シートマスクの使い方

フェイシャルマスクの使用は、肌を改善するための楽しくリラックスできる方法だ。マスクにはさまざまな種類があるが、手軽に使えるシートマスクが人気だ。シートマスクは、目、鼻、口が切り抜かれた折りたたみ式の顔型布製シートで、美容液と呼ばれる栄養たっぷりの液体に浸して使用する。シートがバリアとなり、エッセンスを閉じ込めるので、マスクの効果が最大限に発揮される。シートマスクを使いたい人は、まず自分の肌タイプに合ったものを選び、顔を清潔にしてからマスクを着用し、エッセンスを閉じ込めるステップを踏む。

その1

マスクを選ぶ

1. 天然成分を探すいろいろなシートマスクを見て回るときは、パッケージの成分表をチェックしよう。肌のタイプに関係なく、天然成分で肌に良いものを選ぶのがベスト。オーガニック」の文字を探して、アロエやキウイエキスが配合されているマスクを手に入れよう。

   • 合成染料、パラベン、ミネラルオイルを含むマスクは、肌を刺激する可能性があるので避けましょう。
   • アロエには保湿効果と洗浄効果があり、老化を防ぎ、ただれを治し、にきびを抑える効果がある。
   • キウイ・エキスは、肌のハリと柔らかさを保つのに役立つ。
2. 乾燥肌には保湿剤を。ヒアルロン酸、ブチレングリコール、グリセリンなどの保湿成分が配合されたシートマスクで、カサカサ肌を解消しましょう。
3. カタツムリエキスのジェルマスクでニキビを治そう。肌の保水力を高め、シミのある肌を癒し、落ち着かせるので、ニキビに悩む人に効果的だ。吹き出物に悩んでいる人は、普通のコットンマスクではなく、ジェルシートマスクを探してみよう。

   • カタツムリエキスは普通肌の人にも有効だ。
4. 脂性肌にはヨーグルトマスクを使おう。さらに、ヨーグルトは天然の角質除去剤として働き、毛穴を効果的にきれいにしてくれる。
5. 敏感肌には透明なジェルマスクを。このタイプのマスクは、炎症を起こしている部分に潤いを与え、また炎症を起こしている肌をとても落ち着かせる。魅力的な柔らかさとくすみのない肌に仕上がる。

   • このタイプのマスクは、湿疹などの皮膚疾患を持つ人には特に効果的だ。
6. 混合肌の人は、自然に潤うマスクを。Tゾーンは一般的にオイリーだが、顔の他の部分は乾燥しているという人は、クレンジングと保湿を優先したマスクを選ぼう。シーケルプのように、肌の毒素排出を助け、同時に肌に潤いを与える天然成分を探しましょう。
7. 製品ラベルを読む。多くの場合、シートマスクのパッケージには、特定の製品から最も恩恵を受ける肌タイプに関する情報が記載されている。パッケージの記載を参考にしよう。
8. オンラインのレビューを読む。たくさんのシートマスクから選ぶことができる。自分の肌タイプに合っていそうなシートマスクが数種類あって、どれを選べばいいのかわからなくなったら、ネットで各製品のレビューを調べてみよう。総合的に最も評判の良さそうなものを選ぶと良い。

パート2

顔を洗う

1. .マスクの前に顔を洗い、肌がエッセンスを吸収しやすい状態にしておく。お好みの洗顔料とぬるま湯で泡を作り、マッサージするように肌になじませる。その後、真水で洗い流し、ハンドタオルで顔の水気を拭き取る。

   • オイリー肌の人は、毛穴の奥まで洗浄し、pHバランスを整えるオイルコントロール・クレンザーを。
   • 乾燥肌や混合肌の人は、天然のオイルを取り去ることなく不純物を洗い流してくれる保湿効果のあるクレンザーを。
   • 肌が敏感な人は、pHバランスを整える、濃密でクリーミーな泡立ちのクレンザーを試してみよう。
2. 化粧水を顔につける。毛穴を小さく見せ、pHバランスを整え、残ったメイクや汚れを取り除く。 コットンに化粧水を数滴たらし、顔全体にこすりつける。こうすることで、マスクの効果を十分に発揮できるよう、肌を整えることができる。

   • 肌のタイプに関係なく、アロエベラ、ローズ、カモミールエキス、キュウリエキス、ラベンダー、ヒアルロン酸などが配合されている化粧水を探そう。
   • 脂性肌の人は、サンダルウッドやティーツリーが配合されている化粧水を。
   • 普通肌または混合肌の人は、ウィローバークやウィッチヘーゼルが配合されている化粧水を探しましょう。
   • 乾燥肌や敏感肌の人は、カレンデュラが配合された化粧水を使いましょう。
3. マスクのパッケージを開け、エッセンスをマッサージするように肌になじませる。シートマスクを丁寧に取り出し、手のひらにエッセンスを絞ります。シートをパッケージに戻し、余分なエッセンスを手でマッサージしながら顔、首、胸の上部の肌になじませます。

その3

マスクをつける

1. マスクを装着します。マスクをパッケージから取り出し、広げます。目、鼻、口の穴を合わせて顔にのせ、数秒かけてシートマスクを肌に押し当て、できるだけ密着させる。
2. マスクは約20分間つけたままにする。シートマスクのパッケージに記載されている使用時間を確認し、それに従ってください。ほとんどのシートマスクは15分か20分、それ以上はつけない。音楽をかけ、目を閉じて仰向けになり、マスクの魔法をかけましょう。

   • マスクを長時間つけたままにしておくと、乾燥して顔から水分が引き出されてしまうかもしれない。
   • 時間を忘れてしまうのが心配なら、タイマーをセットしておこう。
3. マスクをはがす。時間がたったら、あごから上に向かってはがします。 そして、マスクを捨てます。

その4

エッセンスを閉じ込める

1. 顔に残った液をマッサージするようになじませる。エッセンスは肌に良いものなので、こすったり、拭き取ったり、洗い流したい衝動に駆られないように。その代わり、肌に残ったエッセンスを指でなでるようになじませる。
2. モイスチャライザーを塗って、すべてを閉じ込める。エッセンスが肌になじんだら、お気に入りのモイスチャライザーやクリーム、オイルベースの美容液などを手のひらにとり、顔全体になじませる。こうすることで、エッセンスを肌に閉じ込めることができる。

   • シワやくすみ、シミが気になる場合は、美容液で肌に潤いを与えましょう。
   • 肌が乾燥している場合は、クリームや軟膏を使いましょう。
   • 敏感肌の人は、オイルベースのモイスチャライザーを使ってみよう。
   • どのモイスチャライザーを使えばいいかわからない場合は、ノンコメドジェニックのローションを使いましょう。
3. 日焼け止めを顔に塗りましょう。シートマスクには他にも多くの有益な成分が含まれていますが、ほとんどのシートマスクには日焼け止めは含まれていません。朝シートマスクを使うなら、SPF入りの製品を顔にのせ、一日中日焼けから肌を守りましょう。

   • モイスチャライザーにSPFが含まれている場合は、日焼け止めは使わないでください。
4. シートマスクは何度でも使いましょう。シートマスクには肌に良い成分が含まれているので、頻繁に使っても悪いことは起こらないはずだ。最適な肌改善のためには、週に1～2回シートマスクを使ってみてください。あるいは、あなたの肌が必要とする頻度でシートマスクを使えばいい。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された「シート マスクの使い方 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。