基本的な三つ編みのやり方

編み込みは簡単で楽しい。基本的な三つ編みのやり方が分かれば、他の複雑なスタイルにも挑戦できる。この記事では、基本的な三つ編みのやり方を紹介する。また、基本的な三つ編みを使った、より複雑なスタイルのやり方も紹介する。

方法1

スタンダードな三つ編みをする

1. 髪をブラッシングし、もつれないようにします。毛先から根元に向かって髪をとかし、くせ毛の場合はヘアオイルやクリームをつける。
2. うなじのあたりで髪を3等分する。右のセクション、真ん中のセクション、左のセクションです。左のセクションを左手に、右のセクションを右手に持つ。

   • 左右2本の三つ編みを作りたい場合は、髪を真ん中で分けます。片側を選んで三つ編みを始める。そのサイドの髪を3つに分ける。耳の後ろで三つ編みをすると、すっきりシックに仕上がります。
3. 右のセクションを真ん中のセクションの上で交差させる。右のセクションが真ん中にくる。以前は真ん中のセクションだったものが、今は右側にある。
4. 左のセクションを新しい真ん中のセクションの上で交差させる。左のセクションが真ん中のセクションになった。以前は真ん中だった部分が、今は左にある。
5. 左右交互に三つ編みを続ける。外側のセクションは必ず真ん中に持ってくる。髪が数センチ残るまで、左右を交互に編む。

   • 左右のセクションをしっかりと引っ張り、三つ編みを固定させる。三つ編みがゆるすぎると落ちてしまいます。一度結んだ三つ編みは、手のひらでマッサージするようにほぐすといつでもできる。
   • 三つ編みをするときは、指で髪をなでつけるようにしてください。そうすることで、三つ編みがきれいに仕上がります。
6. 三つ編みをヘアタイで結ぶ。三つ編みの長さはお好みで。ほとんどの人は、最後の1～2インチ（2.54～5.08センチ）は三つ編みにしません。片手で三つ編みの端を固定し、もう片方の手で三つ編みの端にヘアタイを巻きつける。緩すぎる場合は、もう数回巻く必要があるかもしれません。

   • 黒、茶、ベージュ／ブロンドなど、自分の髪の色に合ったヘアタイを使うようにしよう。
   • 暗い赤毛の人は茶色のヘアタイを。明るい赤毛の人はベージュのヘアタイを。
   • 2本の三つ編みをする場合は、頭の反対側でも同じことを繰り返します。
7. 三つ編みの最後には、リボンやかわいいヘアクリップをつけましょう。三つ編みの端に太めのリボンを結んでリボンにするのもいい。また、シルクフラワーを挟んだり、可愛いヘアクリップをつけたりしてもいい。普通の三つ編みをドレスアップするのに最適な方法だ。いくつかアイデアをご紹介しましょう：

   • 夏であれば、シルクのハイビスカスや蘭の花を三つ編みに挟むと、トロピカルな雰囲気になります。
   • 秋なら、ブロンズやレザー、木製のクリップを使うのもいい。
   • 冬なら、クリアのラインストーンがついた繊細なシルバーのクリップを。クリスマスなら赤と緑のリボン、ハヌカなら青と白のリボンで華やかに。
   • 春なら、リボン、繊細な花、パステルカラー、明るい色にこだわって。
   専門家のアドバイス

   プロのヘアスタイリスト＆マスターブレイダー

   ンデイェ・アンタ・ニアンはヘアスタイリスト、マスターブレイダーであり、ニューヨークを拠点とする出張ブレイディングサービス、AntaBraidsの創設者でもある。ボックス・ブレイド、セネガル・ツイスト、クロシェ・ブレイド、フェイク・ドレッド・ロックス、ゴッデス・ロックス、キンキー・ツイスト、ラカス・ブレイドなど、アフリカン・ヘアーの分野で20年以上の経験を持つ。アフリカの部族で初めてアメリカに移住した女性であり、現在は世代から世代へと受け継がれてきたアフリカの三つ編みの知識を分かち合っている。

   
   プロのヘアスタイリスト＆マスターブレイダー

   私たちの専門家も同意見です：カラフルなアフリカンプリントやフラワープリントを三つ編みして、三つ編みに加えてみてください。フェザー、レザー、メタリックアクセサリー、あるいは自分の好きな小物などの飾りをつけてもいい。

方法2

フレンチ三つ編みをする

1. まず、髪をブラッシングし、もつれないようにします。髪が滑らかで縮れ毛がないように、髪をとかす。毛先から根元に向かって編み込んでいく。くせ毛の人は、ヘアオイルやクリームをつけるとよい。
2. 後頭部の髪をハーフアップ、ハーフダウンのポニーテールにする。眉毛の上くらいの高さから髪をまとめ始める。この毛束から編み込んでいく。
3. 毛束を均等に3つに分ける。三つ編みがきれいにできるように、それぞれのセクションをなめらかにする。右のセクションを右手で持ち、左のセクションを左手で持つ。

   • ミニクリップを使ってもよい。
4. 標準的な三つ編みから始める。右のセクションを真ん中のセクションに交差させる。次に、左のセクションを真ん中のセクションの上に交差させる。これ以上、標準編みをする必要はない。

   • ダッチ編みや逆フレンチ編みをしたい場合は、左右のセクションをミドルセクションの上で交差させるのではなく、ミドルセクションの下で交差させる。こうすることで、三つ編みが「持ち上がった」ように見える。
5. 右のセクションに小さな毛束を加える。生え際から1/2～1インチ（1.27～2.54センチ）幅の毛束を集める。それを右セクションに加える。これで右セクションの一部となる。
6. 太くなった右セクションをミドルセクションの上で交差させる。右セクションが真ん中にくる。真ん中だった部分が外側になります。

   • ダッチ編みや逆フレンチ編みをする場合は、右セクションをミドルセクションの上でクロスさせるのではなく、ミドルセクションの下でクロスさせる。
7. 左のセクションに小さな毛束を加える。生え際から1/2～1インチ（1.27～2.54センチ）幅の毛束を集める。それを左のセクションに加える。これで左セクションの一部となる。
8. 太くなった左セクションを、新しいミドルセクションの上で交差させる。左のセクションが真ん中になりました。ミドルセクションだった部分が外側になります。

   • ダッチ編みや逆フレンチ編みをする場合は、左のセクションを真ん中のセクションの上で交差させるのではなく、真ん中のセクションの下で交差させる。
9. うなじまで編み込みを続ける。右と左のセクションに細い毛束を足しながら、真ん中のセクションに交差させる。

   • 左右のセクションを交差させた後、それぞれのセクションをなめらかに整えます。こうすることで、よりきれいな三つ編みになる。
   • このとき、三つ編みはできるだけタイトにする。
10. 三つ編みの仕上げ方を決める。うなじまできたら、フレンチ／ダッチブレイドをヘアゴムで結んでもいいし、スタンダードな編み方を続けてもいい。

    • 三つ編みを続ける場合は、できるだけきつく編んでおく。三つ編みを結んだ後、後でゆるく見せるためにつぶすことができます。
11. ヘアタイで三つ編みを結ぶ三つ編みをうなじで終わらせるにせよ、髪の最後の数センチで終わらせるにせよ、三つ編みを結ぶ必要があります。髪の色に合ったヘア・タイを選び、三つ編みの端にずれないように何度も巻きつける。
12. 結んだ後、三つ編みの端にリボンを結ぶのもよい。こうすることで、結んだ髪を隠すことができる。ヘアクリップやシルクフラワーをつけてもよい。このほかにもいくつかのアイデアがあります：

    • 季節にインスピレーションを受けましょう。夏には、シルクのハイビスカスを三つ編みの中に入れてみましょう。秋にはレザーのヘアクリップをつける。
    • 休日にインスピレーションを得よう。ハロウィンの時期なら、オレンジと黒のリボンを三つ編みの先につける。お望みなら、リボンの中央にプラスチックのクモを接着剤でつけてもいい。
    • 飾りを服装に合わせましょう。シルバーの装飾が施されたエレガントなダークブルーのイブニングドレスを着るなら、クリアクリスタルやホワイトクリスタルをあしらった繊細なシルバーのヘアクリップが素敵かもしれない。
    • イベントに合わせた装飾を。学校の集会やスポーツ・イベントに参加する場合は、学校や好きなチームの色に合わせたリボンを三つ編みにつけることを検討してみて。

方法3

小さなサイド三つ編み

1. 髪をサイドに分けます。サイドの分け目は、眉毛の上あたりにします。この部分から反対側のこめかみに向かって三つ編みを始めます。

   • このサイド三つ編みは、短めのヘアスタイルにぴったり。
2. サイドの分け目と生え際のすぐ横で、毛束を少し集める。細いヘッドバンドスタイルの三つ編みの場合は、1インチ（2.54センチ）幅のかたまりを集める。太めのボーホースタイルの三つ編みの場合は、2インチ（5.08センチ）幅のかたまりを集める。
3. 塊を3等分する。片方の手で外側の2つのセクションを持ち、もう片方の手で真ん中のセクションを持つ。
4. 標準的な三つ編みから始める。髪の生え際に近いセクションを、真ん中のセクションの上で交差させる。次に、分け目に一番近いセクションを取り、新しいミドルセクションの上で交差させる。この2つの交差が終わったら、フレンチ・ブレイディングの準備完了。もう標準的な編み込みは必要ない。

   • この方法で、なめらかで平らなフレンチ・ブレイドができる。ダッチ編みや逆フレンチ編みにしたい場合は、外側の毛束を真ん中の毛束の下で交差させる。
5. 生え際に近い部分に細い毛束を加える。生え際から毛束をつかむ。セクションと同じ太さか、セクションよりも細くする。その毛束を生え際のセクションに加える。生え際の部分が太くなります。
6. ヘアラインセクションをミドルセクションの上に交差させる。これで新しいミドルセクションとなる。ダッチ編みや逆フレンチ編みをする場合は、生え際の毛束をミドルセクションの下で交差させる。
7. サイドパートに近いセクションに細い毛束を加える。サイドパートの毛束をつかむ。セクションと同じ太さか、それよりも細くする。その毛束をサイドパートのセクションに加える。サイドの部分が太くなります。
8. サイドパートを新しいミドルセクションの上に交差させる。これで最新のミドルセクションとなる。ダッチ編みや逆フレンチ編みを作る場合は、サイドパートをミドルセクションの下で交差させる。
9. さらに毛束を追加し、セクションを交差させる。三つ編みの位置は、耳とサイドパートの間になるようにする。三つ編みをするときは、セクションをできるだけタイトに保つようにする。また、毛束を下に流すようにしてください。そうすることで、よりスムーズできれいな三つ編みに仕上がります。後でつぶすことはいつでもできる。

   • ダッチ三つ編みや逆フレンチ三つ編みをする場合は、外側のセクションを真ん中のセクションの上で交差させるのではなく、その下で交差させることを忘れずに。
10. 三つ編みをどのように終わらせるかを考えましょう。細くて繊細な三つ編みの場合は、耳の上あたりで終わり、普通の三つ編みとして仕上げ、透明なヘアゴムで結ぶ。太めのボーホースタイルの三つ編みなら、頭の周りを包むようにフレンチ編みを続ける。その方法については、続きをお読みください。
11. うなじから1インチ（2.54センチ）離れたところで編むのをやめる。後頭部を横切るように、首の反対側まで編み込みます。この時点で、ヘアタイで髪を結んでもよい。また、標準的な編み方を続け、毛先から1～2インチ（2.54～5.08センチ）離れたところで結んでもよい。
12. 結んだ後、三つ編みの端に飾りをつけるのもよい。結び目を隠すだけでなく、三つ編みをより面白く見せることができる。いくつかアイデアをご紹介しましょう：

    • シルクの花を三つ編みにつけると、ボーイッシュな雰囲気に。花は大きければ大きいほどいい。
    • 三つ編みの残りをねじってお団子にし、ボビーピンで留める。お団子の中に飾りのついたヘアコームを入れてもいい。
    • ミニサイド三つ編みをした場合は、毛先をレザーレースで結び、残りの髪をルーズにすると、ボーホー風やエルフ風になります。

この記事は、CC BY-NC-SAで公開されている「 How to Do a Basic Hair Braid 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。