マスカラのにじみを防ぐ方法

マスカラのにじみは、美容界で最も一般的な苦情のひとつだ。完璧なスモーキーアイメイクを何時間もかけてなじませ、その上に絶妙なキャットアイライナーを引いたのに、マスカラを塗ったときに上まぶた全体に黒い点が見えるほど最悪なことはない。あるいは、ランチタイムに鏡を覗き込んだら、マスカラが頬のほうに垂れ下がっているのに気づくかもしれない。幸いなことに、にじみを抑え、完璧な自分を取り戻すのに役立ちそうなコツがいくつかある！

方法1

目の周りの余分な皮脂を防ぐ

1. メイクをする前に、優しいクレンジングを使いましょう。一日中にじむマスカラは、通常、まつ毛が肌の油分に触れることで起こります。その可能性を減らすには、まず肌を清潔にする必要がある。まぶたは脂っぽくなりやすいので、一日の始まりには、目の周りに安全な優しいクレンジングを使おう。

   • 目を刺激しない洗顔料が見つからない場合は、ベビーシャンプーを使ってみよう。ぬるま湯にベビーシャンプーを少し混ぜ、柔らかい布を石鹸水に浸し、目の周りを優しく洗う。
2. まぶたの保湿は省く。マスカラがいつもよれてしまう人は、まぶたが脂性で、毎日の保湿がその問題を悪化させている可能性がある。アイクリームなどの保湿剤は夜だけ塗るようにしましょう。朝、アイクリームの必要性を感じたら、メイクをする20～30分前に塗るようにしましょう。

   • マスカラがにじむのが気になる人は、クリームタイプのアイシャドウも使わないほうがいい。
3. 目の周りはあぶらとり紙でふきます。パウダーを練り込んだライスペーパーは、顔の油分を拭き取り、マットでみずみずしい肌に仕上げるよう特別に設計されている。アイシャドウやアイライナー、マスカラをつける前に、ライスペーパーで目の周りの油分をやさしく拭き取ってみて。

   • あぶらとり紙は、たいていの美容ショップで売っているし、オンラインで注文することもできる。
4. まぶたに少し下地をつける。すでにフェイス・プライマーを使っているなら、同じものを目の下とまぶたになじませればOK。顔全体に下地を使わない場合は、目の周りにほんの少しアイ・プライマーをつけましょう。こうすることで、油分をシャットアウトするマットなバリアができ、マスカラ移りを防ぐことができる。

   • まぶたに下地をつけすぎると、シワになる可能性があるので、薄くつけること。
5. 丁寧に。仕上げたいルックによっては、アイシャドウ、アイライナー、マスカラを何度も重ね塗りすることもできるし、ナチュラルなルックを好み、まつ毛にマスカラを薄くひと塗りするだけで出かけることもできる。いずれにせよ、マスカラを塗った直後はにじみやすいので、マスカラが乾くまで少なくとも1分は目を開けたままにしておくこと。

   • アイラッシュカーラーでせっかく塗ったマスカラがにじまないように、他のアイメイクをする前にマスカラを塗りましょう。
   • マスカラを薄く塗る。マスカラを塗る前に、余分な製品をボトルのふちに拭き取ります。
   • マスカラがよくにじむ場合は、下まつげではなく上まつげだけに塗ってみてください。
6. メイクをした後、半透明のパウダーをつけます。小さくて柔らかいブラシで、目の下に半透明のパウダーをたっぷりのせ、5～10分置いてから余分な粉を払い落とす。この工程をベーキングといい、油分やテカリを抑え、メイクが一日中長持ちするように整えます。

   • 目元にコンシーラーやファンデーションを使う場合は、ベーキングをすることで、マスカラがにじまないような、なめらかでドライな仕上がりにすることができる。
   • トランスルーセント・パウダーは、セッティング・パウダーやベーキング・パウダーと呼ばれることもある。
   • まつげにも少しつけると、マスカラをセットしやすくなる。

方法2

ウォータープルーフマスカラを使う

1. まず、まつげのコンディショニング・プライマーを塗る。ウォータープルーフマスカラはまつ毛を乾燥させ、オフするのも大変です。しかし、どうしてもマスカラがにじんでしまう場合は、ウォータープルーフマスカラを使うとよいでしょう。もしウォータープルーフマスカラを使いたいなら、まずまつ毛をコンディショニング・ラッシュ・プライマーでコーティングして保護してください。

   • コンディショニング・プライマーは、ウォータープルーフ・マスカラの乾燥からまつ毛を守り、一日の終わりにウォータープルーフ・マスカラを落としやすくしてくれる。
   • コンディショニング・プライマーを使っても、ウォータープルーフ・マスカラは時間が経つと傷んでしまいます。このタイプのマスカラは日常使いには向かないので、どうしてもマスカラの持ちが必要な特別な日（ビーチでの写真撮影や結婚式など）にだけ使いましょう。
   • よりやさしく、落としやすく、頻繁に使えるマスカラとしては、"ウォータープルーフ "ではなく、"ウォーターレジスタント "と表示されているマスカラを試してみて。
   専門家のアドバイス

   メイクアップアーティスト＆ヘアスタイリスト

   アリシア・ダンジェロはニューヨークを拠点とするメイクアップアーティスト。現在、ディオール・メイクアップ、YSLビューティー、パット・マクグラス・ラボなどのチームや、ブライダル企業のワンス・アポン・ア・ブライド、ミス・ハーレクインなどで活躍している。彼女の作品はToday.com、New York Live、Forbes.com、VH1、MTV、Vevo、Entertainment Weekly、Refinery 29、NYXCosmetics.comで紹介されている。FIDMロサンゼルス校でビジュアル・コミュニケーションの学位を取得。

   
   メイクアップアーティスト＆ヘアスタイリスト

   専門家の意見夜、またはマスカラをつける前にまつ毛用下地を使うと、一日中マスカラの持ちがとても良くなります。ひまし油を綿棒に少量つけて、夜まつげに塗るのもいい。
2. いつものようにウォータープルーフマスカラを塗る。マスカラをまつ毛の根元に当て、少しくねらせたら、マスカラを持ち上げ、まつ毛の長さに沿って外側に動かします。そうすると、まつ毛が少しカールし、目が大きく、まつ毛が長く見えます。

   • ウォータープルーフマスカラは、マスカラが乾くまで何度も重ね塗りをするのに対し、普通のマスカラは、マスカラが乾くまで何度も重ね塗りをする、という違いだけです。
   • ウォータープルーフマスカラはオイルプルーフとは違うので、すべての汚れを防ぐことはできないが、効果はある。
   • ウォータープルーフマスカラを毎日つけたくない場合は、まず普通のマスカラをつけ、その後ウォータープルーフをまつ毛の先端に重ねます。 また、普通のマスカラにウォータープルーフのトップコートをつけることもできます。
3. メイク落としを使う。メイク落としはウォータープルーフマスカラを分解し、落としやすくする。そうすることで、顔をきれいにするためにゴシゴシこする量を減らすことができ、まつ毛を長く保つことができる。また、目の周りのデリケートな皮膚を常に引っ張ったり引っ張られたりすることによるシワの予防にもなる。

   • メイク落としワイプ、ミセラーウォーター、オイルベースのクレンジングなどは、どれも人気のあるメイク落としだ。

方法3

マスカラを塗る

1. マスカラボトルの縁でマスカラを拭き、余分なものを取り除きます。マスカラ棒は必要以上にマスカラを吸い取るので、拭き取ることでまつげにマスカラが付きすぎないようにすることができる。余分なマスカラはダマになりやすく、ダマになると乾くのに時間がかかるため、にじみやすくなる。

   • ティッシュや布でマスカラを拭かないようにしましょう。ティッシュや布にマスカラを拭き取ると、マスカラに小さな繊維が残り、目を刺激することがあります。
2. マスカラは下まつげからつける。下まつげにマスカラを塗ろうと下を向くと、上まつげがまぶたに当たってしまいます。すでに上まつげにマスカラを塗ってしまうと、上まぶたに点々ができてしまいます。これを防ぐには、まず下まつげから始め、次に上まつげに移る。

   • 上まつげにマスカラを塗るときは、まつげがまぶたに触れないようにまっすぐ前を向き、下まつげにマスカラを塗るときは頭を少し前に傾ける。
3. マスカラを塗っている間は、目の下にシールドを当てましょう。マスカラを塗っている間にマスカラがにじんでしまったら、マスカラを塗っている間、肌とまつげの間に何かを挟みましょう。スプーンでも、クレジットカードでも、紙切れでも、自分に合ったものを見つけてください。

   • 美容室によっては、マスカラを塗るときに目にぴったりフィットするように設計された特別なシールドを用意しているところもある。
   • また、メイクを「焼く」ことで、目の下のにじみを防ぐこともできる。マスカラなどのアイメイクをする前に、目の下に半透明のパウダーをまぶして数分置く。メイクが終わったら、余分な粉を払う。
4. マスカラを密封したい場合は、透明のトップコートを塗る。マスカラが乾いたら、透明のマスカラかトップコートを薄く塗る。こうすることで、マスカラがしっかりと固定され、一日中にじんだり、はがれたりするのを防ぐことができる。

   • 好みの透明マスカラ・トップコートが見つからない場合は、代わりに透明ブロウジェルをまつ毛に使ってみよう！
   • マスカラ・トップコートの中には、マスカラをウォータープルーフにし、流れるのを防ぐようにデザインされているものもあります。
5. 普通のマスカラでうまくいかない場合は、チューブマスカラを試してみてください。チューブタイプのマスカラは、まつ毛1本1本を特殊なポリマーでコーティングし、チューブの中で乾燥させます。このタイプのマスカラはにじみにくいが、1日中チューブが落ちてしまうこともある。

   • チューブマスカラはぬるま湯で落とさなければならない。
   • ケーキ・マスカラを試すこともできる。このような昔ながらのマスカラは、アプリケーター・チューブに入ったマスカラよりもダマになりにくく、にじみにくい。
6. 念のため、綿棒かメイク落としペンを持参すること。せっかくマスカラを塗っていても、雨に降られたり、くしゃみをしたりすると、マスカラがにじんでしまうことがある。そんなときは、綿棒かメイク落としペンでさっとお化粧直しができる。

   • コンシーラーやパウダーを持参して、にじみを拭き取った後、その部分をなじませてカバーする。綿棒やメイク落としペンで拭き取った後、ファンデーションの層に目に見える隙間ができてしまうかもしれない。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された「 How to Prevent Mascara from Smudging 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。