ローズマリー・オイルの使い方

料理の腕前と並んで、ローズマリーオイルは何世紀にもわたり薬用として使われてきた。短期記憶、関節炎、にきび、抜け毛などに悩んでいる人も、この強力なエッセンシャルオイルの使い道が見つかるはずだ。濃縮ローズマリーオイルを他の製品やオイルに混ぜたり、ディフューズしたりすることで、あなたの生活を少し楽にできるかもしれません。

方法1

ローズマリー・オイルを拡散する

1. ディフューザーでローズマリーの香りを部屋に漂わせる。オイルディフューザーは、いくつかのエッセンシャルオイルがもたらすと考えられている身体的、心理的、認知的効果にアクセスするためによく使われます。例えば、ラベンダーオイルのディフューザーを睡眠導入剤として使う人は多い。ローズマリーオイルは、精神的に刺激的であると考えられており、他の肯定的な効果を提供するかもしれません。

   • ほとんどのディフューザーは、マシンにドロップを追加するか、メーカーからオイルカートリッジを購入する必要があります。
   • 一度に8滴以上のエッセンシャルオイルをディフューザーに垂らしてはいけません。3滴と8滴の間の任意の場所が良い範囲です。
   • あなたは、各使用後にディフューザーを掃除していることを確認してください！定期的な清掃は、蓄積から任意のエッセンシャルオイルの残留物を防ぐことができます。
2. ローズマリーオイルをディフューザーに垂らして、意識と記憶力を高めましょう。ローズマリー精油の香りは、認知機能を助け、気分を高揚させ、心拍数を上げ、気分をリフレッシュさせてくれます。

   • ローズマリーに含まれる化学物質が認知機能を助けることが証明されている。
   • その力は十分に証明されていますが、意識を高めたり記憶力を助けるためにローズマリーオイルに頼るのは避けるべきです。このエッセンシャルオイルは、神経系の機能を改善するために長期的に使用することはテストされていません。たまに使う程度がよいでしょう。
3. ローズマリー精油を近くに拡散させて、副鼻腔をスッキリさせましょう。ローズマリーのエッセンシャルオイルは、慢性的な鼻づまりや咳の緩和によく使われます。ディフューザーからローズマリーオイルを生活空間に放つことで、咳の痛みを和らげ、副鼻腔の粘液を分解することができるかもしれません。
4. ディフューザーの使用を制限し、疑問があれば医師に相談しましょう。あなたが完全に健康であっても、それは一度に30分以内に、毎日数回ディフューザーを使用するのが最善です。あなたは慢性的な呼吸器の問題を抱えている場合は、完全にディフューザーを避けた方がよいかもしれません。その他の健康上の問題がある場合は、ごく少量の希釈したローズマリーオイルを肌につけてテストしてください。

   • 疑問がある場合は、かかりつけの医師に確認してください。
   • ペットを飼っている場合は、ディフューザーを使う前に、動物に対するローズマリーオイルの安全性を調べたほうがよいでしょう。

方法2

ローズマリーオイルを希釈して外用する

1. ローズマリーオイルを希釈するキャリアオイルを選びます。植物性で、種子やナッツから作られたオイルが望ましい。ローズマリー・オイルと相性の良いキャリアオイルのリストをオンラインで調べ、オンラインまたは地元の自然食品店で購入することができます。

   • アーモンドオイルやホホバオイルは、どちらも非常に一般的なキャリアオイルで、肌に油っぽさを残さず、ローズマリーオイルを薄めるのに役立ちます。
   • 原液のエッセンシャルオイルは、免許を持ったアロマセラピストが特に指示しない限り、絶対に肌につけないこと。原液のオイルは肌を火傷させる可能性があります。
2. キャリアオイル1液量オンス（30mL）に対して、ローズマリーオイルを9～18滴加えます。この比率で1.5～3％の希釈となり、外用にちょうどよい濃度になります。この混合液は、2つのオイルを小瓶に入れて作ることができる。

   • お子様や妊娠中の方は、1オンスあたり3～6滴と、かなり濃いめに希釈してお使いください。
   • ボトルにローズマリー・オイルとラベルを貼り、キャリア・オイルの名前も記入する。
   • 2％希釈はマッサージオイルに最適です。
3. キャリアオイルは、長く保存しすぎると腐ってしまうことがあるので注意すること。キャリアオイルのボトルに記載されている使用期限を必ず確認し、ディフューズしたボトルにもその情報を記載しておくこと。キャリアオイルが腐敗した場合、希釈液はすべて廃棄しなければなりません。

   • キャリアオイルが腐敗しているかどうかは、新鮮な溶液の甘さや無臭ではなく、きつい苦い臭いを嗅ぐことで確認できます。
4. 原液のローズマリー・オイルを直接肌につけるのは避けてください。特に、敏感肌の人、授乳中や妊娠中の人、免疫力が低下している人には注意が必要です。

方法3

ローズマリーオイルを局所的に塗布する

1. 希釈したローズマリー・オイルを肌に塗る前に、パッチテストを行ってください。人によってはローズマリー・オイルに反応することがあるので、目立たないところに1、2滴希釈したものを塗り、12～24時間放置して反応がないことを確認するのがよいでしょう。

   • 肌が赤くなったり、かゆくなったり、でこぼこになったりした場合は、ローズマリー・オイルの使用を中止し、医師に相談することを検討してください。
2. シャンプーに原液のローズマリーオイルを数滴たらすと、髪の成長を促します。ローズマリーオイルでハゲを完全に元に戻すことはできませんが、髪の量を増やすことはできます。シャワーでいつものヘアケア製品に数滴のオイルを薄めるか、キャリアオイルを使って頭皮に安全に塗布するだけです。

   • ローズマリーオイルの1～2％希釈がよいでしょう。毎日頭皮にマッサージして、髪の成長を促しましょう。
   • 少なくとも6ヶ月間ローズマリーオイルを使用すると、男性型脱毛症（androgenetic alopecia）の場合、発毛する可能性があり、このエッセンシャルオイルが髪全体の健康を助ける力があることを示しています。
   • また、頭皮の血行を良くする効果も期待できる。
3. 希釈したローズマリー・オイルを、痛む関節や筋肉に塗る。外用軟膏として、ローズマリーは関節痛や皮膚の炎症を和らげるためによく使われる。ただし、1～2滴以上の使用には注意が必要で、傷口が開いているところには絶対に塗らないこと。

   • ローズマリーの葉を食べると、消化器系の軽い炎症を和らげることができる。
4. 洗顔料やボディクレンザーにローズマリーオイルを数滴たらすと、ニキビができにくくなる。抗炎症作用、殺菌作用、血行促進作用のあるローズマリーオイルは、赤みを抑え、ニキビを早く治すのに役立ちます。希釈したローズマリー・オイルを毎日のスキンケアに加えることで、より透明感のある明るい肌になる可能性もある。
5. 希釈したローズマリー・オイルを数滴たらすと、感染を抑えることができる。多くのエッセンシャルオイルと同様、ローズマリーオイルは消毒薬として知られており、皮膚感染症の程度を軽減する可能性があります。少量のローズマリーオイルで、感染症の原因となっている細菌を死滅させることができます。また、フケ、皮膚炎、爪床感染症などの問題にもローズマリーオイルを試すことができる。

   • 傷口に直接ローズマリー・オイルを塗るのは避けてください。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された「 How to Use Rosemary Oil」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。