ドレッドのごまかし方

ドレッドは文化的な意味合いの強い美しいヘアスタイルだが、手入れが大変だ。ドレッドの見た目は好きだが、自分ではまだ決められないという人は、まずフェイクのドレッドを作って、そのスタイルが好きかどうかを判断することができる。好みに応じて、髪をいじったり、ウールや毛糸のドレッドを編んだりして、フェイク・ドレッドを作ることができる。数時間以内に、これらの方法のいずれかを使って、コスチューム用のリアルなドレッドをフェイクしたり、自分のユニークなスタイルを引き立てたりすることができる。

方法1

フェイク・ドレッドを作る

1. 髪を均等に分けます。ネズミの尻尾のような櫛の柄を使って、髪を耳から耳まで分けます。次に、おでこからうなじに向かって中央で分け、サイドとバックは1.3～2.5cmの幅に分ける。分け目をできるだけ均等にし、クリップや輪ゴムで固定する。

   • セクションを平らに保つのが難しい場合は、クリップや輪ゴムで固定してもよい。
   • リアルなドレッドを作るには、髪の長さは少なくとも1インチ（2.5cm）以上必要です。この方法は、自然なカーリーヘアや質感のある髪にも効果的です。
2. ヘアジェルで形を整える。コイン大のジェルを手に取り、セクションごとになじませる。根元から1インチ（2.5cm）ほど離し、毛先までジェルを揉み込む。

   • しっかりとしたドレッドの形を作るには、ホールド力の強いヘアジェルが理想的です。
   • ヘアジェルが根元につかないようにすることで、頭皮にジェルがつくのを防ぎます。
3. それぞれのドレッドを手で転がす。ヘアジェルをつけたら、髪の一部分をつかみ、手のひらで前後に転がす。髪がくっつき、ドレッドヘアのような薄い楕円形になるまで転がす。これを各セクションで繰り返す。
4. コームで髪を挟み、ドレッドヘアーをもう一度巻く。目の細かいコームで、毛先から根元に向かって短いストロークで数回ブラッシングする。根元まできたら、もう一度ドレッドを楕円形に巻き、仮のドレッドを作る。

   • ヘアジェルを15～30秒以上乾かしてから、髪をからめる。
5. ヘアスプレーでドレッドヘアを固定する。仮止めドレッドを作ったら、根元から2～3インチ（5.1～7.6cm）離して、頭上にヘアスプレーを薄く吹きかける。髪を傷めずにドレッドヘアの形を保つために、ホールド力のあるヘアスプレーを選びましょう。

   • 一時的なドレッドを外す準備ができたら、コンディショナーを使ってシャワーで洗い流す。

方法2

ウール・ドレッドを作る

1. 好きな色のロービング・ウールを1袋買う。ロービング・ウールは、フェルトに使う羊毛と同じ種類のもので、ドレッドに巻くのに最適だ。髪の長さにもよりますが、1～2ポンド（0.45～0.91kg）の羊毛が必要です。

   • ロービング・ウールは、たいていの手芸店で手に入る。
   • 1ポンド（0.45kg）の羊毛で、長さ10～12インチ（25～30cm）のドレッドを50～60本作ることができます。
2. ロービングウールを短冊状に切る。ロービングウールをハサミで、ドレッドに使う長さと幅に切ります。ロービング・ウールはドレッドを作る過程で1/3まで縮むことを覚えておいてください。

   • 分割する長さと幅は、ドレッドの大きさによって決まります。長さ10インチ（25cm）、幅2インチ（5.1cm）のドレッドが欲しいなら、長さ30インチ（76cm）、幅6インチ（15cm）の断片をカットする。
   • 最初に切ったドレッドを目安に、残りのドレッドの大きさを揃える。
3. 鍋に食器用せっけんと熱湯を入れて混ぜる。食器用せっけんは、水の色が濁る程度に使うが、不透明にはならない。ドレッドをしっかり束ねるにはお湯が必要なので、お湯を沸騰させる。
4. ウールをお湯につける。トングでウールを1本ずつつかみ、ゆっくりとお湯に浸す。お湯につけたら引き上げて冷ます。

   • やけどを防ぐため、ドレッドを水につけるときは厚手のゴム手袋をする。
5. 羊毛をドレッドヘアの形に丸める。余分な水分を絞り出しながら、手のひらでドレッドを前後に転がす。羊毛が細くなり、ドレッドヘアの形になるまで転がし続ける。

   • 転がしている間は、火傷から身を守るために手袋をしておく。
6. ドレッド」を吊るして乾燥させる。物干し竿やハンガーなど、ドレッドを巻いた後、完全に乾くまで置いておく場所を見つける。その土地の気温やドレッドの長さにもよりますが、数時間から1日干してください。

   • ドレッドは風や直射日光に当てると早く乾きます。
   • 風の強い屋外で乾かす場合は、ドレッドが落ちないように洗濯ばさみで留めてください。
7. ドレッドを髪に編み込みます。髪を小分けにし、輪ゴムを使ってウールのドレッドを各セクションに差し込む。ドレッドを髪にしっかりと固定するため、それぞれの合成ドレッドで髪を2分割し、各セクションを毛先まで順番に真ん中に引っ張る。

   • 髪が短い人や髪がない人は、編み込みの代わりにウールのドレッドを使う。
   • 一度に1～2日間、髪につけておくことができます。ゴムバンドを外し、各セクションを注意深くほどく。

方法3

毛糸のドレッドを編む

1. 毛糸の長さを測ります。好きな色の毛糸を選ぶ。毛糸の長さを3倍して、髪に編み込んだら十分な長さになるようにする。

   • 例えば、ドレッドの長さを12インチ（30cm）にしたい場合は、3フィート（0.91m）の長さの毛糸を切る。最初に切った毛糸の束を目安に、ドレッドを増やしていく。
   • ドレッドを編むには、太めの毛糸が最適です。素材は、ほとんどの毛糸（アクリル、ウール、コットンなど）が使えます。
2. 毛糸を指に巻きつけ、毛束をカットする。片手4本の指を出し、毛糸をその指に5回巻きつけます。そして、ループを伸ばし、つながっている端を切る。切り終わったら、5本の毛糸の長さが揃う。
3. 髪を小分けにする。コームの柄を使って、耳から耳へ髪を分ける。おでこからうなじまでの髪を真ん中で分け、サイドとバックはドレッドの本数に合わせて分けます。

   • 各セクションの幅を毛糸3本分（0.64cm）程度にすると、最も自然なドレッドに仕上がります。
4. 毛糸を髪に通します。5本の毛糸をセクションの一番上に入れ、髪にねじりながら通し、一番上を輪ゴムで留める。1本の毛糸を髪と一緒に真ん中に持っていき、他の毛糸を2本1組で真ん中の毛糸と髪の周りに編み込む。
5. 毛先を結び、ドレッドを髪に固定する。ドレッドを編み終えたら、2本の毛糸を一緒に引っ張り、もう1本の毛糸で輪を作る。2本の毛束を輪っかに通して強く引っ張り、ドレッドを固定する。

   • このドレッドは、一度に数日間髪につけておくことができる。毛先の結び目をはずし、各セクションを注意深くほどく。
6. これをセクションごとに繰り返す。同じ方法で、1/4インチ（0.64cm）の髪に毛糸のドレッドを作る。毛糸は単色でも、いろいろな色を選んでもよい。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開されている「 How to Fake Dreads 」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。