特に良いアイデアです。
4. 各アイテムの価値に注意を払う。質の良いものを買う余裕があれば、長い目で見れば節約になります。例えば、良いブーツが2倍の値段でも10倍長持ちするとしたら、安いブーツを10足買った方が、長い間にはずっと多くのお金を使うことになる。

   • 高価なもの＝よくできたもの、とは限らないが、よくできた服は粗悪なものより高価なのが普通だ。
   • 通気性の良い夏服を除いて、裏地が付いているかどうかが品質の良い証です。
   • 購入前に縫い目をチェックしよう。縫い目が均一で一貫していることを確認する。縫い目が粗いものは品質が悪い証拠です。
   • 量より質。安い服でいっぱいの大きなワードローブよりも、しっかりした作りの服で構成された小さなワードローブの方が良いのが普通です。
   • 予算が限られているなら、ネットオークションや中古ショップをチェックすることもお忘れなく。探しているものが小売価格の数分の一で見つかることも多い。

パート3

ワードローブを作る

1. 基本を押さえるアイテムを選ぶときは、さまざまなシーンで着られるしっかりしたものを選ぶようにしましょう。仕事から外食まで使えるようなワードローブにしたいものです。

   • 例えば、体にフィットする素敵なパンツは、素敵なジャケットとブラウスと合わせてプロフェッショナルに。少しドレッシーなディナーには、ジャケットを脱いでスカーフをプラス。
   • 別の例として、無地の膝丈スカートは、トップスに無地を合わせれば仕事にふさわしいが、アクセサリーを少々加えれば、友人とのブランチにも使える。
2. 仕事用のアイテムにファッションに関して言えば、中間色の基本は黒、紺、茶、グレー、タンだ。ニュートラルカラーは同じ服でも相性が悪いことが多いので、1つか2つ選んでこだわると、少ないアイテムでより多くの着こなしを作ることができる。

   • スカート、パンツ、ベルト、コートなど、汎用性の高いアイテムをニュートラルカラーで購入しましょう。
   • 白も厳密には中間色だが、他の中間色と組み合わせることができる。
3. 現在のワードローブを念頭に置いて買い物をしよう。同時に洋服一式を購入するのでない限り、その洋服を何に合わせるか決まっていない限り、決して購入しないこと。アイテムを買う前に、そのアイテムとすでに持っているアイテムを使って、1着以上の着こなしを考えてみましょう。

   • 気に入ったアイテムでも、いつもの自分のスタイルと違えば、ワードローブに入らないかもしれません。
   • このステップを飛ばしてしまうと、着ないアイテムがたくさんクローゼットに眠ってしまうことになりかねません。
4. 着ないものは処分する。ワードローブ作りの第一歩は、何かを買うことではなく、すでに持っているものをスリム化することです。クローゼットを調べて、着ないものを探しましょう。それらを取り除くことで、良い服を選ぶのがずっと簡単になります。

   • 現金が不足しているなら、古着をオンラインで売ることもできる。
   • また、チャリティーに出すという手もある。領収書をもらえば、寄付金として税金の控除を受けることもできる。チャリティ団体によっては、寄付金を引き取ってくれるところもあるので、あなたはどこにも行く必要はない。
   • ソーシャルメディアに投稿することも検討しましょう。あなたの友人が、あなたがいらないものを寄付したいと言ってくることがよくあります。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された「 How to Choose Good Clothes 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。