バラの花びらの香水の作り方

フローラル系の香水やフレグランスは、自分自身を夏の庭のような香りにするのにぴったりだ。しかし、そのために大金を使う必要はない！ほんの少しの材料で、自分用の香水を作ったり、誰かにプレゼントしたりすることができるのだ。

方法1

アルコールベースの香水を作る

1. バラを冷水で軽くすすぐ。お湯がぬるすぎると、花のアロマオイルが出てしまうことがあります。水洗いすることで、肥料、汚れ、虫、その他香水の中に入れたくない汚れを取り除くことができます。花びらと花びらの間をしっかり洗おうと心配する必要はありません。すすいだ後は花びらを乾かさないでください。

   バラの種類や花びらの大きさにもよりますが、おそらく1～3本のバラが必要です。
2. バラの花びらを3/4カップ（180g）取り除く。花びらの種類や色は問わない。花びらを取り除くには、片手で茎をつかみ、もう一方の手で花びらをちぎる。とげで串刺しにならないように注意する。

   • とげに刺されるのが心配な場合は、とげ抜き器を使うことも検討しよう。
3. 蓋つきの大きなガラス瓶に花びらを入れる。蓋付きならボウルでもよいが、少なくとも5カップ（1,200mL）以上の液体が入り、密閉できるものを選ぶこと。メイソンジャーにねじ込み式のふたがついたものでもよい。
4. ウォッカを1/2カップ（120mL）入れ、24時間浸す。アルコール度数40～50％（80～100プルーフ）のウォッカが最適。また、瓶はキャビネットや食器棚のような冷暗所に保管する。湿気の多い冷蔵庫は使わないこと。
5. 花びらをスプーンで45秒間粉砕する。瓶の中で花びらをつぶすには、木製の大きな調理用スプーンが最適。乳鉢と乳棒を使うと、瓶から花びらを取り出してバラのオイルを失う可能性があり、金属製のスプーンだと香水に不要な金属成分を加える可能性がある。
6. 蒸留水2 1/2カップ（590 mL）を瓶に加える。蒸留水は、たいていの食料品店やドラッグストアで購入できる。水を加えれば加えるほど、香水の香りは薄まる。
7. 瓶にふたをして、冷暗所に4～7日間置く。1日1回、花びらをかき混ぜ、料理用のスプーンでもう一度つぶす。蒸留水は足さないこと。かき混ぜたら素早く蓋をする。
8. 清潔なガラスの香水瓶に漉す。目の細かいこし器を使って液体から花びらを取り除き、蓋のしっかりしたガラス瓶に移す。香水を保存するには、冷蔵庫で保管し、使用するたびに振ってください。最長で1ヶ月持ちます。手首や首など、体の暖かいところにスプレーすると香りが最も強くなる。

   • ふるいやチーズクロスを漉して使うこともできる。

作り方2

香りのローズウォーターを作る

1. 中くらいのボウルにバラの花びら1/2カップ（120g）を集める。バラの品種は何でもよい。お好みで、花びらをあらかじめ水洗いして、花についた汚れを洗い流しておく。とげに刺さらないように注意する。
2. カップ1/2（120mL）の温めた蒸留水を花びらのボウルに入れ、かき混ぜる。水の温かさがバラのオイルの出をよくする。お好みで、5分ほど水に浸す。花びらを浸す時間が長いほど、香りが強くなる。
3. この混合物を、もう1つのボウルの上に置いたこし器に注ぐ。普通のキッチン・ストレーナーがない場合は、チーズクロスを使ってもよい。この後の工程で再利用するので、分離した水は捨てないこと。

   • バラの花びらはストレーナーに残し、水は2つ目のボウルに入れる。
4. 花びらを乳鉢と乳棒ですりつぶす。ストレーナーから花びらを取り除くには、スプーンでこすり落とすか、指でつまむ。花びらをすりつぶしたくない場合は、最初からこさないでおく。その代わり、蒸留水に5～7時間漬けておく。

   • 花びらを日光にさらすと、香りが弱くなります。
5. 2つ目のボウルの水を花びらに戻す。少なくとも5分間、再び花びらに水を染み込ませる。この時点で、粉砕した花びらと水を加えたものが最初のボウルにあるはずだ。
6. 水が茶色がかったオレンジ色になるまで、濾し、挽く作業を繰り返す。深紅のような濃い色のバラの花びらを使う場合は、水は茶色がかった赤になる。花びらをあまり激しくすりつぶさないようにする。飛び散った水は、香水にはならない水だからだ。
7. 花びらをこして、残った水分を絞る。スプーンを使うとよい。次に、小さな漏斗を使って空の香水瓶に水を注ぎ、楽しむ！冷蔵庫で冷やすと、香水が長持ちする。

この記事は、CC BY-NC-SAで公開されている「 バラの花びらの香水の作り方 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。