犬が近づいてきたときの安全な対処法

メソッド1

ボディランゲージ

1. 腕の力を抜き、両脇を締めて静止する。腕や手を振り回すと、犬が攻撃的に見えることがあります。指をゆるく握り、腕は両脇につけておきます。両足を腰幅に開き、じっと立っている。

   • 犬に触れたり、なでたりしてはいけません。知らない犬に手を伸ばして触らない。
2. 犬と直接目を合わせないようにする。犬の目をじっと見つめたり、目の高さで会ったりしないこと。その代わり、犬の足元や自分の足元を見てください。そうすることで、犬にあなたが脅威ではないことを知らせることができる。
   専門家のアドバイス

   護身術トレーナー

   アッシャー・スマイリーは、カリフォルニア州ペタルマにあるクラヴマガ・レボリューションのオーナー兼リード・インストラクター。米国クラヴマガ・システムのティア1インストラクター資格を取得。2017年、国際カパップ連盟コンバット・クラヴマガ・インターナショナルのトレーニングを受け、7日間のタクティカル・セミナーと8日間のCKMIインストラクター・コースを修了。

   
   護身術トレーナー

   専門家も同意見犬に声をかけられたら、目を合わせず、犬がやりたいようにさせておくこと。多くの場合、犬はあなたを放っておきます。多くの人は「大丈夫だよ、相棒」などと犬をなだめようとするが、それは犬をより攻撃的にさせるだけだ。
3. 犬の横に移動する。犬の片側を向くように体を構える。犬を驚かせる可能性があるため、犬と正面から向き合うように立ったり、犬の後ろに回ったりしないこと。
4. 犬の周りではゆっくりと落ち着いて話す。犬を怖がらせてしまうので、犬の周りで大声を出したり叫んだりするのは避けましょう。代わりに、低く落ち着いた声で話しましょう。犬にあなたが友好的であることを知らせるために、「こんにちは」や「いい子だね」と声をかけてもよい。

   • 犬の名前を知っている場合は、落ち着いてゆっくりと何度か名前を言ってみましょう。そうすることで、あなたが脅威ではないことを知らせることができる。
5. 犬の匂いを嗅がせる。犬があなたに近づき、うなり声をあげたり、しゃがんだり、吠えたりといった攻撃的なサインを見せなければ、あなたの足や腰の匂いを嗅がせます。犬があなたの匂いを嗅いでいる間、じっとしていてください。あなたの匂いを嗅いだら、犬はあなたが脅威ではないと判断し、あなたから離れるかもしれません。

   • 犬に匂いを嗅がせることに抵抗がある場合は、安全かつゆっくりと犬から離れ、どちらも危険な目に遭わないようにしてください。

方法2

離れる

1. 犬に背中を向けないでください。背中を向けると危険なので、犬の片側に体を向けておきましょう。犬が近づいてきたときに、振り返って逃げようとする衝動に駆られないようにしましょう。
2. 犬に向かって「帰れ」または「伏せろ」と言う。低く落ち着いた声で犬とコミュニケーションをとる。犬に向かって大声を出したり叫んだりしないでください。

   • 犬の名前を知っている場合は、何度か名前を言ってみて、あなたが友達であることを認識させる。
3. 犬からゆっくりと離れる。犬から離れたい場合は、ゆっくりと後ずさりしてください。犬の片側に体を向け、落ち着いて後ずさりする。犬から数メートル離れたら、ゆっくりと振り返って歩き出します。

   • 犬を視界に入れながら離れ、犬の動きに注意する。
4. 犬や子供を自分の後ろにつけておく。リードにつながれた犬や小さな子供が一緒の場合は、後ずさりしながら自分の後ろに置きましょう。そうすることで、犬を驚かせることなく、子どもたちを犬から守ることができます。

   • 犬や子供を抱き上げようとすると、近づいてくる犬から攻撃的だと思われることがあるので、絶対にしないでください。

方法3

攻撃への対応

1. 犬とあなたの間に物を置く。犬がとても攻撃的に近づいてきたり、攻撃し始めたりしたら、近くにあるものをつかんで、犬と自分の体の間に挟みましょう。財布、バッグ、傘、リュックサック、あるいは自転車などを犬とあなたの間の盾として使ってください。

   • また、犬が襲ってきたときに車のそばにいれば、車のドアを盾にすることもできる。
   専門家のアドバイス

   自己防衛トレーナー

   アッシャー・スマイリーは、カリフォルニア州ペタルマにあるクラヴマガ・レボリューションのオーナー兼リード・インストラクター。米国クラヴマガ・システムのティア1インストラクター資格を取得。2017年、国際カパップ連盟コンバット・クラヴマガ・インターナショナルのトレーニングを受け、7日間のタクティカル・セミナーと8日間のCKMIインストラクター・コースを修了。

   
   護身術トレーナー

   チャンスがあれば、犬の気道を断ち切ってみてください。犬が積極的にあなたに突進してくる場合は、あなたの顔や喉から遠ざけるように最善を尽くしましょう。できることなら、犬の首を絞めて気絶させ、逃げることができるようにしましょう。
2. 両手を頭の上に置いてうつ伏せになる。近くに物がない場合は、地面に横たわり、両手を頭の上に置く。体を丸め、両手で首と頭を保護し、犬がその部分に近づけないようにする。
3. 助けを呼ぶ。大声で叫んで、通行人に助けを求めましょう。"犬に襲われた"、"助けて "などと叫んでもよい。
4. 怪我をしたらすぐに手当てを受ける。犬に噛まれたり、ひっかき傷や擦り傷などのケガをした場合は、すぐに最寄りの救急センターに行きましょう。傷の手当てを受け、必要なワクチンを接種し、感染症や病気を発症する危険がないようにしてください。
5. 最寄りの動物管理局に通報してください。他の人が同じように襲われる危険を避けるためです。その犬の犬種と、分かれば犬の名前を書いてください。また、いつ、どこで、その犬に襲われたのかも話しておく必要があるかもしれません。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された「 How to Stay Safe when a Dog Approaches You 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。