使用済み石鹸から新しい石鹸を作る方法

石けん作りの世界に足を踏み入れてみたいけれど、灰汁を使うのは怖いという人は、古い石けんを使って新しい石けんを作ることを検討してみよう。これは、石鹸作りの基本を学び、オートミールやエッセンシャルオイルなどの添加物を試すのに最適な方法です。また、この方法は、手作り石けんの失敗作を救い出すのにも使える。この製法はハンドミル製法と呼ばれ、「ハンドミル製法」または「リバッチ製法」と呼ばれる石けんを作ることができる。

パート1

ベースの準備

1. 石鹸を選ぶ。どんな種類の石けんでも使えますが、無香料でナチュラルなもの、例えばピュアキャスティールソープなどが最適です。こうすることで、後でカスタマイズする際の選択肢が増えます。約12オンス（341グラム）の石鹸を使うつもりでいてください。

   • リバッチソープは硬化すると粒状になります。それは石鹸の通常のバーのように滑らかではないでしょう。
   • 複数の石けんの切れ端を使う場合は、同じ香りを使うようにしてください。
   • 違う色を使っても構いませんが、必ずしも混ざり合って新しい色になるとは限らないことを覚えておいてください。時には、斑点として現れることもある。
2. 石けんをすりおろすか、細かく切る。一番簡単なのはおろし金ですが、包丁で細かくすることもできます。細かくすればするほど、石けんは早く溶ける。
3. 石けんを二重釜に入れる。鍋に1～2インチ（2.54～5.08センチ）の水を入れる。ボウルの底が鍋底に触れないように注意する。すりおろした石鹸をボウルに入れる。

   • 鍋があれば、それを使ってもよい。
   • ボウルを使わず、鍋で直接石けんを溶かすこともできるが、石けんが焦げないよう、鍋は小さめにしておくこと。
4. 石鹸に水を注ぐ。石けん12オンス（341グラム）に対して9オンス（255ミリリットル）の水が必要です。 これで石けんが柔らかくなります。ただし、液体を入れすぎないようにしないと、石けんがきちんと乾きません。

   • 特別なものを使いたい場合は、代わりに紅茶や牛乳を試してみてください。ヤギのミルクやバターミルクを試してみるのもいい。
   • 作りたてのコールドプロセス石鹸を使う場合は、液体をあまり使わなくてもいいかもしれません。
5. 5分おきくらいにかき混ぜながら、石けんを温め始める。コンロを中火にし、お湯を沸騰させる。木べらかゴムべらで5分おきくらいに石けんをかき混ぜる。ボウルの底や側面をこするようにする。

   • 鍋を使う場合は、ふたをして強火にかける。石けんが焦げないように、時々ふたを開けてかき混ぜる必要がある。
   • 鍋で石けんを加熱する場合は、弱火で加熱する。
6. 石けんがやわらかくなるまで、加熱と撹拌を続ける。リバッチソープは、メルト＆ポアソープのように完全に溶けることはありません。その代わり、オートミールやマッシュポテトのような、粒状の混合物になります。気長に待つこと。これは約1〜2時間かかることがあります。

   • ある時点で、石けんのテクスチャーは変化しなくなります。時間が経っても石けんの形が変わらない場合は、それ以上溶けることはありません。 次のステップに進む準備ができています。
   • 石けんが焦げ始めたら、火を弱め、冷水を少し加える。

パート2

エキストラを加える

1. 石けんを150～160°F（66～71℃）まで冷ます。このセクションで紹介した余分なものを加えたくなければ、加えなくてもかまいませんが、加えることで石けんがより豪華に感じられるようになります。また、すべての余分なものを加える必要はありません。あなたにとって最も魅力的なものを1つか2つ（または3つ！）選んでください！
2. フレグランスオイルやエッセンシャルオイルを混ぜると、より良い香りになります。石けん12オンス（341グラム）に対して、1/2オンス（15ミリリットル）程度を目安にしてください。 石けんにすでに香りがついている場合は、このステップを省くか、似たような香りを使うとよいでしょう。例えば、お使いの石けん素地がラベンダーの香りの場合、ラベンダーオイルを1滴追加することができます。

   • フレグランスオイルほど多くのエッセンシャルオイルを使う必要はない。なぜなら、エッセンシャルオイルの方がより強力だからです。
   • キャンドル用のフレグランスオイルは使わないでください。肌に安全ではありません。
   • 香りをつけるもうひとつの方法は、スパイスを使うこと。これも石鹸に色をつけます。挽いたシナモンなど、大さじ1～2杯（7.5～15グラム）のスパイスを使うつもりでいてください。
3. さらに豪華にするために、栄養価の高いオイルを混ぜてみましょう。石鹸をより豪華にしたい場合は、ビタミンEオイル、ホホバオイル、アーモンドオイルなどの栄養価の高いオイルを数滴加える。肌につけるものなら何でも、石鹸に最適だ。ただし、オイルの摂りすぎは硬化に影響を与えるので、ほどほどに！

   • もうひとつの栄養価の高い添加物は蜂蜜だ。ハチミツは石鹸をいい香りにし、保湿効果を高めるだけでなく、いい黄金色に染めます。ハチミツは、1/4～1/2カップ（90～175グラム）を目安にしてください。
4. 色のために染料を作る石鹸の数滴を追加します。石鹸作りの染料は半透明であるため、このオプションは、白い色の石鹸にのみお勧めします。染料を作る石鹸をオンラインまたは美術工芸品店で購入します。1滴から2滴加え、かき混ぜる。筋が残らなくなるまでかき混ぜ続ける。色の濃さが足りない場合は、もう1滴入れてかき混ぜる。

   • 石鹸を作る染料は非常に強力です。あなたが望む色を得るまで、一度に1〜2滴を混ぜる。
   • 必ず石けん用染料を使うこと。キャンドル用染料は肌に安全ではないので、代用しないでください。食用色素も使えません。
   • 既存の色を明るくするために染料を加えることができます。例えば、水色の石けん素地に青色の染料を加えて濃くすることができます。
5. 植物成分や角質除去剤でテクスチャーを加える。これは、肌のくすみや乾燥が気になる人に最適だ。角質除去剤は、乾燥した肌を優しくバフがけし、シルクのような滑らかな肌触りにしてくれる。海塩、オートミール、乾燥ラベンダーのつぼみなどがおすすめだ。石鹸12オンス（341グラム）あたりの推奨量は以下の通り：

   • オートミール、アーモンドミール、コーヒーかすなどの角質除去剤3/4～1カップ（90～120グラム）。
   • カモミール、カレンデュラ、ラベンダーなどの揮発性油分の少ないハーブ1カップ（50グラム）。生でも乾燥したものでもよい。
   • ローズマリーなどの揮発性油分の多いハーブを大さじ1～2杯（1～2グラム）。生でも乾燥したものでもよい。

パート3

石鹸を注ぐ

1. 型を用意する。プラスチック製の石鹸型を購入します。型が無地で、派手な石鹸を作りたい場合は、ゴム製の石鹸作りスタンプをデザイン面を上にして底に入れる。お好みで、型の内側に焦げ付き防止のクッキングスプレーを軽く吹き付ける。また、ワセリンを少量すり込んでもよい。

   • 石けんの型やスタンプは、ネットや手芸店で購入できる。
   • また、シリコン製の製氷皿や焼き型を使うこともできる。
2. 型に石鹸をすくい入れます。この石鹸は厚いので、流し込むことはできません。代わりに、木製のスプーンやゴムベラを使って石鹸を型にすくい入れます。スプーンやヘラで型の裏をならす。
3. 石鹸型を落とします。石けん型をカウンターから15～30cmの高さに持ち、落とします。こうすることで、型内の石けんが落ち着き、気泡が抜けます。これを数回繰り返す必要があるかもしれない。
4. 型から外す前に、石鹸を1～2日乾燥させる。石けんが乾いたら、慎重に型から抜きます。長方形の石けん型を使った場合は、石けんを1インチ（2.54センチ）の厚さに切ることができる。

   • 急いでいる場合は、石けんを冷凍庫で1～2時間冷やしてから型からはずす。
5. 必要であれば、石けんを硬化させる。使用した石けんの種類によっては、リバッチがまだ少し柔らかく、グミのように感じるかもしれません。その場合は、ワイヤー冷却ラックに置き、2～4週間自然乾燥させる。市販の石けんを使用した場合は、この必要はないかもしれませんが、作りたてのコールドプロセスまたはホットプロセスの石けんを使用した場合は、ほとんどの場合、この作業を行う必要があります。

   • リバッチソープ（一般的に市販のベースから作られる）の中には、2日間だけ乾燥させればよいものもある。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開されている " How to Make a New Bar of Soap from Used Bars of Soap " を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。