リングが滑らないようにする方法

リングが少し大きすぎると、指の上でリングが滑ってしまうことがよくあります。指輪が指の上でずれないようにするには、簡単な固定方法がたくさんあります。ホットボンドやテープ、ひもなどの材料が家にあれば、ほんの数分の時間で自分なりの解決策を作ることができます。指輪を宝石店に持って行き、より永久的な修理をしてもらうと、少し時間がかかりますが、指の上で指輪が滑らないようにするには最適な方法です。

方法1

手早く直す

1. バンドの内側をホットグルーで覆い、冷ましてリングのサイズを小さくします。正確にフィットさせるには、リングのバンドの内側にホットグルーを薄く塗り、完全に乾かしてから指にはめます。リングが指に対して大きすぎて、薄くのりをつけるだけでは足りない場合は、紙やプラスチックの皿にホットグルーを少量垂らします。リングのバンド部分をホットグルーに浸し、厚みが出るまで前後に動かします。余分なホットグルーを拭き取り、リングを乾燥させる。

   • ホットグルーを落としたい場合は、指を使ってリングからホットグルーをはがします。
   • 指にはめる前に、ホットグルーが完全に乾いていることを確認してください。
2. 透明なスコッチテープをリングのバンドに巻き、小さく感じるようにする。長さ2インチ（5.1cm）ほどのテープを引き剥がします。テープの片端から、リングのバンドに巻きつけられる長さを残して、テープの上に円を描くように巻き始めます。テープが小さなボールになったら、ボールを平らにし、リングのバンドの下側に置きます。ボール状になっていない余分な長さのテープを使ってバンドに固定します。

   • できれば透明なテープを使うと、テープを指輪に貼ったときに目立ちません。
3. リングの内側に速乾性の透明マニキュアを塗って、目立たなくする。クリアのトップコート・マニキュアのボトルを振り、アプリケーター・ブラシで指輪のバンドの内側にクリアを塗ります。マニキュアはバンドの下側に薄く塗り、リングの外側には付かないようにします。マニキュアが乾くまで数分待ち、指輪が汚れないようにします。

   • リングが指の上で滑ってしまう場合は、クリアコートをもう一枚重ね、高さを出します。
   • 指輪の側面についた余分なマニキュアは、必要に応じて指で拭き取ります。
   • トップコートを落とす必要がある場合は、コットンにアセトンを染み込ませ、マニキュアが落ちるまで指輪を軽くたたく。
4. 市販のプラスチック製リングガードをバンドに取り付ける。プラスチック製のリングガードは、透明な小さな筒で、指輪のバンドにはめ込んで、指輪が指の上で動かないようにするものです。自分の指輪に合ったサイズのプラスチック製リングガードを選び、リングガードのスリットからプラスチックチューブをバンドに通します。

   • プラスチック製リングガードは、お近くの大型店かオンラインでお求めください。
5. 透明な釣り糸をリングに巻きつけると、リングが固定されやすくなります。透明な釣り糸を5インチ（13cm）以上の長さに切る。透明な釣り糸をリングに通し、バンドの端の近くで結び目を作って固定する。釣り糸をバンドに通してループを作り、バンドに通ったらループ同士を近づける。バンドの反対側まで来たら、もう一度結び目を作り、釣り糸を固定する。

   • 釣り糸をバンドに通しながら引っ張り、リングにしっかりと固定させます。そうすることで、輪を押しやすくなります。
   • リングから釣り糸を外す場合は、バンドの結び目を切り、慎重にほぐす。
6. 布や紐をバンドに巻き付けると、快適に使用できます。プラスチック製や釣り糸製では指にフィットしないと思われる場合は、長さ5インチ（13cm）以上の柔らかい紐や細い布を選んでください。その紐か布をバンドのサイドに結び、バンドに通して輪にし、強く引っ張る。こうすることで、柔らかいクッションができ、リングが動かないようになります。

   • バンドの反対側にも結び目を作り、ひもや布が動かないようにします。
   • 輪にしやすいように、幅1cm以下の柔らかい布を使う。
   • 必要であれば、ハサミでリングからひもや布を切り離す。

方法2

リングをプロに依頼する

1. リングにサイズ調整用ビーズを加え、ハーフサイズにします。サイズ調整用ビーズは指輪と同じ素材でできており、指輪が指の上で動かないようにバンドの内側に付けます。バンドの左下と右下の部分に2つのビーズがハンダ付けされており、より着け心地の良いように滑らかにすることができます。

   • お近くの宝石店にお問い合わせになり、お客様のリングのタイプに合ったサイズ調整用ビーズの価格をご確認ください。
   • 例えば、お客様のリングが14Kゴールド製であれば、サイズ調整用ビーズも14Kゴールド製になります。
   • サイズ調整用ビーズは、必要であればジュエラーで取り外すこともできます。
2. 指輪を快適に固定するために、宝石店に金属のバネを追加してもらいましょう。スプリング・インサートは「U」字型で、リングのバンドの内側に取り付けます。指をリングにスライドさせると、金属の「U」字型が広がってリングを指に固定します。

   • 多くの人が、これが最も快適なオプションだと感じています。
   • リングの色や素材が異なる場合でも、バネのインサートは通常シルバーです。
3. 永久的な解決策としては、専門家に指輪のサイズ直しをしてもらいましょう。リングが常に滑っていたり、明らかに大きすぎる場合は、サイズ直しをしてもらうのが一番です。少し割高になるかもしれませんが、サイズ直しをすることで、快適な着け心地を永久的に保つことができます。サイズ直しでは、宝石商がリングの一部を切り取り、正しいサイズになるように接合します。

   • 指輪のサイズをどのくらい小さくする必要があるのか、お客様の正しい指輪のサイズはどのくらいなのか、宝石商に必ず相談してください。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開されている " How to Keep Rings from Sliding " を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。