夏に香りを纏うには

暑さは香りを増幅させるので、夏には軽くてさわやかな香りを選びたい。柑橘系、アーシー、ホワイトフローラルの香りを含むフレグランスは夏にぴったりだ。夏にフレグランスをつけるときは、少量でよい。一日中、パルスポイントに少量のフレグランスをつける。また、濡れた髪や服に吹きかけると、よりほのかな香りを楽しむことができる。さらに、フレグランスを重ねるのも夏にはいい方法だ。フレグランスを重ねるときは、牡丹などのテーマを決めて、香りをまとめましょう。

方法1

香りを選ぶ

1. さわやかな柑橘系の香りを試してみましょう。軽くてさわやかな柑橘系の香りは夏にぴったり。レモン、ザクロ、ベルガモット、グレープフルーツなどから選びましょう。

   • 刈りたての草のような、さわやかな土の香りも夏にぴったりです。
2. 軽い花の香りを選ぶ。軽い花の香りも夏には最適で、特に白い花の香りがおすすめです。ジャスミン、フランジパニ、チュベローズのような白い花の香りは、暑さの中で花開く。

   • その他、クチナシやシャクヤク、緑茶などのフローラル系の香りもおすすめです。
   • バニラ、プラム、ローズ、ウッディな香りなど、甘く重い花の香りは避けるようにしよう。これらの香りは、夏に蚊などの虫を引き寄せる可能性があります。
3. 重い香りは避ける。ムスクやアンバーのような香りは、一般的に夏には重すぎる。もしこれらの香りが好きなら、バニラ、ココナッツ、サンダルウッドなどの中程度の香りで代用しましょう。

   • グリーンやアーシーな香りも、重い香りの代用になる。
4. オードトワレを使う。手放したくないお気に入りの香りがあるなら、その香りのオードトワレ（またはオーデコロン）バージョンを試してみよう。オードトワレは水で薄めて使うので、パルファンほど強くありません。そのため、夏場には最適です。

方法2

フレグランスをつける

1. 少量ずつ、こまめにつける。朝、フレグランスを全身にまとうのではなく、脈拍のポイントに1～2回スプレーする。リフレッシュボトルをバッグや財布に入れて持ち歩く。1日に3～5回、または香りが弱まるたびに、パルスポイントに少量のフレグランスをつけ直す。

   • パルスポイントとは、手首と肘の内側、耳の後ろと膝、首の前後を指します。これらの場所は最も熱を発生し、香りを放出するのに役立ちます。
2. 濡れた髪にスプレーする。洗いたての髪は香りをよく保持します。濡れた髪をとかした後、毛先に香水をつける。

   • 髪に直接香水をつけたくない場合は、くしやブラシに香水を吹きかける。香りのついたブラシで髪をとかします。
3. 服に香りをつける。体にスプレーする代わりに、服の内側の縫い目にスプレーする。体温が上がると、熱で香りが放出される。

   • あるいは、洗濯バサミに好きな香りをつけてみましょう。洗濯バサミを服や帽子、スカーフなどの小物と一緒に1～2日置いておく。衣類を着用すると、軽い香りが漂います。

方法3

香りを重ねる

1. ボディソープから始めよう。体を洗うのに普通の石鹸を使う代わりに、香りのついたボディソープを使う。好きなフレグランスの香りと似ている、または補い合う香りのボディソープを選びましょう。

   • 例えば、ジャスミン、ベルガモット、バニラの香りが好きなら、ベルガモットのボディソープを選ぶ。
   • 多くの香水には、ボディソープやローションがあります。お気に入りの香水があれば、代わりにこれらを重ねづけに使う。
2. ローションをつける。シャワーの後、ボディソープと香水に合った香りのローションをつける。ローションはボディソープと香水の「つなぎ役」なので、1つか2つの香りしか入っていないシンプルなものを選びましょう。

   • 例えば、バニラやジャスミンの香りのローションを選ぶ。
3. 仕上げに好きな香りをつける。ローションがなじんだら、好きなフレグランスをパルスポイントに1～2回吹きかける。フレグランスはつけすぎないようにしましょう。フレグランスは一日中、香りが薄れてきたらつけ直すことができる。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された「 How to Wear Fragrance in Summer 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。