湿度の高い気候での衣類の乾かし方

湿度の高い環境では洗濯物を乾かすのに少し時間がかかりますが、苦労する必要はありません！干すにしても乾燥機に入れるにしても、洗濯物を早く乾かすコツをご紹介します。

方法1

室内に干す

1. 洗濯物を干す部屋は、広くて風通しの良い場所を選びましょう。できれば、寝室やリビングで干すのは避けましょう。 湿気がこもってカビの原因になります。代わりに、家具があまり置かれていないダイニングルームやオフィスを使うようにしましょう。湿った空気が排出され、きれいな空気が入ってくるように、部屋の換気口をチェックしましょう。

   • 換気口がない場合は、扇風機やラジエーターがある部屋を使い、空気が部屋を通っていくようにしましょう。
2. 洗濯物と洗濯物の間隔が1インチ（2.5cm）になるようにラックに干す。クローゼットの扉を開けておけば、クローゼットの竿に干すこともできます。ラックに洗濯物をかけるか、ハンガーを使って、生地にシワや折り目がつかないようにしましょう。衣服と衣服の間は2.5cm以上空ける。

   • 物干しラックはオンラインでも、お近くの大型量販店でも購入できます。

   特定の衣類の干し方
   
   ズボンはウエストベルトが下になるようにかけると、生地が伸びてシワになりにくくなります。必要であれば、袖口を洗濯ばさみで留めます。
   
   ニットは裾の部分を上にしてかけると、たるみや跡がつきにくくなります。
   
   布帛のシャツはハンガーを使い、折り目がつかないようにする。
   
   シーツやタオルは、物干しラックの上で半分に折る。
3. 重い衣類やセーターは、メッシュの物干しラックの上に平らに置いてください。重い衣類は物干しラックから落ちる可能性があり、洗濯ばさみやハンガーの跡がつきやすくなります。物干しラックは、メッシュの部分が横長になっていて、その上に洗濯物を置くことができるものを使いましょう。各メッシュ部分に1着ずつ、平らになるようにセットし、そのまま干してください。

   • メッシュの洋服ラックは、ネットや近くの大型店で購入しましょう。
   • メッシュの物干しラックに洗濯物を重ねると、風通しが悪くなり、乾燥時間が長くなるので避けましょう。
4. 部屋に自然光を取り入れる。洗濯物を干す部屋に窓がある場合は、カーテンを開け放ち、太陽の光を取り込みましょう。水分がより早く蒸発するように、洗濯物を光の近くに置いておきましょう。部屋に窓がない場合は、カビが生えないように、洗濯物が乾くまで電気をつけたままにしておきましょう。

   • 洗濯物は午前中に洗い、一日中干せるようにしておくと、日光を最大限に活用できます。
   • 濃い色の生地は日光で色落ちすることがあるので、光から離れた日陰に置く。
5. 扇風機を回して風通しをよくする。扇風機は、ボックスファン、扇風機、シーリングファンなど、部屋の風通しをよくするものがよい。 扇風機を衣服に向けておくと、衣服から水分を吸い取ることができる。洗濯物のある部屋のドアは開けっ放しにして、湿気を逃がします。

   • 部屋の窓を開けると、外の湿気が入ってきて洗濯物が乾きにくくなるので、窓を開けないようにしましょう。
   • 定期的に洋服ラックを回転させれば、フロアファンも効果的です。
6. 衣類と同じ部屋で除湿機を回す。除湿機は空気中の水分を吸収するため、室内の空気が乾燥します。洗濯物を干したら、除湿機の設定を最低にして、エネルギーを節約しながら湿気を取り込みましょう。洗濯物が完全に乾いたら、除湿機のタンクを空にしてください。

   • 除湿機はオンラインでも、お近くのホーム用品店でも購入できます。
   • 除湿機はフィルターも使うので、汚れたら交換や掃除が必要な場合もあります。
7. 洗濯物は完全に乾いてからしまいましょう。洗濯物が完全に乾くまでには、室内が適切な状態であっても、1日かかることがあります。1日中、定期的に洗濯物の状態を確認し、触った感じがまだ湿っているかどうかを確認してください。まだ湿っていると感じる場合は、ラックに置いたままにしてください。そうでない場合は、たたんでしまっておく！

   • 湿気がこもるとカビが生える可能性があります。

方法2

タンブル乾燥機を使う

1. 糸くずフィルターにゴミが溜まっていたら掃除しましょう。乾燥機のドアを開け、前面付近に糸くずのついたフィルターやスクリーンがないか確認します。フィルターを取り出して、中に詰まっている糸くずをすべて集めます。フィルターを洗濯機に戻す前に、糸くずを普通のゴミと一緒に捨ててください。

   • フィルター内に糸くずを残したままにしておくと、空気が乾燥機の中を通りにくくなり、衣類が乾くのに時間がかかることがあります。

   警告乾燥機の糸くずは非常に燃えやすいので、直火には近づけないでください。
2. 洗濯物を似た色や生地に分ける。洗濯物を一度にまとめて乾かすのは便利ですが、熱量が異なると、衣類が縮んだり、色あせたり、傷んだりすることがあります。それぞれの衣類のタグをチェックして、適切な乾燥方法を確認しましょう。すべての衣類をきちんとお手入れできるよう、洗濯物は別々の山に整理しましょう。

   • タグが付いていない衣類や、乾燥機が使えるかどうかわからない衣類は、ダメージを避けるために自然乾燥を選びましょう。
3. 乾燥機に入れる前に、衣類をよく振ってください。洗いたての洗濯物を手に取り、束にならないように2～3回しっかり振ってください。乾燥機に入れる前に、手で衣類をならすようにしましょう。そうすることで、洗濯機から取り出したときのシワや折り目が少なくなります。

   • 洗濯機から出てきた衣類がまだ濡れているように感じる場合は、衣類をねじって余分な水分を絞ってみてください。また、大きめの乾いたタオルの上に衣類を平らに置き、5分間しっかりと包んでみてください。
4. 乾燥機は半分までしか入れない。タンブル乾燥機には、洗濯物の周りに空気が流れるためのスペースが必要です。洗濯物が乾燥機の中でどれくらいのスペースを占めているかに注意し、半分以上入っている場合はそれ以上入れないようにしましょう。必要であれば、多めの洗濯物を小分けにして、管理しやすくしましょう。

   • 乾燥機が満杯になりすぎると、うまくタンブリングできなくなり、洗濯物がしわくちゃになったり、湿ったままになってしまうことがあります。
5. 乾燥させる生地や色に合ったサイクルを回しましょう。乾燥機のサイクルオプションを見て、洗濯物の種類に最も適したものを選びましょう。洗濯機をスタートさせる前に、ダイヤルを回すかボタンを押してサイクルを選択します。洗濯機の熱が逃げないように、ドアを開けずにフルサイクルを回します。

   • 例えば、薄手の生地やランジェリーを洗濯する場合は、「デリケート」サイクルを使ってみてください。
   • 一部の乾燥機には水分センサーがついており、水分がなくなると自動的に乾燥が止まります。この機能が付いているかどうかは、お使いの乾燥機のモデルを調べてみてください。
   • 数点しか乾燥させず、早く乾かしたい場合は、乾いたタオルを衣類と一緒に乾燥機に入れておくと、水分を吸収しやすくなります。15分後にタオルを取り出し、衣類が乾くまでさらに5～10分乾燥させます。
6. 衣類を取り出したら、すぐにたたむか吊るす。衣類が山積みにならないよう、乾燥が終わったらすぐに取り出す。衣類が束になったり、シワになったりしないように、乾燥機から出すときに衣類を振る。シワにならないように、できるだけ早くたたみましょう。

   • 乾燥機の近くにランドリーバスケットを置くと、たたんだ洗濯物を中に入れることができ、運びやすくなります。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された「 How to Dry Clothes in a Humid Climate 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。