ニキビの腫れと赤みを抑える方法

ニキビは人生の一部だが、腫れ上がった赤い怪物のように何ヶ月もつきまとう必要はない。氷は短期的に腫れを抑える簡単な方法だし、他にもすぐに試せる家庭の治療法がたくさんある。

ここでは、腫れて赤くなったニキビを早く治す13の効果的な方法を紹介しよう。

1

角氷

1. 角氷をタオルで包むと、短期間で治る。布だけが肌に触れるようにニキビに当て、5～10分そのままにしておく。冷たさが皮膚の下にある血管を収縮させ、ニキビが赤く目立たなくなる。

2

ニキビパッチ

1. ニキビの上に数時間貼る。ニキビから膿を出すので、治りが早くなる。薬局で「ハイドロコロイド包帯」（安い）または「ニキビパッチ」（深くて痛いニキビ用の薬が追加されていることもある）として購入できる。いずれにせよ、ニキビ周辺の皮膚をやさしく洗って乾かし、パッチを貼り付ける。数時間以内にパッチがニキビを吸収するのがわかるかもしれない。

3

コンシーラー

1. メイクと一緒に。肌を保湿し、肌と同じ色合いのコンシーラーを薄く塗ってニキビを隠す。顔の他の部分にも同じ色合いのファンデーションを塗り、清潔なブラシかメイク用スポンジでコンシーラーとファンデーションをなじませる。

   • それでもうまくいかない場合は、色調補正製品を試してみよう。緑や黄色の色調は、ニキビの赤色を打ち消すのに役立つ。
   • 吹き出物があるときは、低刺激性の化粧品を使うのがよい。

4

緑茶

1. 緑茶のローションや使用済みのティーバッグを試してみよう。緑茶を肌につけると、赤みや腫れの原因となるバクテリアの感染と戦えるかもしれない。緑茶エキスが主成分のローションがおそらく最善の策だが、ピンチの時には、冷やして濡らしたティーバッグをニキビの上に置くこともできる。これを1日1回繰り返す。

5

砕いたアスピリン

1. 手近にアスピリンがあれば、この民間療法を試してみよう。アスピリンを砕いて粉末にし、数滴の水と混ぜてペースト状にし、綿棒でニキビに垂らす。これが効くという証拠はあまりないが、簡単に試すことができる。

   • 12歳未満の子供や、（例えばヘッドバンドなどで）皮膚が刺激されたためにニキビができた場合は、これを試さないこと。

6

ティーツリーオイル

1. ティーツリーオイルのクリームをニキビに塗る。ティーツリーオイルが5％程度配合されたクリームを探し、綿棒でニキビに軽く叩き込む。これは最も有望な自然療法のひとつだが、（他の良いニキビ治療と同様）効果が出るまでには時間がかかる。これを毎日繰り返すことで、肌の回復を助ける。

   • ティーツリーオイルを使ったことがない場合は、まず腕に塗ってみて、アレルギーがあるかどうかを確認するのも悪くない。
   • 代わりに純粋なティーツリーオイルを購入し、キッチンスケールで希釈することもできる。ホホバオイルは炎症を抑える効果があるので、良い選択だ（他のオイルの中には毛穴を詰まらせ、事態を悪化させるものもある）。

7

蜂蜜とシナモン

1. このトリートメントは安全だが、超効果的ではないかもしれない。ハチミツ、特にシナモンを混ぜたものを垂らすと、安くて簡単なニキビ跡治療となる。この2つの食べ物はバクテリアと戦うことができる。 ニキビに関しては超信頼できるものではないが、違いを生む可能性はある。

   • 花粉症の人は、代わりにハチミツを使ったフェイスマスクなどのスキンケア製品を使おう。アレルギーを引き起こさないよう、花粉が取り除かれたハチミツを使うべきだ。

8

フェイスマスク

1. ニキビ用として販売されている保湿フェイスマスクを購入しよう。一番いいのは、基本的な市販品で、成分にアルファヒドロキシ酸が含まれているものだ。(これらは安価で優しいフェイスマスクで、レモン果汁入りの刺激の強いものや、エキゾチックな未検査成分入りの高級品よりもニキビに効果がある。

   • 新商品は、耳の後ろにつけて1～2時間放置し、顔の反応が悪いかどうか試してみよう。
   • 目の近くにマスクを置く場合は、敏感な肌を保護するために、軽くワセリンを垂らす。
   • ホホバオイル入りのクレイマスクが効果的な人もいるようだ。週に2～3回、顔全体またはニキビのある部分だけに使用する。

9

過酸化ベンゾイル

1. この市販薬は、腫れたニキビの最初の選択肢として良い。効き目が出るまで数週間かかることもあるが、それでもほとんどの家庭療法よりはましだ。通常、1日1～2回、ニキビの上から拭き取りますが、添付文書の指示に従ってください。

   • 人によってはチクチクしたり、肌を刺激することもある。最初は1日おきに1回試してみて、慣れるかどうか確認するとよい。
   • それでもだめなら、アゼライン酸やレチノイドを試すか、医師や皮膚科医にもっと強い処方薬を処方してもらうこともできる。サリチル酸も非常に一般的な市販のニキビ薬だが、通常、ニキビではなく白斑や黒ずみに効く。

10

優しく洗う

1. ぬるま湯で1日2回洗う。ニキビに覆われた部分をすすぎ、清潔な手でやさしく拭くだけ。頻繁に洗いすぎたり、ゴシゴシ洗いすぎたり、乱暴な洗顔料を使ったりすると、ニキビを悪化させてしまいます。

   • また、汗をかいた後にも洗いましょう。
   • 頭皮が脂っぽいと、生え際にニキビができやすくなります。髪がすぐに油っぽくなる人は、シャンプーの回数を増やすとよいでしょう。
   • 優しい洗顔料で顔を洗うのもいい。サリチル酸やグリコール酸が配合されている洗顔料もあり、毛穴を開いてニキビを少し改善することができる。

11

保湿

1. 刺激の強いトリートメントを使っている場合は、保湿を。過酸化ベンゾイル、ティーツリーオイル、アスピリンなど、多くのニキビ治療薬は肌を乾燥させます。少し奇妙に感じるかもしれないが、乾燥した肌に潤いを与えることは、実際にニキビを抑えるのに役立つ。洗顔後、毎日、または肌が乾燥していると感じたときに保湿をする。

   • オイルフリー」、「ノンコメドジェニック」、「毛穴を詰まらせない」と表示された保湿剤を探そう。

12

食生活の改善

1. 砂糖と牛乳を減らす。これは超研究されたトピックではないが、（つまり、砂糖と単純炭水化物を食べる量を減らし）牛乳を飲む量を減らすとニキビが治る人がいるようだ。数週間試してみて、自分に合うかどうか試してみてください。

   • チーズやヨーグルトは問題ないようです。スキムミルクはニキビとの関連性が最も高いので、低脂肪乳や全脂肪乳に変えるだけでも効果があるかもしれません。

13

低アレルゲン化粧品

1. 低アレルゲン化粧品に変えてみる。化粧品が原因でニキビができることもある。数週間、無香料で低アレルギーの化粧品に変えて試してみましょう。

   • 問題を引き起こす可能性のある成分には長いリストがありますが、最も一般的な犯人は香料で、次いでパラベンやメチルイソチアゾリノンなどの防腐剤です。
   • 低刺激性の化粧品でさえ、問題を引き起こす可能性がある。化粧がニキビの原因になっていると思われる場合は、皮膚科医やアレルギー専門医に相談すれば、何が使えるか教えてくれる。
   • 寝る前にメイクを落とすことをお忘れなく。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された「 ニキビの腫れと赤みを抑える方法 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。