尾行されたらどう身を守るか

歩いているとき、あるいは車で帰宅しているとき、誰かにつけられているのに気づくことがあるかもしれない。このような場合、恐怖やパニックに襲われるかもしれません。しかし結局のところ、後をつけてくる誰かに傷つけられたり、強盗に襲われたりすることから身を守るためにできることはたくさんあります。誰かにつけられているかどうかを見極め、人ごみの中でその人を見失わないようにし、自分が怪我をしないように行動することで、被害に遭わないように身を守ることができます。

方法1

助けを求める

1. すぐに警察を呼びましょう。携帯電話を使って救急隊に連絡する。携帯電話を持っていない場合は、店に入って尾行されていることを告げ、警察に電話したいので電話を貸してもらえないか頼んでください。電話を使わせてもらえない場合は、代わりに電話をかけてもらう。

   • 誰かに尾行されていて、身の危険を感じていることを警察に伝える。
   • 尾行している人物の情報をできるだけ多く警察に伝えてください。
   • 自分の居場所を正確に伝える。
   • 警察の指示に従ってください。
2. 友人に連絡する。近くにいそうな友人に電話やメールをする。できるだけ早く、友人たちと会う計画を立てましょう。グループでいることで、あなたを尾行している人が尾行を続けるのを阻止できるかもしれません。さらに、友人たちはあなたを安心させ、あなたを守る手助けをしてくれるでしょう。

   • 路上、バー、レストランなど、人通りの多い場所で待ち合わせをしてもらう。
   • できるだけ早く、友人に公共の場所まで迎えに来てもらう。
3. 大声を出す、クラクションを鳴らす。すぐに身の危険を感じたら、大声を出したりクラクションを鳴らしたりしましょう。そうすることで、あなたに注目が集まります。クラクションを鳴らしたり、単に「助けて」と叫んだりすることで、犯人を追い払うことができ、誰かが助けに来てくれるかもしれません。

   • 車に乗っている場合は、クラクションを鳴らしながら非常灯を点灯させる。こうすることで、通行人や救急隊員に、あなたが助けを必要としていることを知らせることができる。
   • 音を立てることで、自分が危険な状態にあることを周囲に知らせることができますが、後続の人を怒らせて怪我をさせる可能性もあることを覚えておいてください。

方法2

逃げる

1. 落ち着いてください。呼吸を深くし、パニックにならないようにする。この状況から安全に脱出するためには、理性的に考える必要があると自分に言い聞かせましょう。どうしても必要な場合は、頭の中でゆっくり10数える。パニックになると、軽率な判断をして怪我をする恐れがあります。
2. 家に帰るな。何はともあれ、誰かに尾行されている疑いがある場合は、家に帰らないこと。その隙に、家に入ろうとしているあなたを追い詰めるかもしれません。さらに、後で戻ってきて侵入しようとするかもしれません。結局のところ、もう尾行されていないと完全に確信できるまでは家に帰らないことだ。

   • 家に帰らず、公共の場所に行く。
3. 道を渡る、または曲がる。 最初の安全な機会を利用して、道を渡るか曲がる。こうすることで、相手はあなたの後を追いにくくなる。最終的には、運が良ければ、建物の周りや人混み、他の車の陰から見失うかもしれない。

   • もし逃げられなかったら、別の道を曲がってください。これを、見失ったと思うまで続ける。
4. 思いがけない場所で頻繁に立ち止まる。横断歩道を渡ったり、曲がったりしても相手を見失わない場合は、相手が立ち止まるとは思ってもいないような場所で何度か立ち止まることで、相手を見失うことができるかもしれない。いつもなら家に帰るルートを避け、家までの道のりをできるだけ複雑にする。

   • どこかでコーヒーやソフトドリンクを買うために立ち寄る。
   • 仕事をしている友人を訪ねる。
   • 大手小売店で用事を済ませる。
5. 人の多い場所に行く。人の多い場所を運転したり歩いたりすることで、相手を見失う可能性があります。また、人前であなたを傷つけたり、奪ったりする可能性も低くなります。

   • 歩行者や車の往来の多い通りを重点的に歩く。
   • フードコート、大型小売店、エンターテイメント・イベントなどに足を踏み入れるのも一案です。
6. 素早く逃げるか、車で逃げる。最後の手段として、素早く走るか車で逃げるとよい。素早く移動することで、相手を見失い、これまで失敗していた場所から逃げ出すことに成功するかもしれない。逃走を計画するときは

   • 交通渋滞に巻き込まれないこと。例えば、信号待ちでは、バンパーを前の車に近づけるように、車幅をいっぱいに広げないこと。前の車の周りを走れるようなスペースを空けておく。
   • 出入り口が1つか2つしかない通路や路地、通りを歩くのは避ける。開けた道であればあるほど、安全な場所にたどり着きやすくなる。

方法3

実際に遭遇したときに身を守る

1. お金や貴重品を渡す。避けようとして失敗し、物理的に手を出された場合は、お金や貴重品を渡して怪我をさせないようにすることを真剣に考えるべきだ。最良のシナリオは、彼らがただあなたを奪いたかっただけで、あなたに危害を加えなかったということです。お金や宝石のために自分を危険にさらす正当な理由はありません。
2. 護身術を学びましょう。護身術のクラスに申し込む。これらのクラスでは、インストラクターが攻撃者から身を守る方法を教えてくれます。そして、護身術を学んだ後、貴重品を犯人に渡すか、手放すかの選択をすることができるようになる。

   • よく使われる手には、相手の股間を蹴る、開いた手で相手の顔を殴る、相手の攻撃を腕で防いでから殴り返す、などがある。
   • 体を張って身を守ると、強盗やその他の暴行の際に怪我をする可能性が高くなることを忘れないでください。
3. 相手に協力する。話すのではなく、相手の言うことを聞きましょう。相手の指示に従いましょう。相手がナイフや銃のような凶器であなたを脅している場合は特にそうです。多くの場合、協力することで、相手があなたを傷つける可能性を減らすことができます。

   • 相手が武器を持っていたとしても、それを掴んではいけません。
   • また、相手が武器を持っていたとしても、それを奪い取らないようにしましょう。

この記事は、CC BY-NC-SAで公開された「 How to Protect Yourself if Someone's Following You Home 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。