ハンドローションの作り方

ハンドローションは素晴らしい。香りもいいし、肌がシルクのようになめらかになる。しかし、敏感肌の人は、市販のローションを使うと肌の調子が悪くなることがある。オーガニックのローションを手に入れるのは難しいし、見つけたとしてもとても高価な場合がある。幸運なことに、自分でローションを作るのは簡単だ。しかも、好みのエッセンシャルオイルを使って、自分好みの香りにカスタマイズできるのだ！

作り方1

水性ハンドローションを作る

1. オリーブオイル1/4カップ（60ミリリットル）と乳化ワックス1/4カップ（28グラム）を混ぜ合わせる。ガラスの計量カップにオイルを注ぎ、ワックスを加える。2つの材料を混ぜ合わせる。
2. ワックスが溶けるまでオイルを温める。水を入れた鍋で中火にかける。電子レンジで1分ほど加熱してもよい。
3. お好みで、24～36滴のエッセンシャルオイルをオイルミックスに混ぜる。 お好きな香りをお使いいただけます。ハンドローションでは、ローズやラベンダーが特に人気です。ローズマリー・ラベンダーやユーカリ・ミントなど、香りを組み合わせて使うこともできる。

   • 無香料のハンドローションを使いたい場合は、このステップを省略することもできる。
   • エッセンシャルオイルの中には肌に良いものもある。例えば、ローズマリーやティーツリーオイルは抗炎症作用がある。
   • ザクロ種子油にはアンチエイジング効果がある。シダーウッドは炎症を抑え、イランイランは効果的なクレンザーだ。
   • ローションに最適なハーブはカレンデュラとカモミール。これらは乾燥肌に良い。
4. 水1¼～1½カップ（300～350ミリリットル）を電子レンジで1分間加熱する。 一工夫して、ローズ水を代わりに使ってもよい。ローションにほのかな良い香りがつく。
5. 混合オイルに水を注ぐ。乳白色の液体状になる。かき混ぜる必要はありませんが、材料がまとまっていない場合は、さっとかき混ぜてください。
6. 混ぜたものをメイソンジャーに入れ、蓋をして一晩置く。ローションを使いやすくするために、小さめのメイソンジャーに入れることもできる。使いやすいサイズは4オンス（120ミリリットル）です。ガラス製のソープディスペンサーに注いで、ポンプで出すこともできます。
7. ローションは3～4週間以内に使いましょう。このローションは水分を含んでいるため、腐りやすい。冷蔵庫で保管し、定期的にカビや泡立ちがないか点検してください。約4週間は持ちますが、それよりも早く期限切れになる場合もあります。

作り方2

オイルベースのハンドローションを作る

1. 二重釜を用意する。鍋に2インチ（5.08センチ）の水を入れ、その上に耐熱ボウルを置く。ボウルの底が水に触れないように注意する。底が水に触れている場合は、水を少し流す。
2. ボウルにオリーブオイルを1/2カップ（120ミリリットル）、ココナッツオイルを1/2カップ（120ミリリットル）入れる。これがハンドローションのベースとなる。オリーブオイルが嫌いな人、持っていない人、もっと特別なものが欲しい人は、代わりにアーモンドオイル、グレープシードオイル、ホホバオイルを試してみてください。
3. 蜜蝋ペレットを1/4カップ（36グラム）加え、ローションにとろみをつけます。天然の保湿剤でもあるので、肌の潤いを保つのに役立つだろう。
4. ビタミンEオイルを小さじ1杯、シアバターを大さじ1～2杯（15～30グラム）加えます。 ビタミンEオイルはお肌に栄養を与えるだけでなく、防腐剤としても働きます。シアバターは水分を閉じ込め、お肌に栄養を与えます。
5. 材料を中火で溶かす。時々スプーンでかき混ぜながら溶かすと、より均一に溶ける。材料が溶けるまで20分ほどかかることがあります。
6. 鍋からボウルを取り出し、ローションを数分間冷ましてから、お好みでエッセンシャルオイルを加える。10滴から始め、お好みで追加する。エッセンシャルオイルは10～20滴を目安に。ラベンダーなど1種類の香りを使ってもよいし、レモン・ミント・ユーカリなど2～3種類の香りを組み合わせて使ってもよい。

   • 自然な香りのローション（ココナッツオイルとシアバター）を使いたい場合は、このステップは省略できる。
7. 小さなメイソンジャーにローションを注ぐ。大きさは4オンス（120ミリリットル）がよい。こうすることで、ローションをすくいやすくなります。代わりに、ガラス製のソープディスペンサーにローションを注ぐこともできる。
8. ローションは一晩寝かせてから使います。ローションは水を含まないので、6ヶ月はもつはずだ。 冷蔵保存の必要はないが、家の中がとても暑い場合は、冷蔵庫で保存したほうがよいかもしれない。

方法3

ホイップハンドローションの作り方

1. ダブルボイラーを用意する。鍋に2インチ（5.08センチ）の水を入れ、その上に耐熱ボウルを置く。ボウルの底が水面に触れないように注意する。水面に触れている場合は、水を少し注ぐ。
2. ボウルにココナッツオイルを1/2カップ（120ミリリットル）、シアバターを1/2カップ（115グラム）入れ、化粧水のベースを作る。ココナッツオイルもシアバターも、保湿力と栄養価の高さから、肌にとって素晴らしいものだ。
3. 大さじ3杯（67.5グラム）のはちみつを加え、エッセンシャルオイルはまだ加えないでください。ハチミツは天然の保湿剤なので、肌に水分を引き寄せるのを助けてくれる。また、腐らないので、化粧水が腐る心配もありません。
4. 材料を中火で溶かす。時々材料をかき混ぜて溶かしやすくする。すべてが完全に溶けるまで、10分から20分かかるかもしれない。
5. ボウルを火から下ろし、冷蔵庫で1～2時間冷やす。冷めると固形になります。しかし、濃厚に見えても心配しないでください。軽くふんわりとした食感を出すために、泡立てるのです。
6. ゴムベラでボウルの側面から混ぜ物をこすり取る。混ぜ合わせたものはボウルに入れておく。これは、後で混ぜやすくするために行うだけである。
7. エッセンシャルオイルを20～30滴加える。好きな種類のエッセンシャルオイルを使うことができます。カモミールやラベンダーなど1種類の香りでも、ラベンダー・ローズなど複数の香りの組み合わせでもよい。
8. 手持ちのビーターを使って混ぜ合わせる。ミキサーがない場合は、電気ミキサーやフードプロセッサーを使ってもよい。軽くふわふわになるまで泡立て続ける。
9. 混ぜ合わせたものをガラス瓶に入れる。お好みで、4オンス（120ミリリットル）のメイソンジャーに入れてもよい。軽くてふわふわしたテクスチャーのため、このローションはディスペンサータイプのボトルにはおすすめしません。
10. ハンドローションを使う。水を含まないため、腐ることはない。ただし、6ヶ月以内に使うようにしてください。柔らかくなりすぎたり、溶け始めたりした場合は、冷蔵庫で保管してください。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開されている「 ハンドローションの作り方 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。