傷んだ巻き髪を修復する方法

残念なことに、カーリーヘアはスタイリングや刺激の強い製品によって傷みやすい。髪が傷むと、ツヤのある髪が永遠になくなってしまったように感じることもある。髪のパサつきに悩んでいる方、絶望することはありません。少しの手当てと忍耐で、傷んだ髪はすぐに修復され、ツヤとハリのあるカールを再び楽しむことができるようになります。

パート1

健康な髪を取り戻す

1. 髪を切る。枝毛は、どんな製品を使っても修復することはできません。枝毛は切らないとどんどん枝分かれしていくので、放置すればするほど髪が傷んでいきます。

   • 6～8週間に一度は、スタイリストに毛先を整えてもらいましょう。どうしてもスタイリストのところに行けない場合は、手持ちの一番切れ味のいいハサミで毛先を切り落とします。どうしても自宅でやる場合は、手伝ってもらうのが一番です。
   • どの程度の刈り上げが本当に必要なのか、スタイリストにプロとしてのアドバイスをもらいましょう。長さが短くなるのが心配なら、スタイリストに「できるだけ髪を残したい」と伝えましょう。プロの意見に耳を傾けましょう。スタイリストは髪のことを熟知しており、あなたがベストな状態でいることを望んでいます。
2. ケミカルはお休みしましょう。化学薬品は髪にダメージを与えるので、染料や縮毛矯正を控えて、髪が回復する時間を作りましょう。今は犠牲のように感じるかもしれませんが、化学薬品から少し離れるだけでも、髪の修復を早めるのに大きな効果があります。

   • カラーリングに慣れている人は、化学薬品を使わずに髪を染める方法もあります。これらの自然なトリートメントは、髪への負担が少ない。赤髪にはヘナ、黒髪にはインディゴ、明るい髪には柑橘系を試してみるとよいでしょう。これらの方法を試す場合は、必ず製品の説明書に従ってください。
   • しばらくの間、自然なカールをつけてみましょう。
   • 自分の髪が嫌で、ストレートパーマが恋しいなら、三つ編みやツイストにしてみましょう。帽子やヘアラップを服装に取り入れるのもいい。
   • 地毛の質感に不満があるのなら、お近くの美容用品店で売っている楽しいウィッグを使ってみましょう。ウィッグなら、さまざまなスタイル、色、カット、長さを試すことができます。
3. ディープコンディショナーを使いましょう。必要な水分を取り戻し、保持することで、もろくなった髪が再び柔らかく感じられるようになります。ディープコンディショナーは市販されているものもたくさんありますが、ご家庭の食器棚にもあるかもしれません。

   • 自分でディープ・コンディショニング・トリートメントを作ってみよう。アロエベラ、ハチミツ、ココナッツオイル、オリーブオイル、シアバターなどは、すでに手元にあるかもしれない素晴らしいコンディショナーです。なくても、近所の食料品店で安く手に入る。
   • マヨネーズ、アボカド、バナナも髪に栄養を与えるので、保湿ケアに取り入れよう。
   • 台所用保湿剤を2～3種類混ぜると、簡単にトリートメントができる。例えば、ココナッツオイル、ハチミツ、バナナを混ぜてみる。
   • ディープ・コンディショニング・トリートメントを湿った髪につけ、シャワーキャップをかぶる。シャワーキャップを使うことで、髪が水分を吸収しやすくなる。
   • 一晩つけておいてもいいし、30分から1時間置いておいてもいい。
   • 一晩中トリートメントをしすぎると、髪がぐしゃぐしゃになってしまいます。最良の結果を得るためには、週に1回の頻度が推奨される。
4. ホット・オイル・トリートメントをする。ホットオイル・トリートメントは、近所の美容院やドラッグストアで購入できますが、ココナッツオイルなどのオイルを使ってホットオイル・トリートメントをすることもできます。実際、ココナッツオイルは傷んだカールを修復するのに最適なオイルです。

   • オイルを容器に入れる。お近くの美容用品店で安価な絞り出し容器を購入するのもよいですが、小さなカップや瓶、ボウルでもかまいません。
   • 容器をお湯に浸してオイルを温めます。
   • オイルが温かい液体になったら、髪につけます。
   • シャワーキャップで頭を覆う。熱を逃がさないように、スカーフやタオルを頭に巻き、フード付きのドライヤーの下に座って髪に熱を加えてもよい。
   • オイルを熱くしすぎない。電子レンジやストーブは避けてください。
5. プロテイン・トリートメントを使う。プロテイン・トリートメントは、毛包の周囲にバリアを張り、毛幹を保護することで髪の健康を増進し、さらなるダメージを防ぎます。また、プロテインは、毛幹のほつれた部分を埋めることで、傷んだ髪を一時的に修復します。

   • 髪が本当に傷んでいる場合はリコンストラクターを使いますが、髪の質感が良くなってきたら、深部まで浸透するトリートメントを使う方がよいでしょう。
   • プロテイン・トリートメントは、髪の補修や保護には最適ですが、頻繁に使いすぎると髪を傷める可能性があります。 髪はタンパク質でできているからです。

パート2

さらなるダメージを防ぐ

1. 製品を取り替える。ダメージを与える化学物質が含まれていたり、カール用に処方されていない製品を使用している場合、髪のダメージに拍車をかけている可能性があります。カーリーヘア用に特別に処方されたナチュラルな製品に変えることを検討しましょう。

   • 硫酸塩は髪の天然オイルを奪い、縮れ毛の原因になります。
   • 保湿効果のある製品を探しましょう。
2. 髪を洗う回数を減らしましょう。洗髪はせいぜい1日おきに。シャンプーは週に1、2回にとどめ、髪の乾燥がひどい場合は特に控えましょう。 コンディショナーを使う頻度を増やしても問題ありません。

   • シャワーキャップで髪を湿気から守りましょう。
   • シャンプーを使わない日は、髪を濡らしてからコンディショナーをつけます。普段と同じようにシャワーを浴びます。
   • または、シャンプーを全く使わない日もあります。
3. コンディショナーを使う。カーリーヘアの人はコンディショナーを使わないでください。コンディショナーを少なくとも3分間は髪に染み込ませてください。シャワーの最初にコンディショナーを髪につけ、クレンジングや髭剃りをするときに髪になじませるようにすれば、簡単にできます。
4. リーブイン・コンディショナーをつける。カーリーヘア用のものがベストですが、どんなものでも髪のコンディションを整えます。カールクリームやヒートプロテクタントなど、他の製品を使う前にリーブインコンディショナーを使いましょう。
5. 歯幅の広いクシを使います。最初に指の腹で髪をほぐし、次に毛先から頭皮に向かってとかします。コンディショナーを髪につけたままシャワーを浴びるのがベストですが、シャワーを出てからリーブイン・コンディショナーを使うこともできます。
6. オイルをつける。普段のヘアケアにオイルを使うのは、ホットオイル・トリートメントとは異なります。10円玉大の常温のオイルを手のひらにとり、ムースをつけるように髪になじませます。

   • 髪質や洗う頻度によって、湿った髪にも乾いた髪にも使えます。
   • オイルは髪に栄養を与え、保護する働きがあるので、髪にオイルをつけると、髪が修復され、さらに傷むのを防ぐことができる。
   • 多くの人気ブランドが、独自のブレンドオイルを提供している。これらの製品は、オイルを量ったり、ブレンドオイルを作るために複数のオイルに投資したりする必要がない優れたソリューションですが、多くの場合、他の添加物が含まれています。
   • ヘアプロダクトを購入する必要はありません。
   • ココナッツオイルは、髪のバランスを整えてくれるのでおすすめです。 ココナッツオイルを使って料理をする人も多いので、いろいろな用途に使えて経済的です。
   • アルガンオイルも髪に人気のオイルです。
7. カールクリームを使う。カールクリームは縮れを最小限に抑え、カールをなめらかにします。しかし、すべてのカールクリームが同じように作られているわけではありません。カールクリームを選ぶときは、硫酸塩とアルコールを避けていることを確認してください。

   • カーリーヘアの人の多くは、2種類以上のクリームやジェルを混ぜて使うことで、髪にベストなカールキープ力が生まれることに気づきます。
   • また、クリームやジェルにオイルを混ぜて、自分だけのカールホールドを作ることもできます。
   • 髪質は人それぞれなので、いろいろ試して自分に合うものを見つけることが大切です。
8. 髪を自然乾燥させる。自然乾燥には2つの利点があります。ひとつは、熱によるダメージから髪を守ること。二つ目は、髪を乾かしてカールをつけること。おまけに、髪をスタイリングする時間も節約できる。
9. 熱を抑える。ブローやストレートをしたくなることもあるでしょうが、必ず最初に熱保護剤をつけてください。最低限の熱スタイリングであれば、髪を傷めることはありませんが、頻繁に熱を使うのは避けましょう。
10. 化学薬品は1種類に絞る。どうしても髪を染めたりストレートにしたりしたい場合は、1つの工程にとどめましょう。複数の薬剤を使用するとカーリーヘアが傷むので、髪に栄養を与えたいのであれば、薬剤は1つに絞ること。

パート3

カーリーヘアを守る

1. 絡まないヘアアクセサリーを使う。髪をスタイリングするときは、ポニーテールホルダー、ゴムバンド、ボビーピンなど、髪が絡まってダメージが大きくなるようなアクセサリーは避けましょう。その代わりに、柔らかいヘッドバンドや布製のタイを使いましょう。
2. ヒートスタイリングから髪を守る。希望のスタイルを作るために熱を加える必要がある場合は、熱を加える時間を制限し、熱保護剤を使いましょう。

   • ヒートスタイリングをするときは、髪を部分的に自然乾燥させましょう。例えば、身支度をしている間に髪を半分乾かしておき、仕上げにドライヤーを使うという方法です。
   • 縮毛矯正を使う前に、髪が完全に乾いていることを確認してください。濡れた髪や湿った髪に縮毛矯正を使うと、水分が蒸発するときに髪が焼けてしまうことがあります。
   • 熱を使って髪をスタイリングするときは、ヒートプロテクタントを塗ってください。ヒートプロテクトにはスプレータイプとクリームタイプがあります。通常、シリコーンは髪によくありませんが、シリコーン入りのヒートプロテクトは耐熱性が高いため、髪をよりよく保護することができます。
3. 太陽から髪を守りましょう。外で過ごすときは、かわいい帽子やヘアラップで髪を日陰にしましょう。帽子をかぶれない場合は、日焼け止め効果のある製品を試してみてください。
4. 夜は髪を固定しましょう。サテンのヘアラップやサテンの枕カバーで寝ると、摩擦によるダメージを最小限に抑えることができます。 おまけに、見た目もかわいくなり、朝の寝ぐせも防げます。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された「 How to Repair Damaged, Curly Hair 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。