母乳を使ったジュエリーの作り方

母乳育児は、人が経験できる最も有意義で優しい体験のひとつです。しかし、特別な記念品があれば、子供との絆を深めたこの時期の思い出を持ち続けることができます。母乳ジュエリーは両親の間で流行しており、作り方も簡単です。赤ちゃんと一緒に歩んできたこの特別な時間を決して忘れないように、美しい母乳ジュエリーの作り方をご紹介します。

知っておくべきこと

• 母乳保存パウダーを使って母乳を脱水・保存し、すべての細菌を除去し、母乳に水分が残らないようにします。
• 母乳パウダーをレジンと混ぜ合わせ、レジンに加えます。 レジンを混ぜ合わせる際に、赤ちゃんの髪の毛の束を加えると、より個性的な雰囲気になります。
• 滑らかで不透明な石を作るには、母乳パウダーを樹脂に加える前によく粉砕してください。より花崗岩のような見た目にしたい場合は、粉を一度だけ挽きます。

パート1

材料を準備する

1. 母乳の「石」をはめ込むベゼルを選びます。母乳のペンダント・ネックレス、ブレスレット、イヤリング、指輪を作るには、石をセットするジュエリーの空きピースを使います。自分のスタイルに合ったブランクを見つければ、自分だけの母乳アクセサリーに一歩近づきます。

   • ベゼルセッティングとは、弧やリップが石を包み込むジュエリーのこと。レジンと母乳を混ぜたものをベゼルに流し込めば、そのまま乾くので、ベゼルセッティングを使ったレジンジュエリーは簡単に作れます。
   • 型を使って石を作り、それをプロング・セッティングにはめ込むこともできますが、これは少し厄介です。
   • オープンバックベゼルとクローズドバックベゼルのいずれかを選択することができます。クローズドバックベゼルの方が少し作業しやすいですが、どちらのオプションでも可能です。
   • ベゼルは金属製、アクリル製、木製からお選びください。メタルベゼル、特にタングステン、シルバー、ゴールドが最も長持ちしますが、自分が最も惹かれるものを選んでください。
2. 少なくとも5mLの母乳を汲みましょう。必要なのは5mLだけですが、誤差を考慮して少し多めに持っておくとよいでしょう。母乳とエポキシ樹脂を混ぜることになりますが、古い母乳よりも新鮮な母乳の方がよく混ざります。ただし、冷凍庫や冷蔵庫に余った母乳がある場合は、それを使っても大丈夫です。

   • ジュエリーを作るのに必要な母乳の正確な量は、型の大きさにもよりますが、ほとんどの母乳ジュエリーのレシピでは、レジンと母乳の混合物を作るのに5mLの母乳が必要です。
   • アクセサリーを作った後、混合液が余った場合は、ご自由に捨ててください！
3. 母乳保存パウダーを入手する。ジュエリーを作る前に、母乳が腐らないように母乳をきちんと保存しておくことが大切です。Etsyのクラフト作家を含む多くの小売業者が、母乳を脱水して保存するために使用できる母乳保存パウダーを販売しています。通常、最低5mLの母乳とブレンドできるよう、あらかじめ計量されている。

   • パウダーを個別に購入することもできますし、母乳ジュエリー制作キット全体を購入することもできます。
   • これらのキットには、母乳保存パウダー、型、石を置くための空のリングやペンダント、羊皮紙、簡単に母乳を測定するための注射器など、ジュエリーを作るために必要なすべてのものが付属しています。

パート2

母乳を保存する

1. 二重釜に水を入れ、沸騰するまで加熱する。鍋に水を入れすぎないでください。蒸気が出るくらいの水量でよい。二重鍋がない場合は、鍋の上に少し小さめのフライパンをのせて使う。鍋に母乳を少しずつ入れていきますが、母乳が直接発熱体の上に置かれないようにすることが重要です。
2. 上の鍋に母乳を5mL加え、わずかに泡立つまで加熱する。数分かかるかもしれない。ミルクに膜が張らないよう、加熱中はかき混ぜ続けます。

   • 母乳を加熱することで、細菌を除去し、母乳を固め、母乳保存パウダーとよく混ざるようにします。
3. 母乳保存パウダーを牛乳に混ぜ、弱火にします。粉ミルクを生地状になるまで牛乳に加える。この時点では鍋がまだかなり熱いので、十分注意してください！

   • 母乳はすべて違います：薄いものもあれば、脂肪分の多いものもあります。生地ができるまで数分以上かかるかもしれません。かき混ぜながら、フライパンの底をそっとこすり、生地がくっつかないようにしましょう。
4. 母乳の生地を羊皮紙の上に広げ、1日置く。シートパンまたは皿の上に、混ぜ合わせた生地が入るだけのパーチメント紙を敷き、その上に混ぜ合わせた生地を薄く広げる。18時間から24時間休ませる。

   • 生地を乾燥させるには空気が必要なので、密閉しないで（冷蔵庫に入れないで）安全な場所に保管する。

パート3

母乳をすりつぶす

1. 母乳生地を紙からはがし、手で砕く。指で簡単に砕けるはずです。この時点ではまだ生地に微量の水分が残っているかもしれないが、砕くことで水分が蒸発しやすくなる。

   • 手で扱いたくない場合は、手袋をしてもよい。
2. 乳鉢と乳棒で生地をすりつぶす。生地が非常に細かくなるまで挽き続ける。一度にすりつぶすより、少量ずつすりつぶす方がずっと簡単です。できるだけ細かくすることで、残っている水分を飛ばすことができる。

   • がない場合は、陶器のボウルとアイスクリームすくいを使ってもよい。木や金属製の道具は母乳を変色させることがあるので使わないようにしましょう。
3. パーチメントペーパーにパウダーを加え、1～2日置く。そう、あなたはここでたくさんの待ち時間を過ごすことになります！しかし、母乳をさらに24時間から48時間置くことで、母乳が本当に乾燥した状態になり、母乳を適切に保存するために重要です。
4. 必要であれば、さらに15分から20分粉砕します。ベビーパウダーのように細かく滑らかになるまで挽く。このステップは任意です。2回目に母乳パウダーを挽くことで、母乳が完全に乾燥し、より滑らかで不透明な石になります。ただし、花崗岩のようなもっちりとした石にしたい場合は、2回目は粉を挽かないでください。

   • 最終製品の見た目に「正しい」方法はありません！また、複数のジュエリーを作って、なめらかな石ともっちりとした石のどちらを好むかを試してみることもできます。
   • さらになめらかに仕上げたい場合は、パウダーをもう1日乾かしてから、もう一度挽いてください。非常に滑らかでクリーミーな石に仕上げたい場合は、パウダーをしっかりと挽くことが不可欠です。
   • すぐにジュエリーを作らない場合は、パウダーを密閉容器に入れて薄暗い場所に保管してください。

パート4

ストーンを作る

1. レジンと触媒を1：1の割合で混ぜ合わせ、2分間放置します。それぞれの材料を別々に計量し、1つのカップにまとめると便利です。カップの底をこするようにしながら、アイスキャンデーの棒でしっかりと混ぜる。

   • 最良の結果を得るためには、他の種類のレジンに比べて早く乾き、長持ちするので使用すること。
   • レジンのボトルには触媒が含まれているはずなので、別途購入する必要はない。
   • ほとんどのレジンは1：1の割合で混ぜる必要がありますが、製品によっては2：1の割合で混ぜる必要があります。購入したレジンの説明書をよく読んでください。
   • グリッターや髪の毛など、レジンに余分な要素を加える場合は、あまり不透明にならないようにしましょう！
2. ライターでレジンの泡を消す。レジンと触媒を混ぜると、気泡が発生するのは避けられません。レジンを少し置くと、気泡がカップの上部に浮いてきます。この時点で、ライターで素早く混合物の上部に炎を当てることができます。

   • 注意深く素早く、一度に1～3秒だけ火をつけておくこと。加熱しすぎると、樹脂がうまく乾かず、表面が滑らかでなく、粒状で粘着性のある状態になることがあります。
3. レジン2部とブレストミルクパウダー1部を混ぜる。レジンの量は、作ろうとしている石の大きさにもよるが、それほど多くないだろう。材料をアイスキャンデーの棒を使ってよくかき混ぜる。使用する母乳パウダーの正確な量は、石をどの程度不透明なものにしたいかによって決まる。エポキシ樹脂に加える粉の量が多ければ多いほど、よりクリーミーで不透明な石になります。石が透けて見えるようにしたい場合は、パウダーを少し少なめにしてください。

   • パウダーは少しずつ加えるのが効果的で、少量ずつ取り入れるほうが簡単です。
   • レジンは水に濡れると有毒なので、必ず子供やペットの手の届かないところで使用してください。ジュエリーは換気の良い場所で作り、適切なPPEを着用してください。
4. レジンをベゼルにすくい、装飾を加えます。母乳ジュエリーの最もよい事の1つは、すべての母乳が異なっているので、そしてあなたが望むあなたの石にどんな楽しく、かわいく、そして意味のある余分なものを加えることができるので、それぞれの作品がいかにユニークであるかということです。赤ちゃんの髪の束を加えることもできます。

   • オープンバックベゼルを使用する場合は、裏側にマスキングテープをしっかりと貼り付け、樹脂を充填する際に樹脂が漏れないようにします。
5. 石を24時間乾燥させる。そう、もっと待つ！でも、それだけの価値はあります。日ほどすると、母乳石は完全に乾き、ようやく完成品を見ることができます。あなたは今、赤ちゃんに母乳を与えていた時間を思い出させる美しい記念品を手にしています！

   • オープンバックベゼルを使用している場合は、テープを剥がしてください。
   • 作るジュエリーの種類によっては、ベゼルをチェーン（ネックレスやブレスレットの場合）やイヤリングワイヤーに取り付ける必要があります。ベゼルセッティングが施されたリングを使用する場合は、問題ありません！

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された「 How to Create Jewelry Using Your Breastmilk 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。