水着を縮ませる方法

水着が大きすぎるのは、痩せたから、サイズを間違えて買ったから、時間が経って素材が伸びてしまったから、などなど。水着はライクラ、スパンデックス、ポリエステル、ナイロンなどの素材でできていることが多いので、繊維を縮ませるのは難しいが、不可能ではない！沸騰したお湯を使ってスーツを浸し、乾燥機の高温サイクルにかけるか、湿ったスーツに弱火でアイロンをかけて素材を徐々に縮ませてみてください。何度か試す必要があるかもしれませんが、お好みのサイズまでスーツを縮めることができるはずです。

方法1

乾燥機を使う

1. スーツを裏返しにして、できるだけ顔料を保護します。洗濯、煮沸、乾燥の前に、スーツを裏返しにしてください。そうすることで、色が流れず、スーツ本来の色合いを保つことができます。

   • ブラジャーのインサートがある場合は、この時点で取り外してください。
2. スーツを冷水で手洗いし、汚れや皮脂などを落とす。シンクに冷たい水を張り、漂白剤や染料が入っていない中性洗剤を使う。石けん水で水着を洗い、シンクの水を切って、新しい水で泡がなくなるまですすぎます。乾燥機にかけたときに、日焼け止め、汗、油、砂、垢などが残っていると、それが素材に焼き付いて、スーツが硬くなったり、柔軟性がなくなったりする可能性があるので、事前にクリーニングしておくことが大切です。

   • 洗濯機で洗うと、乱暴にたたかれて繊維が伸びてしまうことがあるので避けましょう。
   • 水着はドライクリーニングに出しましょう。
   • ドライクリーニングでは、柔軟剤や光沢剤などの異なる製品を使用して洗濯します。
   • このタイプの洗濯は、家庭の洗濯機で洗うほど研磨されません。
3. お湯が室温に冷めるまでスーツを浸しておく。やかん、電子レンジ、またはストーブの上の鍋を使ってお湯を沸かす（熱で割れない大きな鍋や皿を使うようにする）。沸騰したお湯の中にスーツを完全に沈め、お湯が冷めるまで放置する。

   • 沸騰したお湯の熱でスーツの繊維が縮み始め、乾燥機にかけるとさらに縮むはずだ。
4. スーツを乾燥機の一番高い設定にしてください。最適な収縮を得るためには、できる限り高い設定と長い時間を使用してください。洗濯物がいっぱいの状態でスーツを乾燥させるのは避けてください。

   • たいていの乾燥機は、60～70分運転すると停止します。
5. 乾燥サイクルが終わったら、衣類を室温まで冷まします。洗濯機から熱い衣類を取り出してすぐに着るのではなく、横に置いて冷まします。ゴムは熱を持ちやすいので、すぐに着ると火傷する恐れがあります。

   • スーツが冷めるまで10分以上はかからないはずだ。
6. この作業をさらに2～3回繰り返し、スーツを徐々に縮めていく。完全に乾いてからスーツを着てみて、サイズが合っているかどうかを確認してください。もしそうなら、それは素晴らしいことです！それでもまだ大きすぎる場合は、煮沸と乾燥の工程をもう数回繰り返してください（スーツはすでにきれいな状態なので、もう一度洗う必要はありません）。

   • 3回洗濯しても十分に縮まない場合は、仕立て直しをするか、あるいは新しいスーツに買い換えることを検討する時期かもしれない。

   警告： 高熱でスーツの色がくすみ、耐久性が落ちる可能性があるため、この方法はあまり頻繁に使わないこと。

方法2

スーツにアイロンをかける

1. スーツを洗濯し、すすいで余分な水分をよく絞ります。まだ清潔でない場合は、冷たい水と漂白剤や染料を含まない中性洗剤を使って洗濯してください。シンクに冷たい水を張り、石鹸を直接スーツにつけます。水中でスーツをマッサージして泡を作り、汚れを落とす。シンクの水を切り、新しい水を使って泡が見えなくなるまでスーツをすすぐ。スーツがびしょびしょにならない程度に手で絞る。

   • 汚れたスーツにアイロンをかけると、最後に着用したときに付着した塩分、砂、汗、日焼け止め、ローションなどを焼き付けることになる。
2. アイロン台に乗せたら、綿布でスーツを覆いましょう。アイロン専用の綿布がない場合は、清潔な綿素材であれば、ハンカチなどの端切れでもよい。湿った水着に直接アイロンを当てないでください。

   ヒント：古い枕カバーやシーツでも、いざというときには使えるので、家に新しい綿の布がなくても、買いに行く必要はありません。
3. アイロンは弱火か中火にしてください。水着を傷めないためにも、強火は避けましょう。アイロンがけや乾燥に少し時間がかかりますが、最終的には水着のコンディションが良くなります。

   • この工程では、アイロンのスチーマーバスケットに水を入れる必要はありません。スーツはすでに濡れているので、水分を加える必要はありません。
4. ゆっくり、しっかりとした動きで押さえながらアイロンをかける。低熱設定なので、10分以上アイロンをかける覚悟で。スーツの上から下へ、長く均一なストロークで計画的に作業する。アイロンの熱が保護布を突き抜けて水着に当たるように、力を入れて押し当てましょう。

   • アイロンの熱はそれほど高くないが、指を挟んだり、素手でアイロンの底をつかんだりしないように注意すること。やけどをするほど熱くなります！
5. 時々スーツを裏返して、両面に均等にアイロンをかける。片面が縮んで片面が元のサイズのままということにならないように、必ず両面にアイロンをかけましょう。上から下へアイロンをかけた後、裏返してみてください。

   • また、スーツを裏返すときに、清潔な乾いたタオルでアイロン台を拭き取るとよいでしょう。アイロン台に余分な水分が残っていると、作業していた面に水分が吸収されてしまいます。
6. 水分がほとんどなくなるまでアイロンをかけ続ける。10分以上かかる場合もあるので、アイロン台の前で落ち着いてください。スーツができるだけ早く乾くように、適度な圧力をかけ、左右交互にかけ続ける。水分がほとんどなくなり、手触りがほぼ完全に乾いたら、アイロンを止めても構いません。

   • アイロンがけを長時間するのが嫌な場合は、番組を見たり音楽を聴いたりしながら作業すると、時間の経過が早くなります。
7. スーツを再び着る前に、あとは自然乾燥させましょう。熱で色が変色したり、ゴムが弱くなったりする可能性があるので、スーツを太陽の下に置くのは避けましょう。アイロン台の上に置いておくか、物干し竿に吊るして乾かします。完全に乾いたら、試着してみよう。思うように縮まなければ、もう1～2回アイロンがけを繰り返す。それでも十分に縮まない場合は、手洗いに出すか、新しいスーツを購入することになります。

   • スーツを乾燥させるために、強火で20分ほど乾燥機にかけるという方法もある。そうすることで素材がさらに縮む可能性があるが、自然乾燥させたほうが素材には優しい。

方法3

伸びを防ぐ

1. 水着を使用した後は、濡れたかどうかにかかわらず、毎回洗濯しましょう。日焼け止め、ローション、オイル、砂、汗など、水着を最高の状態に保つためには、定期的に洗い流す必要があります。水に入らず、塩素や塩分も付いていなければ洗わなくてもいいと思うかもしれないが、使用するたびにさっと洗えば、繊維やゴムのコンディションはより長く保たれる。

   • 汚れが蓄積すると、伸縮性繊維の劣化が早まります。
2. スーツは中性洗剤を使い、冷たい水で手洗いしてください。洗濯機の使用はできるだけ避けましょう。タンブラー乾燥はスーツを伸ばし、伸縮性繊維を傷める原因になります。シンクやバケツを使って、漂白剤や染料を含まない中性洗剤でスーツを手洗いしてください。洗濯が終わったら、きれいな水でぬめりがなくなるまでよくすすいでください。

   警告：スーツには絶対に漂白剤を使用しないでください。漂白剤はスーツを変色させるだけでなく、生地を弱くし、破れやすくします。
3. できるだけ乾燥機を使わず、吊るして乾かしましょう。スーツを洗ったら、どこかに干してください。浴室にあるような金属の棒にかけるのは避けましょう。金属が素材と反応してシミになる恐れがあります。代わりに、物干し竿と洗濯ばさみを使ってスーツを吊るす。

   • 乾燥機はスーツを縮ませるのに最適な方法ですが、同時にタンブリングと高熱のために繊維を弱める可能性もあります。スーツを可能な限りベストな状態に保つためにも、乾燥機はあまり使わないほうがいい。
4. 繊維を傷めないために、乾燥中のスーツは日光に当てないでください。着終わったスーツを天日干しして自然乾燥させたくなるかもしれませんが、できれば避けてください。色落ちだけでなく、日に当たるとゴムの伸縮性が弱くなり、スーツの耐久性が落ちてしまいます。

   • どうしても天日干しを避けられない場合は、それでも構いません。ただ、毎回天日干しをするのはやめましょう。
5. 素材がひっかからないように、粗い表面にはスーツを置かないようにしましょう。コンクリートやプールの椅子など、水泳場の周りによくある素材は、スーツの繊維をひっかけたり、折ったり、時間が経つにつれて弱くなる原因になります。椅子や地面に座る前にタオルを敷くことで、これを避けることができます。

   • タオルがない場合は、スーツが粗い素材に触れないように、カバーアップなどを着てから座るようにしましょう。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された「 How to Shrink a Bathing Suit 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。