デニム・ドレスは、流行り廃りのない定番のワードローブのひとつだが、それには理由がある。その理由は、シーンに応じて着こなしの幅が広がるからだ。デニム・ドレスをスタイリッシュに着こなすコツは、正しいスタイルと色を選ぶことだが、それと同時に、デニムを引き立てるアイテムやアクセサリーを見つけることも大切だ。デニムドレスの上や下に重ね着をしたり、アクセントになる色を選んだり、印象的なコントラストを作る方法を見つけたりすることで、ドレスを着るたびにシックでポイントになる着こなしができる。
ドレスのウォッシュを考慮する。
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ウォッシュとは、デニムの明暗のこと。デニムには様々な色があるが、ほとんどのデニム・ドレスは青みがかった色だ。しかし、ブルーの濃さに関しては、まだ選択肢がある。より洗練されたルックに最適なウォッシュデニムもあれば、リラックスした装いに最適なウォッシュデニムもある。
- ダークウォッシュデニムはよりドレスアップした印象になりがちなので、仕事や夜のお出かけにぴったり。
- 軽いウォッシュデニムドレスは通常、よりカジュアルな印象で、日中の着用に理想的だ。
- ミディアムウォッシュのデニムドレスは汎用性が高く、様々なルックに対応できる。
タンクドレスでシンプルに。
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暖かい季節には、タンクスタイルのデニムドレスが万能だ。体にフィットするタイプもあれば、ウエストがはっきりしないシフトスタイルのものもある。合わせるアクセサリー次第で、簡単にドレスアップもダウンもできるので、昼にも夜にも最適だ。
- タンク・スタイルのデニム・ドレスは、重ね着に最適で、寒い季節にも対応できる。
- また、タンクスタイルのドレスは、ビーチやプールでの理想的なカバーアップにもなる。
洗練されたルックにはシャツドレスをチョイス。
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シャツドレスはテーラードで洗練されたものが多い。ベルトでウエストを引き締め、メンズライクなアクセサリーを合わせれば、学校にも、カジュアルな職場にも、用事にもふさわしい装いに。
- デニムシャツドレスにスエードのオックスフォードやローファーを合わせれば、メンズライクな着こなしが完成する。
- バッグや小物には、ストライプやチェック柄などクラシックな柄を選んで、洗練された印象をキープしよう。
イブニング・アウトには体にフィットしたドレスを選ぼう。
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デートや夜のお出かけには、体にフィットしたドレスがベスト。ビスチェスタイルのデニムドレスは特におすすめ。ヒールやウェッジサンダル、存在感のあるネックレスやイヤリングと合わせれば、軽快でドラマチックな印象に。
- もっと落ち着いたスタイルがお好みなら、デニムシースドレスが理想的。こちらもフィットしたスタイルだが、ネックラインは高めに設定されていることが多い。
- ラップ・スタイルのデニム・ドレスも、イブニング・アウトにぴったりのスタイル。ウエストが強調されるので、カーヴィーな体型や砂時計のような体型の人には特におすすめだ。
チュニックでカジュアルに。
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チュニックドレスは普段着にぴったり。ゆったりとしたフィット感がリラックス感を与え、ほとんどの体型の人に快適な着心地を与えてくれる。
- チュニック・スタイルのドレスが型崩れしすぎると感じるなら、ベルトをプラスしてウエストをはっきりさせるといい。
- チュニックドレスは、テニスシューズ、フラットサンダル、バレエシューズ、ビーチサンダルなど、カジュアルな靴と相性がいい。
明るいアクセントカラーを選ぶ。
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明るく大胆な色合いは、濃い色のデニムと特に相性がいい。Tシャツやカーディガンなどのレイヤリングアイテム、ベルト、スカーフ、帽子などのアクセサリー、靴に鮮やかな色を選びましょう。
- 赤、青、黄、オレンジ、緑、紫の明るい色合いは、ダーク、ミディアム、ライトのリンスのデニム・ドレスと相性がいい。
- ホットピンクやライムグリーンなどのネオンカラーをデニムドレスに合わせるときは、特にライトウォッシュの場合は注意が必要だ。その組み合わせは、非常に時代遅れの印象を与える可能性がある。
パステルカラーでソフトな印象に。
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パステルカラーは、デニムに女性らしい雰囲気を与えることができる。もっと落ち着いた印象がお好みなら、デニムドレスにパステルカラーのアクセントを。淡いピンク、ブルー、ミントのビーズをあしらったネックレスをつけたり、淡いイエローのバレエシューズを合わせたり。
- パステルカラーはどんなウォッシュのデニム・ドレスにも合うが、ダークウォッシュやミディアムウォッシュと合わせるのがベスト。
大胆なプリントのドレスに合わせる。
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このルックであなたの内なる歌姫をアピールしよう。デニムは中間色の役割を果たすので、ドレスにアクセサリーや他の印象的なプリントのアイテムを合わせることができる。ただし、コーディネートが賑やかになりすぎないよう、一度にひとつのプリントに集中させるのがベスト。
- アニマルプリントはデニムドレスと相性がいい。スカーフやベルト、靴にプリント柄を取り入れると、着こなしのスパイスになる。
- 鮮やかなフラワープリントはデニムドレスと相性がいい。カラフルな花柄のカーディガンを重ねたり、花柄のバッグをドレスと一緒に持ったり。
- カラフルなストライプ、水玉、チェックなどもデニム・ドレスに合わせたい柄だ。
繊細なアイテムと合わせてコントラストをつける。
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質感のミックスは本当にきれいだ。デニムはラフで頑丈な素材なので、ドレスに繊細なアイテムを合わせることで、面白いコントラストを作ることができる。例えば、レースのキャミソールを下に重ねたり、サテンのリボンベルトでウエストを強調したり。
- 繊細なパールのイヤリングやネックレスは、デニムドレスの印象を和らげてくれる。
- リボンのディテールがついたバレエシューズは、繊細でフェミニンなタッチを加えたいときに最適。
ドレスにエッジの効いたアクセサリーを。
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タフなアクセサリーで装いに大胆なセンスを。デニムドレスが少しカジュアルすぎたり、ベーシックすぎたりする場合は、エッジの効いたアクセサリーをプラスすると、よりモダンな印象に。なめらかなレザーは、ラフなデニムといいコントラストを生むので、レザージャケットを重ねたり、レザーのカフブレスレットを合わせたりしよう。ネックレスやイヤリング、バッグなど、スパイク付きのアイテムもデニム・ドレスと相性がいい。
- デニム・ドレスにレザーのモーターサイクル・ブーツを合わせるのも、エッジを効かせるのに役立つ。
質感のある生地と合わせる。
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ユニークなテクスチャーは、デニム・ドレスとのコントラストを生む。ベルベットのブレザーを重ねたり、カラフルなシルクのスカーフを合わせたり。コーデュロイやツイードもデニムドレスと相性がいい。
- スエードのバッグを持ったり、スエードのブーツやブーティをデニム・ドレスに合わせたり。
- ツイードやコーデュロイのジャケットは、デニム・ドレスの上に重ねてもいい。
- シルクのブラウスをデニムのタンクドレスの下に重ねると、より洗練されたドレスアップしたスタイルに。
ドレスの下にTシャツを重ねる。
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肌にソフトなレイヤーを重ねることで、心地よく過ごせる。タンクスタイルのドレスに最適なオプションだが、半袖や七分袖のスタイルでもできる。
- タンクスタイルのデニム・ドレスなら、その下に半袖Tシャツやタンクトップ、キャミソールを重ねることができる。涼しい季節には、長袖のTシャツがいい。
- 半袖や七分袖のドレスの下には、長袖Tシャツを重ね着しよう。
- また、どんな袖丈のデニム・ドレスの下にも、タンクトップやキャミソール、半袖Tシャツを重ねると、胸元をよりカバーできる。
ワンピースの上にジャケットを羽織る。
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涼しい季節には、ジャケットを羽織れば暖かく過ごせる。カーディガンやフィットしたブレザーをドレスの上に羽織れば、より洗練された印象に。よりドラマチックに見せるには、ドレスの上にふわっとしたダスターを重ねるといい。
- デニム・ドレスの上に羽織るジャケットはほとんど何でもいいけれど、デニム・スタイルは避けたほうがいい。デニムが多すぎると、古臭く見えてしまうからだ。
- ドレスの上にセーターやシャツを重ねて、スカートのように使うこともできる。
ワンピースにタイツを合わせる。
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涼しい季節にワンピースを着るなら、タイツで暖かく。デニム・ドレスは暖かい季節に人気ですが、タイツを合わせれば、涼しい季節に簡単に移行できます。黒、グレー、茶色などの中間色のタイツがデニムには最適だが、大胆な色を使ってもいい。
- ブーツは特にデニム・ドレスとタイツによく合う。ひざ下丈とくるぶし丈の両方が似合う。
- 涼しい季節に脚をもっとカバーしたい場合は、デニム・ドレスにタイツではなくレギンスを合わせてもいい。
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