アストリンゼントの使い方

アストリンゼントは、洗顔後にメイクや石けんを落とすために使うスキンケア製品。肌を清潔にする化粧水と似ていますが、アストリンゼントは肌の余分な油分も取り除くよう処方されています。 アストリンゼントを効果的に使うには、まず自分に合ったタイプを見つけましょう。クレンジングの後に使用し、すぐにモイスチャライザーでフォローする。果物やハーブ、植物から作られた天然のアストリンゼントを試してみるのもよいでしょう。

その1

お好みのアストリンゼントを塗る

1. お気に入りのクレンザーか石鹸で顔を洗い、水気を拭き取る。ぬるま湯とお好みのクレンザーでメイクや汚れを洗い流します。タオルでやさしく水分を拭き取ります。
2. コットンにアストリンゼントを適量含ませ、顔全体になじませます。コットンの上部がしっとりする程度で、しみこまない程度に少量の収斂剤をコットンに含ませる。やさしくこすりつけてもよいが、こすらないこと。

   • 混合肌の人は、脂っぽい部分（額、鼻、あごが多い）にだけアストリンゼントをつけてみてください。乾燥した部分は飛ばしてください。
   • コットンを使わなくても、スプレーボトルに入った収斂剤を顔に軽く吹きかけることもできる。
3. 肌がまだ少し湿っているうちに、SPF30の軽い保湿剤を塗る。アストリンゼントが少し浸透するのを待ちます。その後、SPF30以上の日焼け止め効果のあるモイスチャライザーを塗る。軽いモイスチャライザーか、脂性肌用のモイスチャライザーを選びましょう。

   • 脂性肌にモイスチャライザーをつけると悪化するだけだと思うかもしれませんが、肌を乾燥させすぎると、さらに皮脂分泌が増える可能性があります。軽いモイスチャライザーで肌のバランスを保つのがベストだ。
   • 収斂剤を使った後は肌が光に敏感になりやすいので、日焼け止めが役に立つ。
4. アストリンゼントは1日1回使用する。アストリンゼントは1日1回、朝の洗顔後につけましょう。夜の洗顔後は、アストリンゼントをつけません。

   • 必要であれば、アストリンゼントの代わりに夜に化粧水を使用してもよい。
5. アストリンゼントを塗るときは、切り傷や擦り傷を避けてください。どんなにマイルドな収斂剤でも、顔の切り傷や擦り傷につけると火傷することがあります。このような場所は避け、肌が健康な状態に戻るまで収斂剤を塗るのを待つのがベストです。
6. 顔が赤くなったり炎症を起こしたりした場合は、よりマイルドな収斂剤に切り替えてください。収斂剤を塗った後、ほてりを感じたり、顔が赤くなったりした場合は、使用を中止してください。保湿剤を塗って肌を落ち着かせ、より鎮静効果の高い収斂剤を試すか、化粧水に切り替えてください。

パート2

天然の収斂剤を試す

1. ローズウォーターを塗ると、よりマイルドな収斂剤になります。抗炎症作用があり、炎症を鎮め、赤みを和らげるのに役立ちます。カップ1杯分（240ml）の水を沸騰させ、バラの花びら一握りを加える。花びらから色が抜けるまで沸騰させる。レモンのエッセンシャルオイルを数滴垂らすと、収れん作用がさらに高まる。

   • ローズウォーターは冷蔵庫で2週間ほど新鮮さを保つことができる。
   • 熱湯に入れる前にバラの花びらをちぎっておくと、花びらの中の栄養素が出やすくなります。
   • 出来合いのローズウォーターを購入することもできる。
2. アップルサイダービネガーを薄めて、その強力な収れん作用を利用する。蒸留水1/2カップ（120ml）に小さじ5杯（25ml）のリンゴ酢を加える。酢の匂いを消すために、レモンやローズなどのエッセンシャルオイルを数滴混ぜる。

   • アップルサイダービネガーと水の割合は、肌のタイプによって調整できます。敏感肌の方や初めて収れん剤を試す方は、1：4の割合で試してみてください。それでも肌がオイリーに感じる場合は、1：3、1：2、あるいは1：1の希釈液を作ることもできます。
   • 希釈したリンゴ酢は室温で保存してください。
3. カモミールとミントのハーブの収斂パワーを使う。カモミールは肌の汚れを落とし、皮脂の分泌をコントロールする。また、とても鎮静作用があり、敏感な肌を落ち着かせることができる。ミントも穏やかな収れん作用があり、この混合液にさわやかな香りを与えてくれる。作り方は、2カップ（470ml）のお湯に、乾燥カモミールの花と乾燥ミントをひとつかみ入れて沸騰させる。

   • カモミール・アストリンゼントは冷蔵庫で2週間保存できる。
4. キュウリで皮脂を取り除き、肌を明るくする。キュウリは天然の収斂剤であるだけでなく、シミを薄くする効果もある。切りたてのきゅうりの薄切りを手に取り、顔にこすりつけるだけ。その後、水で顔を洗い流す。
5. レモンで肌を明るくし、ニキビと戦いましょう。レモンに含まれるアスコルビン酸は、天然の収れん剤として優れている。肌を明るくし、傷跡を目立たなくする効果も期待できる。コップ1/4杯（59ml）の水にレモンを絞り入れ、コットンに含ませて清潔な顔に塗るだけ。

   • このレモン収斂剤は、冷蔵庫で2週間ほど保存できる。

パート3

正しい収斂剤を選ぶ

1. ニキビ肌には、シミと闘う成分を含む収斂剤を使いましょう。収れん剤は肌表面の余分な皮脂を取り除くので、毛穴の詰まりやニキビを防ぐ効果もある。ニキビと戦う力をさらに高めたいなら、有効成分の中にサリチル酸やグリコール酸のようなシミと戦う成分が含まれている収斂剤を探すとよい。

   • オイリー肌ではないニキビ肌には、アストリンゼントは必要ない。肌を乾燥させすぎると、吹き出物が増える可能性があります。
2. 敏感肌の人は、アルコールフリーのアストリンゼントを選びましょう。肌が赤くなりやすかったり、炎症を起こしやすかったりする場合は、収斂剤を選ぶ際に特に注意が必要です。アルコールフリーの収斂剤は、肌にずっと優しい。ヒリヒリしたり、しみるような感じがしたり、収斂剤を塗った後に顔が赤くなったりした場合は、使用を中止してください。

   • その他、敏感肌の人は、香料、着色料、メントール、ラウリル硫酸ナトリウムなども避けたほうがよいでしょう。
3. 乾燥肌には、収斂剤の代わりに化粧水を使うことを考えよう。すでに乾燥肌である場合、収れん剤はさらに水分を奪い、問題を悪化させる可能性がある。このような場合は、収れん剤の代わりに化粧水を使うことを検討してもよい。トナーはアストリンゼントと同じクレンジング特性を持つが、肌を落ち着かせ、水分を引き戻すのに役立つ。

   • また、トナーには肌を整える効果もあるので、モイスチャライザーがより深く浸透します。
   • 乾燥した肌を落ち着かせるには、グリセリン、プロピレングリコール、ブチレングリコール、アロエ、ヒアルロン酸、乳酸ナトリウムなど、化粧水に含まれる保湿を高める成分を探しましょう。
4. 何を選んだらいいかわからない場合は、ウィッチヘーゼルを使ってみよう。マンサクは、ハマメリス・バージニアナ（Hamamelis virginiana）という植物の樹皮と葉から作られる天然の収斂剤です。マンサクの収斂作用は、タンニンと呼ばれる天然化合物に由来する。非常に穏やかな収斂剤で、通常はすべての肌タイプによく効きます。

   • マンサク製品には高濃度のアルコールが含まれていることがある。最も肌に優しいウィッチヘーゼルを見つけたい場合は、原材料をチェックしてアルコールが含まれていないことを確認し、成分リストには「ウィッチヘーゼル蒸留物」ではなく「ウィッチヘーゼル抽出物」を探すこと。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された「 How to Use Astringent 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。