ネクタイのディンプルとは、ネクタイの結び目の中央付近にある小さなくぼみのこと。ネクタイに個性と気品を与え、装いに新たな一面を加えます。ディンプルはどんなタイプのネクタイ結びにもつけることができますが、エルドリッジ、カプセル、ニッキーの結び目に自然にできることが多いようです。ディンプルをつけるには、通常の結び方でネクタイを結び、結び目を締める手前で止めます。結び目の上からディンプルを入れるか、下からディンプルを入れるかを選びます。
ネクタイを結ぶ
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ネクタイを選び、長さを決めます。自分の服装に一番合うと思うネクタイを選びます。ブレードとテールを肩にかけ、長さを決めます。次に結び目を作ります。ディンプルはどんな結び方にも簡単に付けられるので、どの結び方を選んでも問題ありません。
- ブレードとは、前に垂れる大きめの布のこと。テールは、ブレードの後ろに位置するネクタイの細い部分です。
ヒントディンプルはどのノットにも付けられますが、ウィンザー、ハーフ・ウィンザー、フォーインハンドなどのシンプルなノットに付けるのが最も簡単です。エルドリッジ結び、カプセル結び、ニッキー結びはもともとディンプルができやすい結び方なので、ディンプルをつける必要はないかもしれません。
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結び目を固定するところでネクタイを結ぶのを止めます。ブレードを結び目に通してネクタイを締めるところまで来たら、ブレードを止めます。結び目の3/4まで刃を通し、そっとネクタイを垂らします。ブレードが結び目の上にループしている部分と結び目の上端との間には、少なくとも2~3インチ(5.1~7.6cm)のスペースを空けてください。
- 結び目の前の部分がブレードを覆う隙間に手が届くよう、ブレードと結び目に十分なたるみを持たせます。
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タイを並べ、ディンプルを付ける前に長さを確認します。ノットが完璧に組み立てられていること、ブレードの長さが完璧であることを確認してから次に進みます。ブレードの下部がベルトのバックルの上にくるようにします。ブレードの上部と結び目の間に2~3インチ(5.1~7.6cm)のスペースが残っていれば、ブレードはベルトのバックルからおよそ3~4インチ(7.6~10.2cm)上に垂れるはずです。
- ネクタイを締めた後にディンプルを付けることはできません。また、ディンプルを付けた後にネクタイの長さを調節するために結び目を緩めると、ディンプルはほとんどきれいに見えません。
- ノットを組み直したり、長さを調節する必要がある場合は、この手順を繰り返して新しいノットを作ってください。
ディンプルを上から折る
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結び目の上のループの下に親指をスライドさせます。親指を、結び目の上部から緩く突き出ているブレードの部分の下に差し込みます。手のひらを上に向け、親指の腹でループを持つようにする。ディンプルが均等になるよう、手はできるだけ左右対称にする。
- ディンプルを上から折るのは、下から折るより少し簡単ですが、ディンプルの大きさをコントロールしにくくなります。
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両手の人差し指で生地を内側につまむ。人差し指を親指の上にスライドさせ、内側につまんでループに縫い目を加える。ループを握った手を利き手でないほうの手に移し、ループを固定する。
- ディンプルを固定するために強く握る必要はありません。
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ブレードを結び目から下にスライドさせる。結び目のすぐ下のブレードを利き手でつかみます。利き手ではない方の手でディンプルを維持します。ゆっくりとブレードを下に引いて結び目を締めます。
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ディンプルを結び目の後ろに通して固定する。ブレードを下に引いて締めている間、利き手ではない方の手でディンプルを維持します。ディンプルを結び目の前に通します。ディンプルは結び目の後ろにスライドし、結び目の下に現れます。ブレードを最後まで通してネクタイを締め、ディンプルを固定します。
- ディンプルがネクタイの真ん中にくるようにしてください。そうでない場合は、ディンプルのくぼみを左右に引っ張ってネクタイを調節してください。
下からディンプルをつける
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結び目のすぐ下にあるブレードの中央を人差し指でつまみます。緩い結び目のすぐ下でブレードの端をつかみます。人差し指で生地の中央に圧力をかけ、くぼみをつける。親指と中指で布地を固定し、同じ手の人差し指でくぼみを維持する。
- これを利き手でない方の手で行う人もいれば、利き手で行う人もいます。自分にとって一番しっくりくる方法で行ってください。
- ディンプルを下からつけるには、少し器用さが必要ですが、ディンプルの位置や大きさをよりコントロールしやすくなります。
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もう片方の手で結び目の両側を軽く握る。空いている方の手で結び目の縁をつかみます。結び目を圧迫したり、引っ張ったりしないでください-ここでの目的は、ネクタイを締める間、結び目を安定させるだけです。
- ネクタイの結び目を安定させることが目的です。結び目の内側に余裕を持たせないと、ディンプルが固定されにくくなります。
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ブレードを1~2インチ(25~51mm)引き下げる。ディンプルを握っている方の手で、ネクタイを締めるためにブレードを引き下げ始めます。ネクタイを1~2インチ(2.5~5.1cm)下に引いた後、人差し指を結び目の方にスライドさせ、ディンプルを上に動かします。
バリエーション:ディンプルをはっきりさせたい場合は、結び目を持つ手の人差し指を、結び目の前とブレードの間に滑り込ませます。こうすることで、ディンプルが結び目の両側から固定され、結び目の上から押さえながらブレードを下から引き下げることで、より大きなくぼみができます。
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ディンプルをブレードの上に滑らせながら、ゆっくりとネクタイを締めます。もう片方の手で結び目を支え、ネクタイの形を保ちます。ネクタイが締まるまで、ブレードを下に引き、くぼみを上にスライドさせ続けます。
- ディンプルの角度が少しずれているようであれば、結び目の下の生地を軽く引っ張ってディンプルの形を調整してください。
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