浴室をサウナに変える2つの方法

サウナは何千年も前からあるものだが、今日、多くの人がその驚くべき健康効果を求めてサウナを利用している。サウナはストレスや痛みを和らげると信じられているが、ジムやヘルスクラブで利用するには高額な費用がかかる。 幸いなことに、ほんの少しの家庭用品があれば、自宅にいながらサウナと同じような環境を作ることができる！この記事では、自宅のバスルームにサウナ環境を作り、リラックスしてくつろげるようにする方法をご紹介します。また、DIYでサウナを作る方法もご紹介します。

知っておきたいこと

• 給湯器の温度を60℃に上げて、浴室をサウナにする。ドアを閉め、ドアの下にタオルを敷いて隙間をふさぎます。
• 浴槽の半分までお湯を張り、蒸気を部屋に充満させる。浴槽の近くに座り、湯気とサウナのような体験を楽しむ。
• アロマキャンドルを灯し、携帯電話の電源を切り、スパのプレイリストをかけると、サウナ体験がさらに盛り上がります。

方法1

バスルームをスチームサウナにする

1. 給湯器の温度設定を60 °C (140 °F)に上げる。スチーム環境を作るには、60 °C (140 °F)の高温にします。

   • サウナ終了後は、火傷ややけどを避けるため、必ず安全温度範囲である49 °C（120 °F）から54 °C（130 °F）まで下げてください。
2. スチームルームとして使用する浴室は、家の中で一番小さいものを選びましょう。サウナ用の部屋を選ぶなら、小さければ小さいほどよい。小さな浴室は、大きな部屋よりもすぐに温まり、蒸気をたくさんため込むことができるため、本物のサウナの高温を模倣することができます。

   • 同じような大きさの浴室が複数ある場合は、暖かい場所にある浴室を選びましょう。
3. バスルームを整理整頓して、よりリラックスできる環境を作りましょう。サウナルームのような見た目を再現するには、部屋から汚れた衣類やタオルを取り除き、散らかったカウンターを湿らせた布で拭きます。コットンボールやQチップなどのバスルームアイテムを整理し、散らかったままになっているものは別の部屋に移動させる。
4. サウナの穏やかな雰囲気を再現する。落ち着いたサウナ・セッションのために、照明を落とし、リラックスできるスパのプレイリストをかけましょう。携帯電話の電源は切って（または別の部屋に置いて）、サウナ体験に集中しましょう。

   • キャンドルを使いたくない場合は、ラベンダー、レモン、ベルガモットのオイルを浴槽に数滴垂らす。 ラベンダー、レモン、ベルガモットのオイルは、ストレスを和らげ、不安を軽減すると信じられている。
5. バスルームのドアと窓を閉める。バスルームにできるだけ蒸気を閉じ込めるために、リネン庫などのバスルーム内の部屋のドアを閉めましょう。窓を閉め、カーテンやブラインドを引いて、スパのような暗い環境を作りましょう。
6. 部屋の隙間や隙間はタオルでふさぎましょう。蒸気が部屋から漏れないように、厚手の丸めたタオルを床とバスルームのドアの底の間に詰める。それから、特に外が寒い場合は、窓の周りの隙間風が入りやすい場所をカバーしましょう。

   • 浴室内にクローゼットがある場合は、そのドアの下にも丸めたタオルを敷いてください。
   • 断熱すればするほど、サウナの環境を再現できる。
7. サウナに入る前にシャワーを浴びるサウナに入る前にシャワーを浴びて汚れを落としましょう。顔を洗って化粧や日焼け止めを落とし、汗で目にしみるのを防ぎましょう。

   • シャワーを浴びることで、部屋の清潔さを保ち、爽やかな香りを保つこともできる。
8. アクセサリーやメガネは外しましょう。部屋の蒸気は特定の金属を変色させることがあるので、セッションを始める前に指輪、ネックレス、ブレスレットは外しましょう。眼鏡をかけている場合は、蒸気で曇ってしまうので、サウナを楽しんでいる間は脇に置いておきましょう。
9. 浴槽の排水口をふさぎ、浴槽にお湯を張ります。サウナ・セッションを始めるには、浴槽のお湯を一番熱い設定にして、浴槽が半分くらいになるまでお湯を出しっぱなしにする。シャワーのドア（またはカーテン）を開けたままにして、熱と蒸気を浴室内に充満させる。

   • 浴槽がいっぱいになる前にお湯が出なくなった場合は、冷たい水で蒸気が薄まらないように水を止め、再びお湯が出るまで10～15分待ちましょう。
   • 浴槽のないスタンドアップシャワーの場合は、シャワーヘッドを自分から離し、一番熱い設定にしてお湯を出します。セッションの長さにもよるが、10～20分間お湯を流す。
   • 同時に洗面台も流しっぱなしにし、部屋の蒸気の量を増やす。
10. 浴槽の横に座り、部屋に充満した蒸気を楽しむ。浴槽にもたれて、立ち上る湯気を吸い込みましょう。サウナに入ることはストレスレベルの低下につながるので、この時間は目を閉じて、人生で起こっているすべてのことから切り離しましょう。

    • 浴槽のないシャワーの場合は、できればシャワーの床に座る。熱湯を避ける方法がない場合は、浴室の床にあるシャワーの横に座り、下にタオルを敷いておくと快適だ。
11. サウナの後は、冷水かぬるま湯のシャワーを浴びる。サウナの後は、汗や毒素が皮膚から再吸収されるのを防ぐためにシャワーを浴びる。その後、失われた水分や毒素を補給するために、コップ2～4杯の水を飲む。
12. カビを防ぐために浴室をきれいにしましょう。水蒸気は湿気の原因となり、最終的にはカビの繁殖につながるので、シャワーから出たらすぐに浴室を換気しましょう。窓を開けて蒸気を逃がし、換気扇を20～30分回しましょう。湿った衣類やタオル、バスマットを部屋から出し、消毒用ウェットティッシュで表面を拭き取ります。

    • 浴室内に小さなカビの痕跡を見つけた場合は、洗剤と水でこすり洗いし、完全に乾かします。
    • カビの面積が10平方フィート（0.93㎡）を超える場合は、カビの専門家かプロの清掃業者に助けを求めてください。カビは自分で除去するのは難しく、壁の中に広がる可能性もあります。

方法2

浴室にサウナを作る

1. 風通しがよく、防水加工ができる場所を選びましょう。浴室をサウナに変身させるには、天井の根太と壁のスタッドをむき出しにします。少なくとも高さ2.1メートル（7フィート）以上のスペースがあり、滑らかで水平な床があることを確認してください。床は防水性があれば、コンクリート、タイル、ビニールなどどんな素材でもよい。

   • サウナ内の温度をバランスよく保つには、正方形のエリアをゾーン分けし、1人当たり2フィート（0.61m）のベンチスペース、またはリクライニング用に1人当たり6フィート（1.8m）のベンチスペースを確保する。
2. 必要なパイプ、ワイヤー、ガス管を設置する。室内灯、照明スイッチ、サウナ・ヒーター用電線管、外部制御装置などの配線は、免許を持った電気技師に依頼する。最も簡単で人気のあるヒーターは電気式だが、ガス式、薪式、赤外線式もある。選ぶサウナヒーターの種類によって、適切な電源を設定します：

   • を選んだ場合は、ブレーカーに十分な電力が供給されていることを電気技師に確認してもらいましょう。
   • を選んだ場合は、配管工にガス管を設置してもらう。
   • を選択した場合は、薪を購入するだけで、専門家に依頼する必要はありません。
3. サウナの骨組みはシダーウッドで作り、従来のOC（オンセンター）16インチ（41cm）の組み方に従って、サウナヒーターとベンチのためのスペースを確保する。 部屋の通気性を確保するため、ヒーターの下に1カ所、反対側の壁のベンチ上部のすぐ下に1カ所、計2カ所の換気口を確保する。

   • あるいは、プロの大工に頼むか、最小限の組み立てですむものを購入しましょう。
   • シダー材は湿気に強いので好まれますが、少々値が張ります。予算内に収まらない場合は、アスペン、ヘムロック、ポプラ、バスウッドなど、柔軟性のある他の針葉樹を選びましょう。
4. 骨組みと天井をグラスファイバーで断熱する。断熱材はサウナの保温性を高めるので、各壁の総面積とスタッド間の幅を再確認してください。断熱材を手渡す前に、防護服（長袖、長ズボン）を着用する。断熱材を紙の面を下にして慎重に広げ、鋭利な刃物で一枚一枚骨組みに詰めていく。

   • 16インチ（41cm）のオンセンター（OC）フレーミングの場合、幅は16インチ（41cm）にする必要がありますが、グラスファイバーが壁を覆い、所定の位置に留まるようにするため、常に少し余分な材料を残すことができます。
5. ホイルコーティングされたベーパーバリアを設置します。グラスファイバーの湿気を防ぎ、長持ちさせるために、サウナの内側をホイルで包み、ホッチキスで留めます。反射面がサウナの方を向いていることを確認し、蒸気が壁に浸透しないように、継ぎ目にはホイルで覆います。

   • ホイルコーティングは、熱をサウナ室内に反射させるため、断熱効果が高まります。
6. シダーウッドで内装パネルを張ります。最も簡単に設置するには、壁に.最初のパネルは、板の面を釘で貫通させ、舌面が壁側になるようにします。残りのパネルは、前のパネルと溝を合わせ、舌を貫通して根太に釘打ちします。錆びないように、また蒸気が抜けるように通気孔を空けておく。

   • 部屋をきれいに仕上げるには、まず天井から板を張っていく。デザインに合わせて、縦横自由に並べましょう。
7. サウナヒーターを取り付けます。サウナヒーターが小さすぎると部屋を暖めるのに何時間もかかりますし、大きすぎると（蒸気が出る前に）部屋が早く暖まりすぎてしまいます。 電気ヒーターを使う場合は、部屋の広さ45立方フィート（1.3立方メートル）ごとに1kWの余裕を持たせ、ヒーターを電源につなぐ配線は免許を持った電気技師に依頼しましょう。

   • ガスヒーター、薪ヒーター、赤外線ヒーターの場合は、それぞれのヒーターの説明書を読んで、安全に使用できるサイズ範囲を確認してください。
8. シダーウッドでサウナ・ベンチを組み立てます。サウナスペースに合わせて、平行な壁2面間の距離を測り、フレームを作ります。長さに合わせてカットし、組み立てる。脚を壁の角に垂直に平らに当て、ドリルで釘を打ちます。次に、同じネジでフレームを壁に固定する。ネジが見えないように、板は必ず裏側からドリルで固定する。

   • この時点で、手すりや背もたれ、ベンチの照明など、お好みの備品を追加する。
9. サウナドアを取り付ける。枠を固定するためにドア枠を開口部の中央に置き、ドアがサウナの外側に振れるようにします。でフレームを取り付け、ドアを開閉してテストします。すべての隙間がふさがったら、すべてを所定の位置に締め付け、木製のドアハンドルを取り付けます。

   • 閉所恐怖症になりがちな人は、ガラスドアや窓付きのドアを選ぶと、より明るくなります。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された「 2 Ways to Transform Your Bathroom Into a Sauna 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。