メイクアップ・セッティング・スプレーの使い方

せっかく時間をかけて完璧にメイクアップしたのなら、長持ちさせたいですよね。10時間労働の日であろうと、ダンスの夜であろうと、メイクの耐久性は試される。美容の達人やメイクアップアーティストは、プライマーの重要性を説くが、セッティングスプレーも同様に役立ち、重要である。メイクの上からスプレーすることで、メイクが崩れにくくなる。何より、これらのセッティングスプレーは使い方が簡単なので、この製品をあなたの美容ルーチンに加えるのは面倒ではない。

パート1

ルックを密封する

1. スプレーボトルを振る。スプレーによって含まれている成分は異なり、ボトルの底に沈殿する成分も多く含まれています。適切な割合で混ざっていることを確認するために、ボトルを数回やさしく振ってください。激しく振る必要はなく、全体が混ざる程度で十分です。
2. 出来上がった顔全体にスプレーする。ボトルを顔から6～8センチ離して持つ。顔全体にまんべんなくスプレーしたいので、近くでスプレーしないこと。数回スプレーし、ムラなく全体に行き渡るようにする。

   • セッティング・スプレーは、ブロンザー、アイシャドウ、チークなど、メイクの一番上の層に使うと効果的です。ファンデーションやコンシーラーをしっかりキープしたい場合は、顔に塗る前に下地を使いましょう。プライマーとセッティング・スプレーは併用してもよい。
   • 完全にカバーするには、セッティング・スプレーを顔全体に「X」字型にスプレーし、次にもう一度顔全体に「T」字型にスプレーする方法がある。
3. スプレーは自然乾燥させる。セッティング・スプレーを吹きかけたら、顔を自然乾燥させる。肌がスプレーを吸収するのにそれほど時間はかかりません。スプレーをこすったり、顔になじませたりしないこと。
4. セッティング・スプレーは、一日中何度でもつけ直すこと。セッティング・スプレーを財布に入れておけば、いつでも必要なときに使えます。選んだセッティング・スプレーにもよるが、一日中、肌を冷やし、メイクをマットにし、水分を補給してくれる。

   • 化粧直しやメイク直しの際は、必ずもう一度スプレーしてください。

パート2

メイクアップ効果を高める

1. ファンデーションのスポンジを湿らせるために使う。多くの人は、リキッドファンデーションを塗るために、この有名なメイクアップスポンジのジェネリックバージョンを使っている。このスポンジを正しく使うには、化粧をする前に湿らせるのが基本だ。水を使う代わりに、セッティング・スプレーを使ってスポンジを湿らせることができる。

   • すべてのスポンジに使えるとは限りません。ブランドによってはセッティングスプレーで劣化するものもあるので、注意が必要だ。
   • スポンジに水分を含ませることで、ファンデーションをなじませやすく、ムラなくなめらかに仕上げることができる。
   • また、セッティングスプレーは、長時間の使用でファンデーションが落ちるのを防ぐのにも役立つ。
2. アイシャドウブラシにスプレーする。多くのパウダーアイシャドウは、とても薄く仕上がるので、思い通りの大胆な発色を得るためには、何度も重ね塗りしなければならないように思える。セッティング・スプレーはその手助けをしてくれる。シャドウブラシをパウダーアイシャドウに浸す。そして、まぶたに塗る前に、ブラシにセッティング・スプレーを吹きかける。こうすることで、乾いたパウダーだけよりも不透明で大胆なシャドウになる。

   • アイシャドウはまぶたにのせると湿っているが、すぐに乾く。
   • セッティング・スプレーは、アイシャドウがにじんだりシワになったりすることなく、一日中その場に留まり、長持ちさせるのに役立つ。
   • 新しいルックに挑戦するときや、ブレンドが必要なルックをするときは、この方法は避けてください。ルックが完成するまで待ってから、目を閉じてスプレーする。
3. 目の下のコンシーラーブラシに吹きかける。クマをカバーし、目を明るく見せるには、目の下にコンシーラーを塗る。指で数点なでるように塗る。その後、コンシーラーブラシにセッティングスプレーを吹きかけてから、コンシーラーをなじませる。

   • コンシーラーブラシをセッティングスプレーで湿らせることで、コンシーラーをなじませやすくなる。
   • セッティング・スプレーは、目の下のデリケートな皮膚に潤いを与え、コンシーラーの仕上がりを、シミやシワではなく、滑らかで完璧なものに保ってくれる。

パート3

セッティングスプレーの選び方

1. あなたの肌タイプに合ったスプレーを選びましょう。他の美顔器と同じように、肌タイプによって最適な製品が異なります。乾燥肌の人は、アルコール入りの製品は避けたほうがいいかもしれません。その代わりに、保湿と潤い効果のあるアルコールフリーのセッティング・スプレーを見つけよう。もともとオイリー肌の人は、マットな仕上がりになるオイルフリーのセッティングスプレーを探しましょう。

   • 混合肌の人は、好みのセッティング・スプレーが見つかるまで、いろいろ試してみるとよい。多くのスプレーは、すべての肌タイプ向けに販売されているので、それらを開始するのに良い場所でしょう。
   専門家のアドバイス

   メイクアップアーティスト＆ヘアスタイリスト

   アリシア・ダンジェロはニューヨークを拠点とするメイクアップ・アーティスト。現在、ディオール・メイクアップ、YSLビューティー、パット・マクグラス・ラボなどのチームや、ブライダル企業のワンス・アポン・ア・ブライド、ミス・ハーレクインなどで活躍している。彼女の作品はToday.com、New York Live、Forbes.com、VH1、MTV、Vevo、Entertainment Weekly、Refinery 29、NYXCosmetics.comで紹介されている。FIDMロサンゼルス校でビジュアル・コミュニケーションの学位を取得。

   
   メイクアップアーティスト＆ヘアスタイリスト

   専門家の意見セッティングスプレーは、肌のタイプやニーズに合わせて選びましょう。例えばオイリー肌の人は、マットタイプのセッティングスプレーを。乾燥肌の人は、成分リストにアルコールが含まれているセッティングスプレーは避けましょう。普通肌や混合肌の人は、普通のセッティングスプレーを使ってもいいし、肌の仕上がりをどうしたいかによって選んでもいい。
2. 気候を考慮する。高温多湿の日中は、メイクが顔から「溶けて」しまう傾向がある。冷却効果があり、汗に強いセッティング・スプレーを探しましょう。寒冷地や真冬にいる場合は、厳しく乾燥した空気から肌を守るために、保湿効果のあるセッティングスプレーを試してみてください。
3. 自分の好みの仕上がりになるスプレーを選びましょう。これは個人の好みの問題です。メイクの仕上がりがマットでテカリがまったくないのが好きな人もいる。また、くすみのないつややかな仕上がりを好む人もいる。セッティング・スプレーを選ぶときは、この点を考慮に入れてください。顔をマットに仕上げるものもあれば、少し露のような光沢を与えるものもある。
4. 日差しの強い日には、SPF入りのスプレーを使いましょう。どんなにメイクがきれいに仕上がったとしても、日差しからメイクを守ることに勝るビューティーハックはありません。日差しの強い場所に出かけるなら、SPF入りのセッティングスプレーを見つけよう。メイクの持ちを良くするだけでなく、日焼けなどの悪影響からも守ってくれる。

   • SPFのセッティング・スプレーで少しは日焼けを防ぐことができますが、それでも日焼け止めを塗る必要があります。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された「 How to Use Makeup Setting Spray 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。