一日中化粧を長持ちさせる方法

朝、時間をかけてメイクしたのに、その日のうちに家に帰ると、タヌキのような目やファンデーションの跡が残っていたり、肌が乾燥してシミができていたりしたことはありませんか？メイクのやり方を少し変えるだけで、美しい仕上がりが長持ちします。メイクをする前にきちんと肌を整え、長持ちするように設計された製品を使うようにしましょう。また、メイクをした後は、メイクを守るための対策をとることもできます。

方法1

顔を整える

1. 顔を洗う。汚れや皮脂、古いメイクを洗い流すことで、メイクしたての状態が長持ちします。汚れた顔に新しいメイクをすると、よれたり、はがれたりしやすくなる。

   • 朝、メイクをする前に顔を洗いましょう。
   • 刺激の強い石鹸は使わないこと。刺激や乾燥を引き起こし、メイクがすぐに落ちてしまいます。
2. 週に2、3回は角質ケアを。古い角質は、特に年齢とともに顔に蓄積しやすいので、週に数回、角質を除去することが大切です。古い角質の上にメイクをすると、日中にメイクが剥がれてしまいます。古い角質を取り除いたつるつるの顔のほうが、メイクのノリや質感がよくなります。

   • フェイシャルブラシを使って、顔の古い角質を軽くブラッシングするとよい。円を描くようにこすり、決して強く押しすぎないこと。
   • 優しく角質を除去するのにも効果的です。
   • 唇も忘れずに！口紅をしっかり定着させるためには、唇の角質も除去する必要がある。
3. 保湿をする。脂性肌にはオイルフリーかジェル状の保湿剤を、乾燥肌には栄養価の高いものを。日差しから肌を守るため、SPF15以上の保湿剤を、日差しの強い場所に住んでいる場合はSPF30以上の保湿剤を用意しましょう。年齢が高い場合は、しわ防止効果のあるモイスチャライザーを使ってもよい。

   • リッチでクリーミーなモイスチャライザーは日中使わないこと。その代わり、寝る前にクリームを塗り、一晩つけておくと、メイクを崩すことなく保湿効果を得ることができます。
4. 顔に下地をつける。良い下地を使うことが、一日中メイクをキープするコツです。下地によっては少々値が張るものもあるが、あまり量を使わなくても良い仕上がりになる。プライマーを顔全体に塗り、特に赤い部分やオイリーな部分、カバーしたいシミの上に塗る。
   専門家のアドバイス

   コスメトロジスト

   ローラ・マーティンはジョージア州の美容師免許を持つ。2007年よりヘアスタイリスト、2013年より美容師として教鞭をとる。

   
   美容師免許

   美容師免許を持つローラ・マーティンはこうアドバイスする：「メイクの下に下地をつけることは、メイクを一日中長持ちさせる最良の方法です。ただ、自分の肌タイプに合った下地を選ぶようにしましょう」。
5. アイ・プライマーを使う。アイ・プライマーの主な目的は、アイシャドウをしっかりと固定し、まぶたにシワが寄るのを防ぐこと。 また、色をより鮮やかに見せ、透け感を少なくする効果もある。リキッドタイプのコンシーラーも有効です。

   • アイメイクをあまりしない人は、アイプライマーは必要ないかもしれない。しかし、アイメイクがにじみがちで、目の下まで落ちてしまうような場合は、本当に役に立つ。
   • また、アイシャドウをきちんとキープするためにアイ・プライマーを使ったり、口紅がフェザリングしないようにリップ・プライマーを使ったりすることもできる。

方法2

正しいメイクを選ぶ

1. マットなファンデーションを使いましょう。リキッドファンデーションを使いたくない場合は、ファンデーションの代わりにミネラルパウダーを用意するとよい。リキッドファンデーションよりもカバー力が弱くなりますが、肌に雑菌がつきにくくなり、顔が呼吸できるようになります。

   • また、クリームファンデーション、パウダーファンデーション、クリームとパウダーを混ぜたようなファンデーション、ティンテッドモイスチャライザーなどを試してみるのもよい。ミネラルメイクが良い人もいるかもしれないが、乾燥しすぎたり、すぐに落ちてしまう人もいるだろう。イエローアンダートーンの人は、色をうまく出すのが難しいかもしれない。
2. 半透明のセッティングパウダーを使う。これは、透明またはごく薄く色づくフェイスパウダーで、色つきパウダーのようにカバー力を高めることなく、顔をセットし、マットな印象に仕上げる。ドラッグストアで購入できる手頃な価格のものから、高価な高級品まで、さまざまなセッティングパウダーがあります。
3. ロングウェアのリップカラーを選ぶ。このタイプのリップカラーは、食べたり飲んだりしても、一日中唇の上にとどまるように処方されています。ロングウェアタイプは乾燥しやすいので、塗る前に唇をしっかり保湿しましょう。

   • ロングウェア・リップは、なりたい印象によって、さまざまな製品が販売されている。リップステインやロングウェア口紅は、マットな仕上がりの口紅と同様、長持ちする。
   • 色をさらに長持ちさせるには、色の周りにリップライナーを使うこと。こうすることで、一日中しっかりとした形を保つことができる。
4. パウダーアイシャドウを使う。下地の上にこのタイプのシャドウを塗ると、一日中色をキープできる。クリームシャドウは、ずれやすい。アイシャドウブラシを使って下地にパウダーを塗り、固めておく。
5. 耐水マスカラを使う。ウォータープルーフのマスカラは、一日中フレッシュな目元をキープするのに効果的。水に濡れても、泣いても、マスカラは落ちない。ただ、ダマになってまつ毛が抜けてしまうので、マスカラをつけたまま眠らないように気をつけましょう。

   • マスカラ下地にお金をかけないこと。マスカラ下地はまつ毛を重くし、短く見せてしまう。
   • 結婚式やプールサイドでの写真撮影など、どうしても一日中マスカラをキープしなければならない場合を除き、「ウォータープルーフ」よりも「ウォーターレジスタント」マスカラを選びましょう。ウォータープルーフのマスカラはダメージを与える可能性があり、日常使いには向いていません。

方法3

しっかりキープ

1. メイクは時間をかけて。朝、急いでメイクをして出かけると、メイクが固まる時間がありません。重ね塗りをしたら、5分待ってから次の重ね塗りをしましょう。そうすることで、一日中メイクが崩れません。
2. 日中は顔を触らないようにしましょう。顔を触るたびに、メイクを少しずつ落としていることになり、メイクがよれる可能性が高まります。指で顔を触るのはできるだけ避けましょう。
3. 夏は薄着に。外が暑いときは、厚化粧はよくない。汗をかくと、メイクは当然落ちやすくなる。アイメイクはウォータープルーフにし、ファンデーションは控えめに。
4. 髪をアップにする。一日中髪が顔に当たっていると、メイクが早く落ちてしまう。一日中メイクが崩れないことが重要な日は、アップスタイルにしましょう。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された「 How to Make Make makeup Last All Day 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。