グラデーションネイルのやり方

グラデーション・ネイルは、オンブル・ネイルと似ているが、同じ色の濃淡ではなく、異なる色を使う。ただし、どの色を使うかが重要。相性の悪い色を使うと、グラデーションが濁って見えてしまう。 グラデーション・ネイルの基本がわかったら、別のテクニックでキラキラ・グラデーションを作ってみよう。

方法1

基本のグラデーション

1. 爪を切り、やすりをかけ、きれいにする。爪切りで爪を切り、爪やすりで形を整える。それぞれの爪を除光液で拭き、古いポリッシュや汚れ、油分を取り除く。必要であれば、オレンジスティックやキューティクルプッシャーを使う。
2. 混ぜ合わせたときにきれいに見えるフラットなマニキュアを2色選ぶ。最良の結果を得るには、2原色、または原色と関連する2次色を選ぶ。例えば、ブルーとイエロー、ピンクとパープルなど。オレンジとブルーのような対照的な色は避ける。フラット／クレーム・フォーミュラが最も効果的です。

   • カラー・ミキシングを念頭に置いてください。ブルーとイエローを使うと、トランジション・ポイントはグリーンになります。しかし、青とオレンジを使うと、トランジション・ポイントは茶色になります。
   • まず、紙の上で色をテストしてみましょう。各色を一筆書きし、爪楊枝で継ぎ目の部分をなじませる。
3. それぞれの爪にクリアのベースコートを塗り、乾かす。爪がもろい場合は、もろい爪用に作られた処方を使うことを検討する。ベースコートが完全に乾いてから次に進む。
4. 一番明るい色を各爪に1度塗りし、乾かす。これでマニキュアのベースとなり、色がより映えるようになる。プライマリーカラーとセカンダリーカラーを使う場合は、プライマリーカラーから始める。

   • 明るい色やネオンカラーのマニキュアを使う場合は、代わりに白いマニキュアを薄く塗る。そうすることで、実際の色がより映えるようになる。
5. リキッドラテックスを爪の周りの皮膚に刷毛で塗り、乾かす。この技法は面倒なので、肌とマニキュアの間にバリアがあると後片付けが楽になる。液状ラテックスは乾きが早いので一番使いやすい。 学校用のり（透明か白）、あるいはワセリンでもよい。

   • 液体ラテックスは、オンラインでも、品揃えの豊富な美容用品店でも、メイク用品を扱うコスチュームショップでも購入できる。
6. メイク用スポンジにマニキュアを2色とも塗る。最初の色をメイクスポンジに3列または1ストローク塗る。その真上に2色目を3列または1ストローク塗る。たっぷりと使い、真ん中で色が重なるようにする。

   • 原色を使った場合は、真ん中に2番目の色が入る。例えば、青と黄色を使った場合は、真ん中に緑が入ります。
   • 一次色と二次色を使った場合は、真ん中に三次色が入ります。例えば、ピンクと紫を使えば、真ん中が紫ピンクになる。青と緑を使えば、青緑になる。
7. スポンジを爪に数回押し当てる。このステップをあと2回繰り返し、スポンジを爪の少し上のほうに、スポンジを少し下のほうに。こうすることで、色をさらになじませることができる。

   • 2色目の色がうまく出ないかもしれません。ご心配なく。次のステップで修正します。
   • 最初のコートが乾いている間に残りのネイルをして時間を節約しよう。
8. マニキュアが乾いてから2度目を塗る。できれば新しいスポンジを使う。スポンジが完全にしみこんでいない場合は、裏返して反対側を使ってもよい。 この2度塗りが乾くまで待たないこと。

   • 色の向きが一度目と同じになっていることを確認する。例えば、1回目にピンクを上に、パープルを下に塗ったなら、2回目はピンクを上に、パープルを下に塗る。
9. 層目がまだ濡れているうちに、クリアのトップコートを塗る。普通のトップコートでもマットなトップコートでもよい。トップコートを爪の上の端まで伸ばすようにする。こうすることで、ポリッシュをさらに密閉し、剥がれたり欠けたりするのを防ぐことができる。

   • それでもまだ爪が荒れていると感じる場合は、最初のトップコートが乾いてから、もう1層クリア・トップコートを塗る。
10. 残りの爪も同じように塗り、乾かします。グラデーションの1層目が乾いてから2層目を塗ることを忘れずに。2層目のグラデーションを塗った直後、ポリッシュがまだ濡れているうちにトップコートを塗る。全ての爪のポリッシュが乾くのを待ってから続ける。
11. 乳液を落とし、必要に応じて爪をきれいにする。ピンセットを使ってラテックスや学校のりをはがす。石油ゼリーを使った場合は、代わりにQチップで拭き取る。マニキュアが肌についた場合は、除光液をつけた小さなブラシで落とす。

    • セーブル毛か合成毛の小さくて平らなブラシが最適だ。ラクダの毛や硬い毛でできたブラシは避けること。

方法2

グリッター・グラデーションをする

1. 爪を切り、形を整え、きれいにする。爪切りで爪を切る。爪やすりで好きな形に整える。コットンに除光液を染み込ませ、爪をきれいに拭き取る。必要に応じて、キューティクルプッシャーやオレンジスティックで甘皮を押し戻す。
2. それぞれの爪にクリアのベースコートを塗り、乾かす。こうすることで、マニキュアが爪に密着しやすくなる。爪がもろくなっている場合は、もろくなっている爪専用のベースコートを使うことをおすすめします。
3. ベースカラーを2度塗りし、乾かします。爪に合うシアーな中間色でもよいし、黒などの大胆な色でもよい。メタリックな色やキラキラした色よりも、フラットな色のほうが、グリッターとのコントラストがよくなり、グリッターをより際立たせることができる。

   • 時間を節約するために、このステップをすべての爪に行うことができる。最後のネイルが終わったら、最初のネイルはすでに乾いているはずだ。
4. クリアのグリッターポリッシュを最初の爪の上に塗る。真のグラデーション効果を得るには、ポリッシュを甘皮の近くまで塗ること。このとき、ベースがクリアで、メタリックではないマニキュアを使うこと。グリッターカラーがベースカラーに映えるようにする。シルバーやゴールドなら、どんな色にも映える。

   • 紫など、色のついたグリッターを使いたい場合は、マニキュアそのものに合わせるのがベストだろう。
5. さらにもう1度塗るが、3分の1程度にとどめる。先ほどと同じ色のクリア、グリッターのマニキュアを使う。爪の先端から3分の1くらいまで色を伸ばす。こうすることで、すでにあるマニキュアの上に色が乗り、グラデーション効果が生まれる。

   • このとき、前に塗ったマニキュアほど下に伸ばさないこと。
6. 爪の先端に、さらにクリアのグリッターポリッシュを塗る。塗る範囲は、爪の白い部分と同じ幅にする。よりファンシーなタッチにしたい場合は、もっとぎっしり詰まったグリッターを使ってもいいが、同じ色であることを確認すること。

   • もっちりとしたグリッターを使う場合は、爪のさらに下のいろいろな場所にグリッターを数粒伸ばします。
7. 爪の残りの部分を塗る。ベースカラーを2度塗りする。次にクリアのグリッター・ポリッシュを2度塗りする。最後にグリッターポリッシュを爪の先端に塗る。
8. 最後にクリアのトップコートを塗る。マットなトップコートではなく、光沢のある普通のトップコートを使うこと。グリッターのせいで爪がまだザラザラしているようなら、トップコートを2度塗りする。

   • トップコートは必ず爪の先まで伸ばすこと。そうすることで、すべてを閉じ込めることができる。
9. 除光液をつけたブラシで爪をきれいにする。うっかりマニキュアが肌についてしまっても、除光液をつけたブラシで簡単に拭き取ることができる。ブラシはセーブル毛か合成毛のものを使い、硬い毛やラクダ毛のブラシは避けること。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開されている「 How to Do Gradient Nails 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。