髪をほどく方法

髪のもつれは文字通り苦痛だ。絡まった髪を引っ張ると痛いし、髪も傷む。幸いなことに、サラサラの髪に必要なものはすでにバスルームに揃っているはずだ。結び目がひとつでも、いくつあっても、すぐに髪を最高の状態にすることができる。

方法1

小さな結び目やマットを取り除く

1. コンディショナーやオイルで結び目やマットをほぐす。 結び目やマットをほぐすのはとてもストレスがかかるし、髪を傷めるかもしれない。幸い、コンディショナーやオイルは毛束を潤滑にし、より簡単に引き離すことができます。コンディショナーやオイルを手のひらにとり、髪にやさしくなじませる。絡まっている部分に必要なだけなじませる。

   • 普段使っているコンディショナーでも、リーブインコンディショナーでも、オリーブオイルやココナッツオイルなど台所にあるオイルでもOK。
   • コンディショナーやオイルを使うことで、髪のもつれをほぐそうとしたときに髪が傷むリスクを減らすこともできる。
2. 大きな結び目は指の腹を使ってやさしくほぐしましょう。 指の腹はクシやブラシよりも切れ毛やダメージの原因になりにくいのです。まず、髪に指を通し、抵抗があったら止めます。そして、結び目のある部分をゆっくりと引き離します。もう一度髪に指を通し、もつれがなくなっているか確認する。

   • 髪が引っかからずに指を通せるようになるまで、これを何度か繰り返すとよい。
   • 指で髪をほぐすことで、クシでとかす前に、髪のもつれをピンポイントでほぐすことができます。クシでとかすよりも髪に優しく、痛みも少ない。
3. 髪に残った小さな結び目をほぐすために、髪全体をとかす。髪に指が通りやすくなったら、クシを使うときです。 毛先から始めて、残っている結び目を取り除きます。次に、根元に向かってゆっくりと髪をとかします。最後に、髪全体をとかします。

   • 指で結び目をほぐしているので、それほど時間はかかりません。それでもまだもつれた部分がある場合は、もう一度指の腹を使ってみてください。
4. 毛先に近い頑固な結び目の上を切る。どうしても結び目が取れなくて、切るしかない場合もあります。一般的に、このような場合は毛先が傷んでいることが多い。どうしても結び目が抜けない場合は、結び目のすぐ上をハサミで切ってください。こうすることで、結び目を引き離そうとすることによるダメージを最小限に抑えることができる。

   • 毛先が不揃いになりますが、カットした毛束は髪になじむはずです。
   • ハサミがあればそれを使いましょう。普通のハサミよりも鋭利なので、よりきれいにカットできます。

方法2

髪全体をほぐす

1. 髪を4つのセクションに分ける。髪を4つに分けることで、時間の節約になり、髪を傷めるリスクも減ります。 ラットテイルコームか指を使って、頭の真ん中から髪を切り分けます。次に、耳から耳に向かって髪を分けます。それぞれの部分をヘアクリップで頭に固定します。

   • 髪がとても太かったり長かったりする場合は、6つに分けることもある。髪を真ん中で分けたら、こめかみと耳の下あたりで分けます。
   • 髪を分けずに頭全体の髪をほぐすのは本当に難しい。一度に1つのセクションに分けることで、作業が楽になります。
2. 1セクションにコンディショナーかオイルをつけ、もつれをほぐす。 コイン大のコンディショナーかオイルを手に取り、両手をこすり合わせる。手のひらで髪を滑らせるように優しくなじませる。必要に応じてコンディショナーやオイルを足し、髪になじませる。

   • 普通のコンディショナーやリーブイン・コンディショナー、オリーブオイルやココナッツオイルなどのオイルを使ってもよい。こうすることで、髪がまとまりやすくなり、ダメージを最小限に抑えることができます。
   • 製品を均一につけやすくするために、必ず最初に髪を分けてください。コンディショナーやオイルを先につけてしまうと、塗り残しができてしまいます。
3. 毛先の結び目は広歯のクシでほぐす。毛先から始めると簡単で、髪へのダメージも少ないからです。コームで優しく結び目やマットを引き離します。コームが毛先を通りやすくなるまで、作業を続ける。

   • 髪の根元近くからとかし始めると、髪が下に落ちていく途中で引っかかってしまいます。また、櫛の圧力が髪のもつれを強くしてしまうので、結び目やマットをさらに悪化させてしまいます。
4. 髪のもつれをほぐしながら、根元に向かってとかします。毛先がほぐれたら、今度は中ほどまでほぐす。根元から毛先まで、抵抗なくクシを通せるようになるまでほぐし続ける。

   • コームを上に動かす前に、もつれをすべて取り除いてください。そうしないと、髪を傷めてしまうかもしれません。
5. 一度に1つのセクションに集中し、すべての髪をほぐす。次のセクションのクリップをはずす前に、セクション全体が終わるのを待つ。各セクションにコンディショナーかオイルをつけ、毛先からやり直す。すべての髪がもつれなくなるまで続ける！

   • 例えば、まず下のセクションをやってから、上のセクションに移る。
6. 髪を傷めないよう、時間をかけて。髪を傷めないように、時間をかけてやってください。しかし、結び目を引っ張るスピードが速すぎると、ダメージが大きくなり、痛みも生じます。髪と頭皮に負担をかけないよう、ゆっくりと行いましょう。

   • 根気よく続けましょう。急ぐと、髪が傷んだり、毛束が切れたりするかもしれません。
   • 髪のもつれ具合によって、ほどくのにかかる時間は異なります。例えば、前髪よりも後ろ髪のほうが絡まりやすいので、後ろ髪のほうが時間がかかるかもしれません。

方法3

濡れた髪をほぐす

1. シャワーを浴びた後は、髪をこするのではなく、水気を絞るようにしましょう。濡れた髪はデリケートなので、タオルドライをすると髪が傷んでしまいます。タオルで髪をこするのではなく、タオルで髪をやさしく押さえるようにして余分な水分を拭き取りましょう。こうすることで、誤って髪を傷めてしまうリスクを減らすことができる。さらに、髪のもつれも少なくなる。

   • 綿のTシャツはバスタオルよりも髪に優しいので、髪を乾かすのに好んで使う人もいる。
2. シャワーを浴びた後、リーブイン・コンディショナーを髪に吹きかける。リーブイン・コンディショナーには、髪のもつれを取りやすくするなどの効果があります。リーブイン・コンディショナーの説明書に従って髪につける。毛先から髪の中ほどまで集中的に塗る。根元にはあまりつけないようにしましょう。

   • 髪がとても太かったり、質感にばらつきがある場合は、リーブイン・コンディショナーをつける際、髪を2～4つに分けてつけるとよいでしょう。こうすることで、製品を均等に行き渡らせることができます。
3. ブラシや普通のクシは、濡れた髪を傷めやすい。美しい髪を守るためにも、歯の広いクシを使ってもつれをほぐしましょう。

   • 髪のもつれをほぐした後、ブラシや普通のクシを使っても構いません。
4. 毛先から根元に向かってほぐす。毛先から髪をほぐします。毛先にコームを簡単に通せるようになったら、髪の中間から根元に向かって動かします。最後に根元へ。クシが通りやすくなるまで、髪をほぐし続ける。

   • 髪がまとまらない場合は、リーブイン・プロダクツを多めにつけてください。

方法4

髪のもつれを防ぐ

1. シャワーを浴びる前に、ストレートヘアをブラッシングしましょう。シャンプーを髪になじませると、髪のもつれがひどくなることがあります。これを防ぐには、シャワーを浴びる前にブラシを髪に通すこと。シャワーが終わった後、髪をとかすのがとても楽になります。

   • カーリーヘアやテクスチャーヘアは、乾いた状態でブラッシングすると傷みます。
2. カーリーヘアやテクスチャーヘアには、コンディショナーが残っているうちに、歯幅の広いクシを通しましょう。カーリーやテクスチャーのある髪をほぐすのに最適なのは、コンディショナーをつけたままシャワーを浴びるときです。コンディショナーを髪につけ、毛先からとかします。毛先から根元に向かって、髪のもつれを取り除きます。

   • コンディショナーは切れ毛やダメージから髪を守ってくれる。
   • コンディショナーをつけたら必ず髪をとかす習慣をつけるために、シャワールームに歯の広いクシを常備しておきましょう。
3. 寝る前に髪を三つ編みにするか、お団子にする。寝起きに髪が絡まっていると、とてもイライラするし、せっかくの朝が台無しになる。寝ている間に髪が動くのは当たり前で、髪がまとまらなくなることもある。幸いなことに、この問題は超簡単に解決できる。寝る前に髪を高い位置でお団子にするか、ゆるく三つ編みにするだけ。

   • 朝髪を洗わないのであれば、ストレートのヘアスタイルを目指す人や、自然なカールパターンを保ちたい人は、お団子の方がいいかもしれない。簡単なウェーブやカールが欲しいなら、髪を三つ編みにする。
4. 枕との摩擦を最小限にするため、シルクの枕カバーで寝る。枕の摩擦は髪のもつれや傷みの原因になります。シルクの枕カバーは摩擦を減らしてくれるので、髪にも良いのです。シルクの枕カバーに変えて、髪の調子が良い日が増えるか試してみてください。

   • 別の方法として、シルクのラップを使って寝ている間に髪を覆いましょう。
5. 風が強いときや運動するときは、髪を後ろで結びましょう。風が強かったり、運動していたりすると、せっかくのヘアスタイルが台無しになった経験があるでしょう。髪が風にあおられると、自然と髪がもつれ始めます。風や運動で髪が乱れたときは、髪を固定する習慣をつけましょう。

   • 風が強いときは、髪をクリップやお団子、ポニーテールにする。
   • 走るときは、ポニーテールか三つ編みにする。
   • 泳ぐときは、高い位置で髪をまとめる。
6. 枝毛を防ぐため、2～4カ月に一度は髪を切りましょう。髪が傷んでいると絡まりやすく、毛先に結び目ができやすくなります。どんなにヘアケアをしていても、枝毛は誰にでもできるもの。定期的にスタイリストに毛先を切ってもらいましょう。

   • 枝毛は、切らないと髪の軸の上まで広がってしまうことを覚えておいてください。髪へのダメージが大きくなるので、毛先のカットは欠かさないようにしましょう。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開されている「 How to Untangle Hair 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。