ダイアナ妃のヘアカット

フェザー、ショート、風になびく、クラシック......これらの言葉はすべて、ダイアナ妃の象徴的なヘアカットを表現するのに使える。スタイリッシュなショートカットをお探しなら、この髪型がおすすめ。さらに、長い髪を扱いたくない暖かい夏の時期には最適なチョイスだ。

パート1

髪を洗って分ける

1. ぬるま湯とシャンプーで髪を洗い、きれいにすすぐ。シャワーか洗面台で髪を濡らし、10円玉大のシャンプーを根元になじませる。根元から毛先に向かって円を描くように髪になじませる。すすぎは髪の水気がなくなるまでしっかりと。

   • 髪が特に汚れている場合は、2度洗いする。
   • ぬるま湯で洗えば、誤って顧客の頭皮や手を火傷することもない。
2. 最後にすすぐ前に、コンディショナーをつけてブラッシングする。根元にはコンディショナーは必要ないので、頭皮から2インチ（51mm）ほど髪にコンディショナーをなじませる。髪になじませたら、歯の広いクシで優しくブラッシングし、髪のもつれや結び目を取り除く。ぬるま湯でコンディショナーを洗い流す。

   • コンディショナーは重要な役割を果たす。髪を扱いやすくし、カットが終わってスタイリングするときに髪を保護してくれる。
3. タオルドライで余分な水分を取り除く。タオルで髪を包み、数分間水分を吸収させるか、タオルで髪をやさしく絞り、カットの準備をする。

   • タオルを頭皮の上で前後にこするのは避けること。髪のもつれがひどくなり、縮れ毛が増えるだけだ。
4. 広歯のクシでもう一度髪をほぐす。コームで髪を優しくとかす。下から髪のもつれをほぐし、根元に向かってブラッシングする。こうすることで、もつれた部分が結び目になるのを防ぐことができる。

   • 髪が絡まっていると、均等にレイヤーを入れることができません。カットとスタイリングが終わると、毛束が必要以上に長くなってしまいます。
5. 頭頂部の髪をピンで留めておく。カットは2回に分けて行う。耳の上1インチ（約25mm）から指かコームで髪をまとめる。下のセクションの髪を処理する間、髪が邪魔にならないようにヘアクリップを使う。

   • その人の髪がとても太い場合は、3層に分けて作業することも検討しましょう。その場合は、髪の上2/3をピンで留め、下のレイヤー、中間のレイヤー、そして最後に上のレイヤーをカットする。

パート2

髪のカットと角度

1. 前髪を耳の後ろから耳の中間の長さまでカットする。髪がなめらかになるように櫛でとかし、中指と人差し指で髪を挟む。髪がピンと張るように頭から髪を引き出し、毛先がちょうど耳の真ん中くらいにくるようにまっすぐカットする。

   • 後ろの髪が邪魔にならないように、クリップでひとつにまとめておく。

   別の方法ダイアナ妃は、その時代を通して、実に多くの素晴らしいヘアスタイルを披露した。よりソフトでレイヤーの入ったスタイルに興味があるなら、前髪を耳からうなじにかけて斜めにカットする。このカットは、ダイアナ妃のヘアスタイルで人気のあったフレーミングを生かしつつ、よりボリュームを出すことができる。
2. 後ろ髪は、うなじに沿うように斜め下にカット。頭の自然な形に沿うようにカットし、頭を縁取るように仕上げる。髪をまっすぐにとかし、中指と人差し指で挟む。タイトになるように頭から引き離し、45度の角度で下向きにカットする。

   • このカットの場合、後ろ髪は長く、前髪は短くする。
3. トップの髪を下ろして、好みの分け目を作る。髪が乾き始めたら、水をスプレーし、ブラシで髪のもつれを取る。髪の分け目はサイドでも真ん中でもいい。

   • ダイアナ妃はよく左サイドで髪を分けていた。
4. 前髪と後ろ髪も同じようにカットする。前髪は、耳の真ん中で止まるようにカットする。後ろのセクションは、ボリュームを出すために45度の角度で下向きにカットする。カットが均等になり、うまくかみ合うように、各セクションをとかしながら、髪を引っ張るのを忘れずに。

   • もっと角度をつけてカットする場合は、耳から始めてうなじに向かって角度をつけながら、フロントセクションを刈り上げていくことを忘れずに。
5. ハサミで毛先に切り込みを入れ、フェザーをつける。ダイアナ妃の髪型は、軽くて羽のように見えると人気だった。この自然なスタイルを作るには、毛先を中指と第一指で挟み、1/2インチ（13mm）ほど髪が残るまで髪を引っ張る。髪を切り込み、フェザリングを加える。

   • カットした髪にテクスチャーを加えるのにも使える。

パート3

前髪のカットとスタイリング

1. 前髪を前方に流し、必要であれば前髪をカットします。ダイアナ妃は前髪を作ることもあれば作らないこともあった。ダイアナ妃は前髪を作ることもあれば作らないこともあったので、個人の自由です。前髪を作る場合は、顔の自然な形を引き立てるために、耳に向かって少し下げたカットにしてください。

   • 前髪がなくても、風になびくような柔らかいヘアスタイルにすることはできます。
   • 前髪を作らなくても、長めの髪で額の一部が隠れるようにスタイリングすれば、いつでも前髪があるように見せることができる。
2. ブローは前髪と後ろ髪の両方から。プリンセス・ディ・ヘアカットの利点のひとつは、最小限のスタイリングで似合うこと。ボリュームを出すために、髪を逆さまにして乾かしてみて。頭皮が平らにならないように、髪を顔から離すようにブラッシングする。

   • 別の方法として、丸いブラシを使って髪を顔から離して乾かすのもいい。そうすることで、高さが出て、羽のようなレイヤーヘアになります。
3. スタイリング剤をつけて髪の質感を出す。小豆大のスタイリングワックスかクリームを手のひらにとる。毛先を中心に、指をやさしく通す。思い通りにならない部分はワックスで整える。

   • 髪の形をキープしやすくするために、仕上げに軽いヘアスプレーか、柔軟性のあるヘアスプレーをかけてもよい。ただし、ヘアスプレーをかけすぎないこと！ソフトな印象を保ちたいのだから。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された「 How to Cut a Princess Diana Haircut 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。