ネイルチップの外し方

ネイルチップとは、アクリルネイルの先につけて長さや形を整えるプラスチックのチップのこと。自分で装着した場合や、サロンの予約を待つのが面倒な場合、自宅でネイルチップを取り外すことを考えている人もいるかもしれない。その方法をご紹介しよう。

方法1

アセトンとトリミング道具を使う

1. ネイルチップを本爪まで切り落とす。ネイルトリマーを使って、ネイルチップを本爪の長さまで切り詰めます。爪があまり曲がらないように、直線的に切る。実際の爪を傷つけないよう、切り込まないようにしましょう。

   • キューティクルトリマーで爪の先端をカットすることもできる。
2. 中くらいのボウルにアセトン100％の除光液を入れる。両手が同時に入るボウルや容器を使う。そんなに大きなものがない場合は、少なくとも片方の手が入る容器を使う。爪が完全に浸かるように、ボウルの半分くらいまで水を入れる。

   • アセトンはたいていの美容用品店で手に入る。
   • 乾燥しやすい敏感肌の人は、アセトンフリーの除光液を探すか、アセトンに浸したコットンを爪の上に置き、肌を薬品に浸さないようにする。
3. 爪をアセトンに20分間浸す。ボウルに爪を入れ、完全に浸かるようにする。アセトンに浸したまま20分ほど放置するか、アクリルが柔らかくなるまで放置する。

   警告：アセトンは換気の良い場所で使用し、ガスが充満しないようにする。
4. キューティクルプッシャーで爪からアクリルやジェルを削り取る。木の棒かキューティクルプッシャーで、爪からアクリルやジェルをそっとこすり落とします。アクリルやジェルが爪にたくさん残っている場合は、アクリルが柔らかくなるまでアセトンに5分ずつ浸します。アクリルがなくなったらネイルチップを爪から引き剥がす。

   • 頑固なアクリルを取り除くには、ネイルバッファーを使う。
   専門家からの回答

   Q

   この方法で、自宅でアクリルネイルをソークオフすることもできますか？
   

   ネイルアーティスト

   ミア・ルビーはネイルアーティストで、カリフォルニア州サンフランシスコにあるネイルスタジオ、スパークル・サンフランシスコのオーナーです。ネイル・アーティストとして8年以上のキャリアとマネージメント経験を持ち、押し出しの強いデザインとアーティスティックな色彩眼で知られる。彼女の顧客にはセフォラ、ターゲット、ヴォーグなどがある。彼女の作品はサンフランシスコ・クロニクル紙やStyleCasterでも紹介されている。サンフランシスコ州立大学で起業家精神と中小企業経営に焦点を当てたBBAを取得。彼女の作品はインスタグラムのアカウント@superflynailsで見ることができる。

   専門家のアドバイス

   からの回答：

   はい、アクリルネイルをアセトンに浸し、20分間浸します。その後、そっとネイルを落としてみてください。簡単に剥がれない場合は、もう少し長く浸けてからもう一度やってみてください。爪をこじると、爪に大きなダメージを与えてしまう。
5. ネイルハードナーを2週間ほど外用する。アクリルネイルやジェルネイルをすると、地爪がやわらかくペラペラになることがある。手をよく洗ってから、爪が完全に伸びるまでの約2週間、毎日ネイルハードナーを塗りましょう。爪の先が曲がったり折れたりしないように、爪は短くしておくようにしよう。

   • 爪硬化剤や爪強化剤は、ドラッグストアや美容用品店で購入できる。

方法2

ネイルドリルを使って先端を取り除く

1. 100％アセトンに爪を5分間浸す。小さなボウルか皿にアセトン100％を入れる。アクリルの端までアセトンに浸します。アセトンを手元に置いておくと、ネイルチップのボンドを柔らかくしながらオフすることができる。

   • アセトンを染み込ませたコットンをそれぞれの爪に使ってもよい。
2. キューティクルトリマーを使って、ネイルチップを囲むアクリルを引き上げる。アセトンがネイルチップを爪に接着しているアクリルを柔らかくするので、キューティクルトリマーでそっと引き上げて切り取る。この方法ですべてのアクリルを取り除こうとせず、ネイルチップの根元の部分に集中する。

   • キューティクルトリマーがない場合は、爪切りを使ってもよい。
3. ドリルの先端をネイルチップの根元に当て、ドリルのスイッチを入れる。アクリルの端を見つけ、ネイルチップの根元がどこにあるかを確認する。ドリルを最低速度にする。ドリルを地爪に当てないようにします。
4. ドリルの先端をゆっくりと上に動かし、アクリルを緩めます。ネイルチップの根元から先端に向かって往復させる。ドリルは低速で使用する。ドリルを強く押し付けると、地爪を傷つける恐れがあります。

   • アクリルを爪の上に戻す場合は、アクリルを完全に取り除かないこと。その代わり、爪を保護するために薄い下地を残しておく。

   警告：ドリルが熱く感じたり、指を火傷するような場合は、爪の別の場所に移動してください。
5. アクリルが剥がれない場合は、爪をアセトンに浸す。爪の先が頑固な場合は、もう一度浸す必要があるかもしれません。指をアセトンの中に5分間戻してから、もう一度穴を開けてみる。穴あけ作業中、必要に応じてこれを繰り返す。

   • アセトンの入ったボウルを近くに置いておくと、この作業が楽になる。
6. チップを地爪に下ろす。爪やすりを使って、地爪と同じ高さになるまで先端を短くする。指からネイル・チップを引っ張ったり引きちぎったりしないでください。爪やすりを使って、爪の先端の形を整えながら短くする。

   • 地爪のままの場合は、ネイルハードナーや強化剤を塗る。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開されている「 How to Remove Nail Tips」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。