銀貨から指輪を作る方法

上質なシルバーリングを手に入れるために、大枚をはたくことは珍しくない。しかし、小銭さえあれば、自宅で美しいシルバーリングが作れるとしたらどうでしょう？自由な時間と銀貨さえあれば、宝石店に行く手間を省いて、自宅で美しいシルバーリングを作ることができるのです。

パート1

バンドを作る

1. 少なくとも80％以上の銀貨を探します。1964年以前に製造されたアメリカのクォーターコインは銀が90％ですが、1965年以降のクォーターコインは銅とニッケルが混ざっています。 銀の割合が高いため、1965年以前のクォーターコインは素晴らしい指輪になります。

   • 他のコインを使うのも自由ですが、事前にググって銀の割合を調べておきましょう。eBayのようなサイトには、たくさんのコインがあります。
   • コインが大きければ大きいほど、リングは厚くなります。25セント硬貨はちょうどいいサイズですが、指の太い人や太めのバンドを希望する人には25セント硬貨の方がいいかもしれません。
   • 多くの人が思っていることですが、米国コインで指輪を作ることは完全に合法です。
2. コインを金床のような固い台の上に置きます。コインがゆがまないように、表面が滑らかで頑丈であることが重要です。金床がなくても、硬い金属面であれば問題ありません。しばらく作業しているのだから、表面は心地よい場所でなければならない。
3. コインの周囲をハンマーで優しく叩き始める。コインを叩かないことが重要です。そうしないとリングが歪んでしまいます。硬い面の上でコインを転がしながら、縁に沿って叩いていきます。 リングは徐々に滑らかになり、「マッシュルーム」状になります。つまり、コインをたたくとリングの外周が広がり始め、コインの側面に沿ってリップが形成されます。この工程が一番時間がかかります。15分ほどタッピングを続けるとリップが形成されていることに気づくはずです。

   • リップの幅が希望するリングの幅になるまで、側面に沿ってタッピングを続けます。長い時間がかかるので、テレビをつけたり、音楽を聴いたりしてくつろいでください。
   • 上達の目安は、リングの外周に沿って書かれた文字を見ることです。ゆっくりと、しかし確実に、文字がリップの内側に移動していくはずです。

パート2

真ん中をくり抜く

1. 電動ドリルで中央に穴を開ける。この作業には、直径1/8インチか3/16インチの小さなドリルビットを使う。硬貨の縁をタップで削った跡が残らないように、硬貨の中心にドリルを合わせるように注意する。 ただし、穴は完璧である必要はなく、丸めた針ヤスリが入るくらいの大きさにすればよい。ヤスリがコインの中に入るようになったら、ドリルを横に置く。
2. 丸い針ヤスリで穴を広げ、内側に沿ってヤスリをかけ始める。リングを固定して大きなヤスリを動かすよりも、ヤスリを固定してリングをヤスリに沿って動かす方が簡単です。穴がだんだん大きくなり、リングの内側のでこぼこや隆起が滑らかになってきたら、この作業を続ける。リングを思うように滑らかにするには、30分ほどかかるでしょう。
3. リングをはめてみましょう。ヤスリで穴を削りながら、サイズが合っていることを確認します。自分だけのリングを作るいいところは、サイズがぴったり合っていることを確認することです。無造作にヤスリで穴を開けてしまうと、指から滑り落ちてしまう指輪になってしまいます。

   • うっかり大きすぎる指輪を作ってしまっても、心配はいりません。指にはめるコツはたくさんあります。ひとつは、リングの内側にシリコンの接着剤を塗ること。乾くと、指にぴったりとはまります。

パート3

仕上げをする

1. リングを滑らかにするために、紙やすりをかけます。近所の金物店で丈夫なサンドペーパーを数枚購入し、リングの内側と外側に沿ってやすりをかけます。リングの内側と外側に沿ってやすりをかけます。30分ほどかかるでしょう。

   • 中目のサンドペーパー（60～100番）から始め、徐々に極細のサンドペーパー（600番まで）に上げていくとよいでしょう。
   • このステップでは、ドリルのバフを使うと、作業スピードが上がり、リングを滑らかに仕上げることができます。
2. リングを磨きます。少しクリーニングすると、新しいリングが輝きます。シルバーポリッシュを手に取り、シルバー磨き用の布やウエスに含ませます。リングの外側と内側をこすります。十分に磨いたら、冷たい水で洗い流します。柔らかい布で水気を拭き取ります。

   • シルバーポリッシュが手元にない場合は、アルミホイルを入れた塩浴にリングを浸す、歯磨き粉でこする、水と重曹を混ぜたペーストでこするなどの方法をお試しください。
3. 新しい指輪を身につけ、お手入れしましょう。身に着けて、褒められましょう。あなたが自分で作ったとは誰も思わないでしょうし、ありきたりのクォーターから作ったとも思わないでしょう。日々の着用は指輪の外観に影響を与えます。定期的に指輪を磨いて、輝きと新しさを保ちましょう。

   • 指輪のお手入れにはいくつかのコツがあります。変色を防ぐために他のジュエリーとは別に保管し、掃除用具や化粧品を使って作業するときは外し、シャワーを浴びる前には外しましょう。石鹸やその他の化学物質は、指輪に蓄積し、不潔でくすんで見える原因になります。

この記事は、CC BY-NC-SAで公開されている「 銀貨で指輪を作る方法 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。