バーガンディ・パンツの着こなし方

バーガンディのボトムは以前からファッショナブルだったが、この色は急速に新しいニュートラルになりつつある。バーガンディ・ジーンズ、チノパン、コーデュロイは、さまざまなアイテムや色と合わせることができる。ニュートラルカラーは豊かな色彩を際立たせ、ブルーの色合いや他の暖色系の差し色は、コーディネートをさまざまな方向へと導いてくれる。ただ、赤、オレンジ、緑の色合いは、ワインレッドのボトムスには少し違和感があるかもしれないので、避けるようにしよう。

方法1

スタイルを選ぶ

1. チノパンを選べば、着こなしが簡単に洗練された雰囲気になる。男性の場合、ワインレッドのチノパンは、セミカジュアルなオフィス環境にも、夜の外出にもぴったり。シャツをタックインし、ベルトで洗練されたスタイルに仕上げてもいいし、足首をカフスにすることでゆったりとした雰囲気を保つこともできる。

   • より大胆に主張するなら、チェック柄やピンストライプなど目を引く柄のバーガンディ・パンツを選ぼう。
2. カジュアルな装いに色を添えるには、カラー・デニム・ジーンズを合わせよう。男性も女性も、ワインレッドのスキニーやストレートレッグジーンズを、ダークウォッシュデニムの代用として使うことができる。よりフォーマルなトップスやアクセサリーでカラージーンズをドレスアップするのもいいし、シンプルなTシャツや肌触りのいいニットをレイヤードしてカジュアルダウンするのもいい。

   • ボーホーな雰囲気を出したいなら、ワインレッドの色あせたハイウエストのベルボトムを。
3. コーデュロイを選べば、さらに心地よさが増す。コーデュロイは暖かさを保つだけでなく、ワインレッドの豊かな色合いに映える。ラギッドに着こなしたいなら、ブーツやチャンキーセーターと合わせられるリラックスフィットのコーデュロイを選ぼう。洗練されたスタイルなら、パリッとしたボタンダウンとスタイリングできる、フィット感のあるコーデュロイ・パンツを選ぼう。

   • コーデュロイに代わる、よりグラマラスなアイテムとして、ベルベットのパンツやレギンスもおすすめだ。
4. あなたのワードローブに合う色合いと濃さを選んで。バーガンディのボトムスには、さまざまな彩度のものがある。スタイルを主張したいなら、彩度の高いクランベリーの明るい色合いのものを探し、ゆったりとしたスタイルセンスの持ち主なら、洗いざらしのマルーンで控えめに。同様に、あなたの現在のワードローブが暖かくアースカラーに偏っているなら、より暖かみのあるレッドカラント色のパンツを検討してみて。もっとクールな色合いがお好みなら、ボルドー系の落ち着いた色合いを選んで。

   • ワインレッドのパープル系は、涼しい冬やホリデーシーズンには特にぴったりで、暖かみのあるシナモン・マルーン系は秋にぴったりだ。

方法2

コーディネートカラーを選ぶ

1. ワインレッドが引き立つように、ニュートラルな色調にこだわりましょう。ワインレッドのボトムスで何から始めたらいいかわからない場合は、さまざまな中間色を試してみましょう。黒、茶色、白、クリーム色、ネイビー、グレー、ベージュなど、さまざまな色合いのトップスを試してみよう。同系色の中間色を混ぜ合わせるのではなく、濃い中間色と薄い中間色をアンカーにすると、より洗練された着こなしになります。

   • 例えば、黒と白、ネイビーとライトグレー、茶色とクリームをワインレッドのボトムスに合わせるのだ。
   • 微妙な柄の組み合わせも自由自在。
   • オートミールのセーターから、さわやかな白のドレスシャツまで、ワインレッドのボトムスと合わせれば、難なくクールに決まる。
2. ブルーの濃淡で、さわやかでクールなパレットに。ライトブルー、ミディアムブルー、ダークブルーのトップスを、パンツと同じような彩度にしてみよう。チノパンにシャンブレーのボタンダウンを合わせたり、コーデのトップスにネイビーのセーターを合わせたり、スキニーの上にベビーブルーのブラウスを羽織ったり。

   • 色あせたグレーブルーのトップスは、色あせたワインレッドのボトムスによく似合うが、彩度の高いパンツの上では無味乾燥に見えるかもしれない。
3. マスタード、ブラウン、ブラッシュピンクを取り入れると、ルックが温かくなる。バーガンディはアースカラー。マスタードイエロー、オリーブ、バーントシェンナ、キャメル、コーラル、ブラッシュピンクなど、深みのあるバーガンディのボトムスとはまったく異なる、ソフトでリッチな色合いにこだわって。

   • 薄めのワインレッドのパンツには、深みのあるプラムやナスの色合いのトップスを合わせてみて。
   • よりさりげなく着こなすなら、柄やプリントにこれらの色のニュアンスがある中間色のトップスを選ぶといい。
   • トーン・オン・トーンのルックを試してみたいなら、様々な明るい色と暗い色を選んでみよう。暖色系のバーガンディと寒色系のバーガンディを混ぜるのではなく、同じ暖かさに近い色のアイテムを組み合わせよう。
4. アースカラーのパレットをアニマルプリントで盛り上げる。特に女性の場合、アニマル柄を取り入れることで、ミニマルなコーディネートに個性を加えることができる。アニマル柄を着こなしに取り入れるには、細身のベルトでパンツを引き締めたり、クラッチバッグを持ったり、柄物のローファーを履いたりするといい。本当に存在感を出したいなら、ふわふわのアニマル柄コートでコーデを引き締めて。

   • アニマル柄のアクセサリーは1点だけにして、メリハリをつけよう。
   • また、チェック柄や水玉、ストライプなどのベーシックなプリントをルックに取り入れれば、ニュートラルなカラーパレットに面白みを加えることができる。
5. ワインレッドは、緑、紫、赤、オレンジとの組み合わせは避けよう。ほとんどの色と組み合わせれば、ワインレッドのパンツはあなたのワードローブのニュートラルとして機能する。しかし、赤、オレンジ、紫のような暖色系と合わせる場合は注意が必要だ。これらはバーガンディにかなり近いため、衝突する可能性がある。さらに、バーガンディとグリーンをミックスすると、耳障りな組み合わせに見えるかもしれないので注意が必要だ。

   • 赤と緑のホリデー・スタイルでない限り、ワインレッドの暖かい色合いは緑とあまり相性がよくない。
   • もしあなたのズボンがプラムに近いクールな色合いなら、オリーブやカーキと合わせることができる。

方法3

トップスにパンツを合わせる

1. 白か黒のTシャツでカジュアルに。重ね着の可能性を広げるために、無地の白Tシャツか無地の黒Tシャツを試してみよう。また、好きなバンドや奇抜なフレーズが描かれたグラフィックTシャツで、ルックに個性を注入するのもいい。タックインしたい場合は、厚手の生地でクラシックなクルーネックTシャツを選び、ゆったり着たい場合はソフトなスラブVネックを選ぼう。

   • 気候が涼しければ、フィットした黒のタートルネックもいい。スネークスキンの靴を履いて、着こなしに柄を加えてみよう。
   • 白のグラフィックTシャツは、ワインレッドのパンツと合わせてもクールに見える。
   • カーディガン、セーター、デニムジャケット、レザージャケット、ブレザー、オーバーコートの下に無地のTシャツを重ね着しよう。
2. パリッとしたボタンダウンやブラウスを合わせれば、オフィスでもOK。男性なら、ワインレッドのチノパンやコードにタック入りのボタンダウンを合わせれば、簡単にドレスアップできる。女性なら、ワインレッドのスキニージーンズにドレープ感のあるブラウスを合わせてみよう。白か、シャンブレー・ブルーのような淡い色合いを選ぼう。柄を加えるなら、チェック柄のボタンダウンか、小さな柄の繰り返しがあるブラウスを選ぶ。

   • 柄物のトップスを着るなら、限られたカラーパレットにとどめよう。
3. クロップド丈のデニムジャケットやレザージャケットを羽織れば、よりカジュアルに。あるいは、黒のレザー・モーターサイクル・ジャケットでエッジを効かせる。どちらのアイテムも白Tシャツの上に羽織れば、クラシカルにまとまる。他の暖色系や寒色系とミックスする場合は、ブルーデニムやブラックレザーを使ってこれらの色合いをトーンダウンさせよう。

   • さらに暖かさを求めるなら、ブラウンのレザーやタンのスエード・ジャケットを選ぼう。
4. 黒やネイビーのブレザーを合わせて、着こなしをシャープに。 ワインレッドのパンツを着て仕事に行くときでも、素敵なレストランに行くときでも、洗練されたブレザーを羽織れば、着こなしに気品が加わります。ボタンダウンとドレスシューズでクラシカルにまとめるか、カジュアルなグラフィックTシャツとスタイリッシュなスニーカーやヒールで、ハイ・ローの着こなしを楽しんで。

   • こなれた秋の装いには、ブラウンやタンの色合いのツイードブレザーを。スエードのエルボーパッチがついたものを選んで、ルックを完成させよう。
5. ワインレッドの2ピース・スーツは、クラシックなシルエットを明るくしてくれる。スーツを選んだら、完璧にフィットするように仕立ててもらおう。パリッとした白シャツと黒のドレスシューズを合わせれば、クラシカルな雰囲気に。女性なら、シャープなワインレッドのパンツスーツに、浮遊感のある白やクリーム色のブラウスを合わせると、美しくソフトな印象になる。フォーマルさを抑えたいなら、ライトブルーのオックスフォードシャツにネイビーのネクタイ、ブラウンかオックスブラッドの靴を合わせてみよう。

   • 伝統的な職場には向かないかもしれないが、クリエイティブな職場や結婚式などの特別な日には、とても洒落た着こなしになる。新郎新婦は特に、頭からつま先までワインレッドで颯爽と！

方法4

アクセサリーを加える

1. ゴールドのジュエリーを選んで、バーガンディ・パンツの暖かさを引き立てよう。 モダンなゴールドのブレスレットを重ね付けしたり、存在感のある腕時計をつけたり。首元には華奢なチェーンやペンダントをいくつか重ねて視線を上に集めるか、ゴールド仕上げのダングリー・ステートメント・イヤリングで華やかに。

   • ワインレッドのボトムスを暖色系、寒色系、中間色のどれと合わせても、ゴールドはあなたのアンサンブルに温かみとリッチ感をプラスしてくれる。
2. クールカラーや中間色を着るなら、黒の靴を合わせて。どんなワインレッドのパンツを履いていても、クラシックな黒い靴があれば、あなたの装いは完成する。男性なら、シャープなスーツには洗練されたドレスシューズを、気楽さを求めるならチノパンやローファーを。女性なら、黒のチェルシー・ブーツやブロック・ヒールのアンクル・ブーティで着こなしを引き締めるか、ストラッピーな黒のヒールでドレスアップしよう。

   • 黒の靴はどんな色の組み合わせにも合う。ただし、茶色や紺色を着ている場合は、茶色の靴に履き替えよう。
3. 暖色系、茶色、ネイビーを着るなら茶色の靴を選ぼう。ワインレッドのボトムスにリッチで暖かみのある色合いを選んだなら、ブラウンの靴で秋の暖かさを演出しよう。ネイビーも黒の靴ではなく、茶色の靴に合わせることができる。パンチングディテールが施されたブラウンのウィングチップで伝統的なセンスを加えるか、よりモダンなアプローチならチョコレート色のスマートな一足を選んでみて。

   • レザーのローファーなら、カフスをめくってゆったりと。
4. バーガンディデニムには、明るい色のスニーカーを合わせて。ワインレッドデニムをドレスダウンするには、白かグレーのレースアップスニーカーがおすすめ。ケッズやコンバースで若々しく、チャンキーなスニーカーでアスレジャーに。ジーンズの裾をロールアップして、ルックを完成させよう。

   • また、ベージュのボートシューズを履いて、ワインレッドのデニムやチノパンを爽やかな夏の雰囲気に。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された「 How to Wear Burgundy Pants 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。