職場でのパンクな着こなし方

破れたジーンズ、レザージャケット、色鮮やかなモヒカンでよく知られる70年代のパンク・ファッションは、音楽シーンを通じて始まった。パンクを着こなすことは自由であり、体制に反抗し、個人の創造性を表現することだった。今日では、体型や予算に関係なく、誰でもパンク・スタイルに身を包むことができる。仕事でさえも！ただ、バランスをうまく取ればいいのだ。

パート1

仕事にふさわしいパンク・パンツとドレスの選び方

1. ボンデージ・パンツを履くボンデージ・パンツとは、チェーンやジッパー、ストラップ、バックルなどがついたズボンのこと。職場にふさわしいボンデージ・パンツを選ぶときは、最小限の付属品しかついていないものを選ぼう。
2. スキニージーンズを履くジーンズのスタイルは年々スリムになってきているので、仕事用のスキニージーンズを探すときは、選択肢に事欠かないだろう。ダークブルーのデニムか、ポケットや足首にジッパーがあしらわれたブラックジーンズを選ぼう。ソフトなブラウスやテーラードブレザーと合わせて。

   • クリエイティブな仕事をしている人以外は、ダメージ加工や破れたジーンズは避けよう。
   • 光沢のあるコーティング加工されたデニムは、アフターファイブ用にしておくのがベストだ。
3. レザーパンツを履いてみよう。レザーやプリーザー（フェイクレザー）のパンツは、仕事着にぴったりのパンクなオプションだ。ドレスジャケットとヒールを合わせれば、「パワースーツ」の新しいスタイルが完成する。仕事用の一足を選ぶときは、フィット感と、数時間デスクに座った後の感じ（と見た目）を考えよう。
4. ヴィンテージのロカビリードレスをドレスアップ。一般的に女性のパンクは、繊細で可愛らしいというステレオタイプなイメージに反発し、ドレスを着ることを避ける傾向があった。パンクな格好をしたいけれど、オフィスではワンピースを着たいという人は、ヴィンテージのスウィングドレスにフィットしたジャケットと不透明な黒のレギンスを合わせよう。
5. レザーのペンシルスカートを履く。光沢のある黒のレザーやプレザーのペンシルスカートにシルクのブラウスを合わせよう。シルクのブラウスの柔らかく流れるようなラインが、タフでパンクな印象を和らげてくれる。スカートの丈は膝上か膝にかかるくらいを目安に、黒のウェッジブーツと合わせて。

パート2

パンクにふさわしいトップスとジャケットを選ぶ

1. レザージャケットのジッパーを閉めるシルバーのスタッズがついた黒のレザージャケットは、パンクそのもの！シフトドレスの下に着ても素敵。テーラード・パンツやカプリ・パンツにレザー・ジャケットを合わせたり、流れるようなロング・トップスの上にレイヤード・ジャケットを重ねたりしてみよう。
2. プレッピーなネルシャツを着る。腰に巻いたフランネル・シャツは、多くの人がパンク・ムーブメントを連想させるルックだ。腰に巻くのではなく、ジャケットやベストの下にフィットしたネルシャツやギンガムシャツを重ね着し、ボタンを上まで留めるか、シガレットパンツやプレザーパンツと合わせる。
3. 白かグラフィックのTシャツを着る。初期のパンク・シーンでは、わざと攻撃的なTシャツが大人気だった。ドレスジャケットの下にグラフィックのTシャツを着て反抗的な雰囲気を出すか、白の無地のTシャツを着て出勤しよう。Tシャツにはダークジーンズ、カプリパンツ、ドレスパンツ、ローファーを合わせよう。
4. タータンチェックのトレンチコートに身を包もう。退屈な黒と白のスーツに、鮮やかな赤と黒、あるいは黄色と黒のタータンチェックのトレンチを羽織ってパンクに。ダブルブレストのトレンチコートで、大げさなラインや深いポケット、バットウィングスタイルの袖のものを探してみよう。

その3

パンク風アクセサリーをつける

1. 黒のペンシルタイをつける。幅広の伝統的なワーク・タイに似たペンシル・タイは、男性にも女性にも似合う。ネクタイが細ければ細いほど、よりパンクに見える。白いシャツにぴったりとした黒のスーツ、またはスカートとブラウスにペンシルタイを合わせよう。
2. 上質なヒールに投資しよう。ハイヒールやパンプスはオフィスファッションの定番。ヴィヴィアン・ウエストウッドにインスパイアされた、シルバーやゴールドのメタルスタッズ飾りのついたものを探そう。ボンデージパンツやスカート、スキニージーンズに合わせて。
3. スタッズ付きレザーベルトのバックル。スタッズはパンクファッショニスタの必須アクセサリー。ドレス・スラックスやカプリ・パンツにスタッズ・ベルトを合わせたり、コンサバなラップ・ドレスに飾りのついたベルトをプラスして、パンク・スタイルのタッチを楽しんで。 ベルトは茶色ではなく、必ず黒を選んで。
4. スカルやスパイクにインスパイアされたジュエリーを服装に加える。小さなスパイクやスカルのイヤリング、リング、ペンダントは、あなたの服装にパンクの雰囲気を取り入れるさりげない方法です。ゴールド、シルバー、ブロンズなどのジュエリーを選ぶと、服装に新たなアクセントを加えることができる。
5. シルバーのカフリンクスやブレスレットを身につけよう。長袖の黒いワークシャツの上に、光沢のあるシルバーのブレスレットを腕に飾るか、あるいは重厚な一重チェーンのブレスレットを身につけよう。クラシックなオフィスシャツとチノパンツの組み合わせに、パンクをテーマにしたカフリンクスを加えてみよう。
6. コンバットブーツを黒のウェッジブーツやドレスブーツで代用する。黒のコンバット・ブーツやドック・マーチンは、どんなパンクにも選ばれる靴だ。アグレッシブなスタイル・ステートメントで、タフに見えるだけでなく、ハードに履きこなすことができる。オフィスでは、よりスリムで職場に適したブーツスタイルに履き替えよう。
7. パンクにふさわしいヘアスタイルを選んで、ルックを完成させよう。パンクな服装に欠かせないのは、エッジの効いたヘアスタイルだ。 鮮やかな色のモヒカンは上司にウケないかもしれないが、赤や明るいブロンド、黒といった色合いのヘアカラーならウケるかもしれない。

   • アンドロジナス風にするために、髪を超短くカットする。
   • レイヤーボブにハイライトとローライトを入れる。
   • ロングヘアはストレートにするか、すっきりとしたハイポニーテールにする。
8. 赤いリップや黒いアイラインをひとさじ加える。仕事用のパンクメイクはミニマルに、赤い口紅かダークなアイライナーで。両方はNG。赤い口紅を塗る場合は、後で塗り直せるように、必ずハンドバッグかポケットに入れておくこと。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された「 How to Dress Punk at Work 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。