ペチコートの採寸方法

ペチコートを買うにしても、作るにしても、サイズの測り方は重要です。長すぎるペチコートはドレスからはみ出し、短すぎるペチコートは横顔を美しく見せません。また、ペチコートは適度な膨らみが必要で、大きすぎるとドレスがきつく見えてしまいます！
注：これはペチコートの測り方です。

方法1

ブライダルまたはフォーマル用ペチコートのサイズを測る

1. ドレスをドレス型に乗せます。ドレス型がない場合は、スカートの部分が束にならずに自由に垂れ下がるようにドレスを吊るします。または、きれいな床や大きなテーブルの上にドレスを広げるのもよいでしょう。
2. スカートの長さを測ります。巻き尺でスカートのウエストから裾までを測ります。スカートの前中心から測っていることを確認してください。
3. 丈から数インチ（数センチ）引いてください。ペチコートはドレスより1～2インチ（2.54～5.08センチ）短いのが理想的です。こうすることで、歩いたり動いたりするときに、ドレスの下からペチコートがのぞくのを防ぐことができます。
4. スカートの周囲を測ります。まず、スカートの裾に沿って、脇の縫い目から脇の縫い目までを測ります。その測定値にドレスのパネルの数を掛けます。パネルが2枚のドレスもあれば、4枚のドレスもあります。
5. 必要であれば、幅から引いてください。すでにスリップやクリノリンが内蔵されているドレスの場合は、これを考慮する必要があります。
6. ペチコートを買う。幅の寸法に合うペチコートを探します。次に丈を測ります。もしちょうどいい長さのペチコートが見つからなければ、少し長めのものを買いましょう。

   • 可能であれば、実店舗に行き、ドレスを持参してください。寸法が合っていても、ペチコートが正しく見える保証はありません。

方法2

歴史的なペチコートのサイズを測る

1. ドレスフォームを正しい身長とサイズに調整します。まず、衣装と一緒に履く靴とコルセットを履きます。身長、ウエスト（コルセットで示される最も細い部分）、ヒップ（最も広い部分）を測ります。それに合わせてドレスフォームの寸法を調整してください。採寸が終わったら、コルセットと靴を脱ぎます。

   • 採寸の際は、全身鏡の前で行うのが最も便利です。
   • ドレスフォームは、あなたの衣装のサイズに合わせる必要があります。
   • ドレスフォームがない場合は、友人に手伝ってもらいましょう。コルセットと靴は着用したままにしてください。
2. すべての下着をドレスフォームに着せます。着用するクリノリン、ケージ、バストルがあればドレスフォームの上に置きます。コスチュームと一緒にバムロールを着用する場合は、それらも必ず着用してください。

   • ドレスフォームがない場合は、下着をすべて着せる。採寸をする友人を用意しましょう。
   • ドレスも手元に用意しておきましょう。ペチコートの最終的な長さを決めるのに必要です。
3. ウエストからペチコートの端までの長さを測ります。ペチコートは、ドレスの裾からはみ出さず、下着をカバーできる長さが必要です。ペチコートの長さは、ドレスの裾からはみ出さない程度で、下着の裾まであってもいいし、裾からはみ出さない程度でもいい。 下着の前中心、後中心、両脇を測る必要がある。

   • 下に何も着ない基本的なペチコートの場合、ウエストからドレスの裾上2～5インチ（5.08～12.7センチ）まで測ります。
4. 丈の長さに1.5～2インチ（3.81～5.08センチ）を加えます。これは、裾と縫い代のための寸法です。パターンによって裾や縫い代が異なる場合は、それに合わせて長さを調節する。
5. ペチコートの幅を決めます。ティアードやフリルのペチコートを作る場合でも、ペチコートの幅はスカートより少し狭くします。一番簡単な方法は、スカートの裾の幅を測り、そこから数センチ引くことです。ペチコートは、ドレスを引き伸ばすことなく膨らませるようにします。少し小さめに作れば、このような事態を防ぐことができます。
6. 必要であれば、各パネルの幅を計算する。基本的な1枚仕立てのペチコートを作る場合は、このステップを省略してもかまいません。2枚または4枚のパネルでギャザーを寄せるペチコートを作る場合は、以下の寸法を調整する必要があります：

   • フロントパネルとサイドパネルは、それぞれウエストサイズの4分の1になるようにします。
   • バックパネルは、ギャザーを寄せるため、ウエストバックの半分の長さが必要です。
   • 各パネルに縫い代を加えます。ほとんどの場合、1/2インチ（1.27センチ）です。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開されている「 How to Measure for a Petticoat 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。