結婚指輪と婚約指輪の着け方

結婚指輪と婚約指輪は、どちらもカップルの愛を象徴するものです。しかし、これらのジュエリーの着け方に決まりはありません。伝統的な薬指の配置にすることもできますし、時間をかけてリングを回転させるなど、新しいことを試すこともできます。実際、バンドリングと婚約指輪をひとつのジュエリーにすることも可能です。オープンマインドでいれば、あなたのライフスタイルと愛に合った着け方がきっと見つかるはずです。

方法1

リングの位置を決める

1. 左手の薬指にはめます。これは、多くの新郎新婦が選ぶ伝統的な方法です。指輪は中指と小指の間の薬指にはめます。指輪をはめる順番はあなた次第ですが、通常は婚約指輪が先で、次に結婚指輪をはめます。
2. 結婚指輪を先にはめます。結婚指輪を先にはめ、その後に婚約指輪をはめるという方法もあります。ロマンチックな理由から、この配置を好む人もいます。また、その方が着け心地がいいとか、手にフィットするといった理由でも、この配置を選ぶことができます。
3. 挙式後に移動させる。最初から両方の指輪を左手にはめる人もいます。また、最初は右手の薬指に婚約指輪をはめる人もいます。その後、挙式の直前に婚約指輪を右手から左手に移します。
4. 別々の薬指にはめます。1本の指に複数の指輪をはめると重くなるのが嫌な場合や、指が短い場合は、指輪を分けた方がよいでしょう。薬指に1つずつスライドさせて平行にするのも1つの方法です。

   • こうすることで、それぞれのリングを単独で見せることもできます。
5. 片方の指輪は特別な日だけにしましょう。片方の指輪をジュエリー・ボックスに入れておき、重要なイベントのときだけ取り出すようにしましょう。この場合、ほとんどの人は結婚指輪を毎日身につけ、婚約指輪は控えておきます。こうすることで、少なくとも片方の指輪のコンディションを長く保つことができます。

   • 特に、ワークアウトなどの特定の活動のためにリングを外さなければならない場合は、1つのリングを着ける方がシンプルだと感じる女性もいます。
   • 通常、結婚指輪の方がシンプルなので、日常的に着用するのは結婚指輪になることが多いです。
6. 自分が一番いいと思うものを選んでください。指輪の着け方は、どれが正しくてどれが間違っているということはありません。それはあなたの選択であり、あなたが日常的に受け入れる必要があるものです。いつでも好きなだけ、いろいろな着け方を楽しんでください。

   • それぞれのリングに込められた意味を理解することも大切です。婚約指輪は通常、将来の結婚を約束するものです。結婚指輪は、実際の結婚式の際に贈られます。

方法2

指輪を選ぶ

1. お揃いのセットを選びましょう。このバンドとリングは一緒に身につけるものです。同じ金属で作られ、同じような仕上げのものもあります。スタイルも相補的であるべきです。両方のリングを同時に着けたいが、完璧なペアリングがいいという人におすすめです。
2. 輪郭のあるリングにする。これは、結婚指輪が婚約指輪のセンターストーンのエッジにフィットするタイプのマッチドセットです。これは、両方のリングがジャラジャラと動いたりすることなく着用できることを意味します。ただし、バンドを別々に着けると、真ん中が斜めになります。
3. オールインワンのエタニティ・リングを。伝統的な結婚指輪はベーシックなものが多いのですが、宝石やプラチナのようなユニークな金属を使った手の込んだ指輪を選ぶカップルも増えています。これらのバンドは、その精巧な外観から、しばしば「エタニティ・バンド」と呼ばれます。シンプルさと婚約指輪の美しさを併せ持つバンドを希望する人にぴったりのオプションです。
4. リングを重ねる。結婚指輪や婚約指輪と一緒に、一連の指輪を1本の指に重ね付けする方法です。あるいは、一連のリングを1本のリングやバンドの代わりにすることもできます。最高の見た目にするためには、石や金属が似ているなど、リングが何らかの形で一致しているのがベストです。また、指を重くしたくないのでなければ、かなり細くしておくのもよいでしょう。

   • 記念日などの特別なイベントの後にバンドを追加して、少しずつ重ねづけリングを積み重ねていく人もいます。何年もかけて、複数の交換可能なリングやバンドを持つことができます。
5. 溶接する。プロの宝石店に行き、バンドとリングを溶接して1つのジュエリーに仕上げてもらいましょう。結婚によってカップルが一体化するように、指輪も一体化するのです。しかし、このプロセスは完全に元に戻せるとは限らないので、慎重に検討してください。

方法3

指輪をカスタマイズする

1. お気に入りの指輪を選びましょう。婚約指輪も結婚指輪も、あるいはその両方も、長い間身につけることになります。そのため、長年愛用できる指輪を選ぶことが大切です。このことを念頭に置いて、流行は避け、自分のコアなスタイルを受け入れるのがベストです。
2. きちんとサイズを測りましょう。配置は重要ですが、指輪が手から外れてしまっては意味がありません。指輪を購入する前に、プロの宝石店で指のサイズをきちんと測ってもらいましょう。そして、実際にリングを手にしたら、フィット感を試してみてください。指の関節の上を簡単に滑るはずですが、緩みすぎてはいけません。

   • 指輪のサイズは、時間の経過や妊娠などの健康上の理由で変化することがあります。指輪が指にしっくりとなじんでいるか、こまめにチェックしてください。
3. 刻印を入れる。指輪の内側に、日付や言葉を刻印することができます。これは、カップルがお揃いの指輪を楽しむ一つの方法です。ほとんどの指輪に刻印を入れることができますが、その方法については宝石店に相談するのが一番です。

   • 例えば、指輪の内側に結婚の日付を入れるカップルはよくいます。婚約指輪の内側に婚約の日付を入れることもできます。
4. 文化的または宗教的な伝統に従う。世界中の人々が守っている、さまざまな指輪の着け方があります。自分にとって意味のありそうな伝統についてよく知り、それに従うかどうかを選択しましょう。

   • 例えば、オーストリアのように結婚指輪を右手にはめる国もあります。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された " How to Wear a Wedding Band and Engagement Ring " を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。