こんにゃくスポンジの使い方

こんにゃくスポンジは、ナチュラル・スキンケアの最新流行のひとつだが、それには理由がある。こんにゃくと同じ名前の多孔質の根菜から作られたスポンジは、普通のスクラブよりも肌に優しい。そのため、角質除去やこびりついたメイク落とし、あるいは単にこすり洗いするのに最適だ。こんにゃくスポンジの使い方は、ぬるま湯に浸して余分な水分を絞り出し、顔や体を軽くマッサージするだけ。

その1

スポンジを浸す

1. こんにゃくスポンジを密封包装から取り出す。こんにゃくスポンジは密封されたビニール袋に入って売られていることが多い。このように包装することで、使用前に外部の湿気にさらされないようにすることができます。新しいスポンジを開封するには、袋の一方の端にあるビニールを引き離します。目に見える欠陥や損傷の兆候がないことを確認します。

   • 開封後のスポンジは使用しないでください。
2. スポンジをぬるま湯に10～15分浸す。硬く乾燥した繊維をやわらかくするために、クレンジングの前にあらかじめ浸しておく。水に浸すと、スポンジが大きくなり始めます。膨張が止まったら、使用できるようになります。

   • こんにゃくスポンジを初めて使う場合は、完全に柔らかくなるまで20分ほど浸す必要があります。
   • スポンジが元の大きさの1.5倍くらいに膨らむのを目安にしてください。
3. 余分な水分を絞ります。スポンジを水から取り出し、手のひらでしっかりと挟みます。スポンジがしっとりしているのがベスト。

   • こんにゃくスポンジは、あまり乱暴に扱わないようにしましょう。しぼったり、ねじったり、伸ばしたりすると、天然の植物繊維を傷める恐れがあります。

パート2

肌を洗う

1. ぬるま湯で肌を濡らします。お湯の温かさで毛穴が開き、スポンジが汚れ、ゴミ、皮脂を取り除くのに効果的です。そのため、こんにゃくスポンジを使うのは、熱いシャワーを浴びているときか、浴びた直後が便利です。

   • こんにゃくスポンジはデリケートなので、洗顔にも全身洗浄にも使えます。
2. 優しく円を描くようにマッサージします。マッサージしたい部分の中心から、外側に向かって円を描くようにマッサージする。スポンジの表面にある小さな孔が一緒になって汚れを落とし、角質を取り除くので、強く押し付ける必要はない。

   • 使用後すぐに、肌の違いを実感できるはずです。
   • 目の周りや、ニキビ跡、乾燥して炎症を起こしている部分など、敏感な部分には強くこすらないようにしましょう。
3. お好みのクレンザーを数滴たらすと、より深く汚れを落とすことができます。お好みで、石鹸やモイスチャライザー、エクスフォリエイティング・フェイスウォッシュを少量スポンジに直接絞り、豊かな泡が立つまでなじませることもできます。こんにゃくは吸水性に優れているので、通常のスポンジと同じようにスキンケア製品を保持・分散し、洗い立てのような感触を肌に与えます。

   • こんにゃくスポンジは小さいため、数分間こすり続けると泡立ちが悪くなることがあります。胸や背中、足など、広い範囲を洗う場合は、クレンザーの量を増やす必要があるかもしれない。
   • こんにゃくスポンジを使ってレチノイドやその他の薬用製品を使用する場合は、事前に皮膚科医に相談してください。
4. こんにゃくスポンジをメイク落としとして使う。こんにゃくスポンジに浸透性のクレンジング剤を含ませれば、ファンデーションやチーク、アイシャドウの残りを簡単に拭き取ることができます。素顔になったら、スポンジにメイクが残らないように気をつけよう。

   • マスカラやリップ、アイライナーなど、持続力のある化粧品の持ちを弱めるには、従来のメイク落としを使う必要があるかもしれない。

パート3

こんにゃくスポンジのお手入れ

1. こんにゃくスポンジを使ったら、よくすすいでください。スポンジをぬるま湯にあて、何度も絞り、汚れや皮脂、クレンジング剤を洗い流します。水が透明になるまで、すすぎと絞りを続けます。その後、残った水分を手で押し出します。

   • こんにゃくスポンジを熱湯で洗うのは避けてください。高温になると、縮みや破損の原因になります。
   • スポンジに水やスキンケア用品がついたままにしておくと、カビやバクテリアの温床になります。
2. こんにゃくスポンジを使用する際は、風通しの良い場所に吊るして乾燥させてください。適切に保管すれば、一晩で水分が蒸発します。そうすれば、スポンジは再び硬くなり、次の浸漬に備えることができます。

   • 空気中の湿度が高いので、毎日シャワーを浴びる浴室は、こんにゃくスポンジの保管場所として最適ではないかもしれません。
3. スポンジは密閉容器に入れて冷蔵庫で保管しましょう。使用済みのスポンジを吊るしておく適当な場所がない場合は、蓋つきのタッパーやビニール袋に入れて冷蔵庫にしまいましょう。冷たく乾燥した空気が、繊維の隙間でカビやバクテリアの繁殖を遅らせてくれます。

   • 冷蔵庫から出したばかりのスポンジは、まだ少し湿っているのが普通です。
   • こんにゃくスポンジを冷蔵庫に入れておくと、スポンジの消耗が早くなることがあります。
4. こんにゃくスポンジは4～6週間ごとに交換してください。こんにゃくスポンジは、しばらくすると本来の風合いを失い、ボロボロになってきます。そうなったら、新しいスポンジの出番です。スポンジが劣化し始めたらすぐに交換する習慣をつけることで、透明感のある健康的で輝く肌を保つことができます。

   • こんにゃくスポンジは、毎日使わないほうが長持ちします。
   • スポンジを処分するときは、ゴミ箱に捨てるか、鉢植えやコンポストに入れて捨てましょう。それだけ自然なものなのだ！

この記事は、CC BY-NC-SAで公開されている「 こんにゃくスポンジの使い方 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。