ブラジャーのつけ方

多くの人にとって、ブラジャーはバストを支えるために日常生活で必要なものです。ブラジャーをあまり使ったことがない人は、最初はつけるのが難しく感じるかもしれません。ブラジャーのつけ方は簡単で、少し練習するだけでマスターできます。ブラジャーをつけた後、自分に合っていれば心地よく感じるはずです。

その1

ブラの位置を決める

1. ストラップに腕を通します。ブラジャーの内側が自分に向くように、ブラジャーを前に持ちます。右腕を右のアームホールに、左腕を左のアームホールに通します。

   • ストラップレスブラをお持ちの場合は、代わりにブラジャーを胸に当てます。
   • 伝統的なブラジャーには、ブラジャーのカップとブラジャーの背中をつなぐ2本のストラップがあり、肩から背中にかけて伸びています。
2. ブラジャーを後ろで留めます。ほとんどのブラジャーには、ブラジャーの右側と左側をつなぐ留め具が背中に付いています。これらの留め具には通常、片側に2つまたは3つのホックがあり、反対側の2つまたは3つのループとつながっています。目標は、すべてのホックをループに通すことです。背中の後ろで留め具とつなげるようにします。

   • ブラジャーの前やサイドに留め具がある場合は、このステップは飛ばしてください。
   • クラスプが垂直に並んでいることを確認してください。ホックとアイの位置がずれないように注意してください。
3. ブラジャーを前か横で留めます。ブラジャーの留め具が背中ではなく、前や脇にあるものもあります。フロントのクラスプは、一般的に留め具が1つなので、簡単に留められます。側面の留め金はまた背部の留め金を調節するように調節できる複数の設定がある場合もあります。

   • ブラジャーによっては、留め具だけでなく、前に調節可能なストラップが付いているものもあります。クラスプを固定した後、ストラップを引っ張ってブラジャーを締めることができます。
4. 締め付けの強さを選びましょう。多くのブラジャーには2～3段階の締め付け具合があるので、ブラジャーを少し調節して、体のまわりをきつくしたりゆるくしたりすることができます。ブラジャーが新しい場合は、一番緩いホックでぴったりフィットさせます。そうすることで、ゴムが磨耗して伸びるにつれて、時間をかけてブラジャーを締めることができます。

   • 新しいブラジャーが真ん中や一番きついホックで留めることができる場合は、バックサイズを小さくする必要があるかもしれません。
5. バストをカップに入れやすくするために、かがんでください。まだ立っていないのであれば、立ち上がり、胸を床に向かって下げるようにかがんでください。そうすることで、バストを正しい方向に動かすことができます。

   • これが快適でない場合は、まっすぐ立ったままでも、座ったままでもかまいません。
6. 乳房組織をすべてカップに入れます。まず、脇の下にカップからはみ出した組織がないか、バストの両脇を触ります。両胸の反対側の手でこの組織を探し、カップの脇を埋めるように動かします。次に、同じ手でバストを持ち上げて、バストの両脇を寄せてから上に上げます。

   • 鏡の前であれば、この余分な組織を見ることができるかもしれません。
7. もう片方の手ともう片方の乳房で同じ作業を繰り返します。バストの両脇がそれぞれのカップの両脇にそっと入れられ、外側に持ち上げられているはずです。バストの調節が終わったら、再びまっすぐ立つことができます。
8. アンダーワイヤーがバストの下にあることを確認してください。ブラジャーのアンダーワイヤーは、バストの下に余分なスペースを残さず、バストの下に沿っているのが理想的です。あなたのバストは、上向きに動いているはずです。アンダーワイヤーより下に垂れ下がっていてはいけません。

   • アンダーワイヤーが入っていないブラジャーもあります。その場合は、ブラジャーの底が体全体にスムーズに流れるようにしてください。

その2

ブラジャーの調整

1. ストラップがきつすぎる場合は、ゆるくしてください。ブラジャーの後ろ側に寄るように留め具を引き下げ、余分なストラップを引き上げてストラップをまっすぐにします。両方の留め具を同じ長さになるように引き下げます。

   • ストラップがきつすぎると、ストラップの近くが締め付けられるように感じ、肩の皮膚に食い込むように感じるかもしれません。
   • 留め具は、ブラジャーの背面にあるプラスチック製のもので、それぞれのストラップに1つずつ付いています。
2. ストラップがゆるすぎる場合は、きつく締めましょう。クラスプを下から上に引き上げ、ブラジャーの前面に向かって動かします。クラスプを上に上げながら、ストラップを下に引っ張る必要があります。

   • ストラップが緩すぎると、肩から肘までストラップが落ちてしまうことがあります。
3. バンドの感じによって、ホックをきつくしたりゆるくしたりしてください。ホックがゆるすぎたり、きつすぎたりして、ブラジャーがしっくりこないことがあります。きつくする場合は、ブラジャーのホックがより内側にある目にかけます。緩くするには、ホックを一番外側の目に合わせます。

   • 新しいブラジャーを一番きついホックで快適に着用できる場合は、バンドサイズを下げることを検討してください。
   • 妊娠中以外は、新しいブラジャーは一番緩いホックで着用するようにしましょう。
4. ブラジャーを触ってみて、正しい位置にあることを確認しましょう。ブラジャーを着けてストラップを調節したら、ストラップとブラジャーの脇と背中を軽く引っ張って、心地よくフィットすることを確認します。この後、ブラジャーを着用する際に最も難しい部分である、胸がカップに収まるかどうかを確認します。ブラジャーのストラップとバンドにねじれがないか確認する。

   • 胸がカップに入りきらない場合は、カップサイズが大きすぎる可能性があります。
   • 胸がカップに入りきらない場合は、カップサイズが小さすぎる可能性があります。

パート3

正しいブラジャー選び

1. ブラジャーのサイズが合っていないという明らかなサインに気をつけましょう。大半の女性が間違ったサイズのブラジャーを着用しています。ブラジャーのサイズが合っていないと、自分のサイズに正しくフィットしないため、着用するのに苦労します。ブラジャーのサイズが合っていないことを示す簡単なサインをいくつか挙げてみましょう：

   • ブラのトップから胸がこぼれている。
   • ブラのストラップやバンドが食い込んでいる。
   • ブラジャーを着けていると、呼吸ができないような窮屈さを感じる。
   • ブラがゆるくて、いくら調節してもストラップが下がってくる。
   • 脇とブラジャーのバンドの間に指が2本入る。
2. バンドサイズを測りましょう。バンドサイズを知るには、アンダーバストをインチ単位で測り、テープがぴったりしていることを確認しますが、きつくはありません。30インチ（76cm）以下の場合は、偶数位まで切り上げます。36インチ（91cm）以上であれば、切り捨てます。これがあなたのバンドサイズです。

   • バンドサイズが合っているかどうかは非常に重要です。ブラジャーが常に背中で盛り上がっていたり、ストラップが肩から落ちていたりする場合は、バンドサイズを下げ、同時にカップサイズを同じにするか、1カップサイズを上げましょう。
   • アンダーバストのサイズが36インチ（91cm）を超える場合は、仰向けに寝た状態でバストを測ってください。2つのバストサイズを平均し、カップサイズを計算します。
3. カップサイズを測ってください。カップサイズを計算するには、90度に前傾し、バストをゆったりと測ります。バストとアンダーバストを測り、その差をカップに換算します。

   • 例えば、Aカップは1インチ（2.5cm）、Bカップは2インチ（5cm）の差があります。
4. プロのフィッティングを受ける。自分でブラジャーのサイズを測る自信がない場合は、これが一番です。フィッターは特別な訓練を受けているため、フィッティングを受けるなら、一般的に個人経営のブティックが最適です。デパートは一般的に、フィッティングに最適な場所とは言えません。なぜなら、店員は十分な訓練を受けていないことが多く、時代遅れの採寸方法を使うこともあるからです。

   • ブラジャーを購入する前に、何軒かブラジャーのフィッティングをしてもらいましょう。
5. 採寸結果を信用しましょう。ずっと36Cだと思っていたのに、本当は34Dだと言われたことがあるかもしれません。ブラジャーが心地よくフィットするのであれば、寸法を否定してはいけません。その代わり、正しいサイズのブラジャーを着けてみて、どれだけ気分が良くなるか試してみてください。

   • フィッティングの結果にどうしても自信が持てない場合は、できるだけ多くのブラジャーを試着するか、プロの意見を聞いてみましょう。
6. 年に一度はサイズを測りましょう。バストのサイズが変わる理由はさまざまです。体がまだ成長しているから、体重が大幅に増減したから、妊娠したから、などです。

   • 正しいブラジャーを正しく着用したいのであれば、定期的にサイズを測ることは良い習慣です。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開されている「 How to Put on a Bra 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。