ブラッシングの仕方

髪をブラッシングするのは簡単なことのように聞こえるかもしれませんが、実はブラッシングを改善し、健康で丈夫な髪を保つためにできることがいくつかあります！髪のもつれをほぐす前に、自分の髪質に合った上質な素材のブラシやコームを選ぶことが大切です。髪のもつれをほぐし、天然オイルを行き渡らせるために、ブラッシングはいつもやさしく行いましょう。1日1回ブラッシングし、2週間に1回はブラシをお手入れして、なめらかで健康的な清潔な髪を保ちましょう！

方法1

健康的なブラッシング習慣

1. ブラッシングは、髪が乾いた状態で行いましょう。ほとんどの髪質にとって、髪をほぐすベストなタイミングは、シャワーを浴びる直前です。髪が濡れて切れやすくなっているときにブラッシングする必要がないように、最初に大きなもつれや結び目をほぐしましょう。シャワーの後、髪をストレートにする必要がある場合は、歯の広いクシを使ってやさしく滑らかにとかします。

   • 巻き髪は例外です！髪がもつれやすい人は、シャワー中にコンディショナーと広歯のクシで髪のもつれをほぐすとよい。
   • 髪のもつれがひどい場合は、ディープコンディショナーを髪になじませる。数分置いてから、シャワーを浴びながら歯幅の広いクシで髪をとかしてください。
2. 髪を健康に保つために、ブラッシングのしすぎは避けましょう。多くの女性が1日100回を目標にブラッシングしていましたが、これは髪の外側に負担をかけ、パサついたりくすんだりする原因になります。ブラッシングは1日1回にとどめましょう。決められた回数をこなすのではなく、髪のもつれをしっかりほぐし、天然オイルが髪全体に行き渡るまでブラッシングしましょう。
3. 静電気を起こさないように、ブラシにヘアスプレーをかける。乾いた髪をブラッシングすると、静電気が発生することがあります。これを防ぐには、ブラッシングを始める前に、ブラシの表面にヘアスプレーを2～3回吹きかける。
4. 仕上げに、根元から毛先に向かって数回ブラッシングすると、さらにツヤが出ます。根元からブラッシングすることで、頭皮の天然オイルが髪全体に行き渡り、健康的でツヤのある髪に仕上がります。これらのオイルは髪を強くし、油っぽく見えたり、髪が重くなったりすることはありません。

   • また、天然オイルが髪の根元に集中しないように、根元からブラッシングすることで、髪がすっきりとし、脂っぽさがなくなります。

方法2

デタングリングと結び目の除去

1. デタングラー、リーブインコンディショナー、ヘアオイルなどを使って、髪のもつれをほぐす。髪が絡まりやすいことがわかっている場合は、まず製品を髪全体になじませることから始めましょう。髪に直接スプレーするか、少量の製品を手に取り、指の腹で髪になじませる。

   • デタングラーは通常、細い髪に最適です。頭全体に3～4回スプレーして、もつれをほぐす。
   • リーブイン・コンディショナーやクリーム・コンディショナーは、目の粗い髪、中くらいの太さの髪、巻き髪によく合います。髪の長さや太さに応じて、10円玉大から25円玉大の量を使う。
   • アルガンオイルやマカダミアオイルなどのヘアオイルを使う場合は、2～5滴を目安に。短くて細い髪の場合は2滴で済みますが、長くて太い髪の場合は4～5滴必要です。
2. 髪の下2～3インチ（5.1～7.6cm）をとかす。歯幅の広いコームで下向きにとかします。こうすることで、結び目やもつれを毛先まで引きずらず、毛根を傷めることなく処理することができます。

   • 巻き髪の人は、髪が湿っているときか、シャワーを浴びているときに、コンディショナーをつけた後、歯幅の広いコームと指を使って巻き髪をほぐす。こうすることで、自然なカールパターンを妨げることなく、カールを通すことができます。
3. ブラッシングやコームでもつれを軽く優しくとかします。髪に負担をかけるだけなので、無理に引っ張ったり、絡まりをほぐそうとしないでください。その代わり、もつれた部分を切り離して手に持ち、ブラシやコームをやさしくあてる。髪のもつれが取れて、ブラシが通りやすくなるまで続けます。

   • もつれが取れない場合は、リーブイン・コンディショナーやデタングラーを数回スプレーしてみてください。

方法3

正しいブラシを選ぶ

1. 上質な素材のブラシを選びましょう。決して安物のブラシを使ってはいけません！低品質のプラスチックや金属製の毛は、傷んだ髪の一番弱い部分にひっかかり、裂けてしまうことがあります。代わりに、猪毛や優しい合成繊維で作られた高品質のブラシを探しましょう。高品質なブラシに投資し、きちんと手入れをすれば、何年も使うことができます。

   • 高品質のブラシは、サロンや美容用品店、オンラインで販売されています。
2. ほとんどの髪質には猪毛ブラシを選びましょう。どんなブラシを買えばいいのかわからない場合は、一般的に猪毛がおすすめです。猪毛は髪にやさしく、髪の結び目を裂くことなくブラッシングできます。また、オイルを髪全体に行き渡らせることで髪の健康を促進し、洗練された端正なスタイルを作ります。
3. ミディアムヘアにはミックスブラシを。猪毛と合成毛をミックスしたブラシは、髪のもつれをほぐすのに十分なコシがありながら、毛束を引き抜かないほどやさしくなっています。また、猪毛は同時に髪の天然オイルを行き渡らせ、ツヤを与えます。

   • ブローやスタイリングにも最適です。
4. 太くてザラザラした髪質の人は、ナイロン毛がまばらなブラシを選びましょう。この合成毛は、猪毛よりも太い髪を簡単に滑らせることができます。毛先がまばらで間隔が広く、髪が密集していても自然な形を崩さずに通り抜けるブラシを探しましょう。

   • 美容室やサロンで探すと、「メイソンピアソン」ブラシと表示されていることがあります。
   • ナイロン毛のブラシは、猪毛よりも安価です。
5. 髪がカールしている場合は、毛先がしなやかで、ボディがカーブしているものを選びましょう。クセ毛、巻き毛、縮れ毛があると、ブラシを買うのが少し面倒になります！自分の髪に一番合うブラシを見つけるには、あちこち探し回る必要があるかもしれません。全体的に、毛先がやさしく、カーブしたデザインで、太くカールした髪にも対応できるブラシを探しましょう。

   • 例えば、デンマンブラシは、歯がしなやかで、抜け毛をしっかりキャッチしてくれます。
6. ショートヘアのブラッシングやスタイリングには、通気性のあるプラスチック製ブラシを使いましょう。毛先がやさしく、コブのある良質なプラスチック製ブラシを選びましょう。このブラシは、短い髪をブローしたり、ブラッシングしたりするのに最適なブラシです。ブラシに「通気孔」と呼ばれる空間があるため、熱風が髪に届きやすく、スタイリングのスピードがアップします。

   • このブラシは、男性のショートヘアやピクシーカット、ボブより短いヘアスタイルに最適です。
   • 頭皮が敏感な方にも最適です。

方法4

ブラシのお手入れ

1. ブラシのお手入れは、2週間に1回程度にしましょう。定期的にブラシを洗わないと、ブラシの毛が抜け毛や製品で詰まってしまい、きれいな髪に広がってしまうことがあります。そうすることで、ブラシも長持ちします！
2. ボウルにシャンプーと水を入れ、泡風呂を作る。ボウルにぬるま湯を入れ、ティースプーン1杯（4.9ml）のシャンプーを入れる。お湯が泡立ち、シャンプーが完全にお湯に混ざるまで、指1本かプラスチックのスプーンでかき混ぜる。

   • シャンプーは、できるだけ汚れを落とすために、保湿成分配合のものではなく、透明化シャンプーを使う。
3. ブラシを3～4分浸します。ヘッド全体が浸かるように、ブラシをボウルに逆さまにして置く。ゴシゴシこするよりも、浸けておく方が毛に優しい。

   • タイマーをセットしておけば、ブラシのことを忘れて長く浸け置きしてしまうこともありません！特に木製のブラシは、3～4分以上浸けっぱなしにしないこと。
4. ブラシをすすぎ、クシの尾で毛を取り除く。ぬるま湯をブラシにかけ、シャンプー液を洗い流す。ネズミの尻尾のような櫛の先でブラシの毛を優しくかき分け、抜け毛を取り除く。

   • ネズミの尻尾のようなクシがない場合は、プラスチックのフォークの先を使って抜け毛を取り除くこともできる。
5. タオルの上でブラシを逆さまにして乾かす。カウンターにタオルを敷き、ブラシを1～2時間乾かします。こうすることで、ブラシにこびりついた水分が排出され、次にブラシを使うときにも清潔で新しいブラシを使うことができます！

   • また、ブラシを日なたに置いておくと、自然に乾きが早くなります。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開されている「 How to Brushing Your Hair 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。