どんな髪質でも製品なしでドレッドロックをする方法

長く美しいドレッドヘアを育て、維持するためには、高価なヘアケアは必要ありません。少なくとも3インチ（76mm）以上の長さのストレートヘアやウェーブヘアをバックコームでとかしたり、短めの髪やカーリーヘアをねじったり、髪を伸ばしたりすることで、高価なヘアケア製品を使わなくてもドレッドヘアを育てることができる。これらの方法は、自分で行うことも、スタイリストに手伝ってもらうこともできる。

方法1

自然に髪をロックさせる

1. ドレッドヘアを伸ばすためにヘアカットをするのはやめましょう。髪が伸びるにつれて、自然にロックされるようになります。しかし、この方法は、ドレッドヘアを伸ばす方法としては最もお勧めできません。下準備は少なくてすむが、髪が不揃いになり、他の方法で作ったドレッドヘアよりも見た目が悪くなる。

   • 髪が自分でロックし始めたら、プロのヘアスタイリストに形を整えてもらう必要があるかもしれません。
2. 生えてきた毛束の形を整える。髪が自分でロックし始めたら、手のひらで髪を時計回りの一定方向に巻きます。また、毛束の根元から輪ゴムをかけて形を整えることもできます。毛束の根元と毛先で1本ずつ使うと効果的です。

   • 毛束の大きさがバラバラで、見た目が良くない場合は、プロのスタイリストに髪を梳いてもらい、一から整え直す必要があるかもしれません。
   • 髪をねじる前に、髪が乾いていることを確認してください。髪は濡れていると傷みやすくなります。
3. 週に一度は普通のシャンプーで髪を洗いましょう。髪をマッサージしたり、髪の形を整えたり、ロックの邪魔になるような動作は避けましょう。シャンプーと石鹸を自然に髪になじませ、すすぎます。

   • 髪がロックし始めたら、まだロックしていない髪を2、3日おきに洗いたい。
   • 雨が降っているときや運動する前は、バンダナで髪を巻いて余分な湿気がないようにしましょう。
4. 髪の形を保つために髪を巻く。1日おきに手のひらで髪を巻いて、髪をコンパクトに保ちましょう。ほつれてきたり、ゆるんできたりした毛束は、1日おきではなく、毎日巻いてください。

   • 少なくとも3ヶ月以上手のひらで転がした後でも、髪が非常に不揃いに伸びていたり、ほつれたりしている場合は、スタイリストに予約を取ってください。

方法2

ストレートヘアやウェーブヘアをバックコームで整える

1. バックコーミングをする前の1週間は、コンディショナーの使用を避けましょう。コンディショナーを使うと、髪が自然にまとまりにくくなります。洗髪はできるだけこまめに行うが、シャンプーにリラックス剤が含まれていないことを確認すること。

   • ドレッドヘアーを傷めるようなシャンプーを使っていないか心配な場合は、普通の石鹸と水で洗ってください。
   • この間にブリーチやカラーリングをしても構いません。
2. 髪を2日間三つ編みにする。長いブラシで髪をほどき、3つに分ける。左のセクションを真ん中で交差させ、次に右のセクションを真ん中で交差させる。完全に三つ編みになるまで、真ん中で交互にセクションを交差させ続け、ポニーテールホルダーかゴムで三つ編みを固定する。

   • ポニーテールホルダーは半透明のものを使うか、髪と同じ色のゴムで留める。
3. 2日後に三つ編みをほどく。シンチかポニーテールホルダーを外す。次に、コームを手に取り、三つ編みの先端から0.25インチ（0.64cm）ほど先の尖った方を三つ編みの中に押し込む。コームを下方向に軽く引っ張り、三つ編みを切り離す。この作業を、三つ編みが完全にほぐれるまで、0.25インチ（0.64cm）ずつ繰り返します。

   • 新しく三つ編みを解いた髪は質感が増し、髪が広がりやすくなります。
4. 髪をよく洗う。次のステップに進む前に、髪に残っている油分や製品をよく落としてください。余分な油分があると、バックコーミングが難しくなります。シャンプーで髪を力強くこすり洗いし、その後すすいでください。

   • コンディショナーは使わないこと。コンディショナーは髪をバックコーミングするのを難しくします。
5. ドライヤーで髪を完全に乾かします。ドライヤーを使う前に、髪を10分ほど自然乾燥させると効果的です。ドライヤーは前頭部から後頭部に向かってゆっくりと当てます。次のステップに進む前に、髪が少しも湿っていないことを確認してください。

   • タオルで乾かすこともできますが、少しでも水分が残っていると、バックコームが非常にやりにくくなります。
6. 輪ゴムかクリップで髪を1インチ（2.5cm）四方に分ける。髪の束を根元が見えるようにねじって束にする。髪の束が四角に連なるように、それぞれを輪ゴムで固定する。四角形が大きいほど、髪が太くなる。

   • 後頭部の髪を簡単に分けるには、壁掛け鏡の前に立ち、手鏡を斜め後ろに持って後頭部が見えるようにする。
   • 特に後頭部の髪は、自分では難しいかもしれません。友人に手伝ってもらうとよいだろう。
7. 髪の束をバックコームでまとめる。頭の下と後ろから、髪を1束ずつ取り、クリップを外す。毛先を持って、毛先から根元に向かって、目の細かい金属コームでとかす。髪が絡み始めます。髪全体がまとまるまでとかし続ける。

   • プラスチックのクシは、この工程で折れやすいのでおすすめしません。
   • それぞれの毛束の先端を輪ゴムで固定する。輪ゴムはドレッドヘアの形を保つのに役立ちます。
8. 毛束ごとにこの作業を繰り返す。それぞれの毛束がドレッドヘアの形になるまでバックコームし、毛束の先端を輪ゴムで固定する。これには3～6時間かかる。

   • それぞれの毛束を、根元から毛先に向かって時計回りにねじる。こうすることで、ドレッドヘアがすべて同じ方向に伸びるようになり、手入れが楽になる。
   • 裏梳きしている間に、レモン汁を髪の断面に絞りかけて乾かすと、髪に質感を加えることができる。柑橘類は髪の油分を落とし、外側に少しダメージを与えるので、髪の質感がよくなる。
9. 手のひらで髪を転がし、形を整える。手のひらを使って、2、3日に一度、ドレッドを時計回りに転がす。こうすることで、髪が自然にロックされ、成熟するまでの時間が早くなります。特定のドレッドが自分でロックできない場合は、手のひらでより頻繁に転がす。一貫して行えば、製品は必要ありません。

   • 強く巻きすぎると、頭皮が緊張して抜け毛の原因になるので注意。
10. バンダナで髪を保護する。夜の寝返りで髪が傷まないように、バンダナを巻いて寝ましょう。運動するときや、雨の日や湿度の高い日に外出するときは、バンダナを頭に巻きましょう。水分が髪を固定するのを防ぎます。

    • 髪が濡れてしまった場合は、10分ほど風乾した後、ドライヤーで水分を取り除いてください。ほつれてきた髪を手のひらで巻きます。
11. 髪が伸びてきたら、髪を清潔に保ちましょう。少なくとも週に一度は、普通のシャンプーを使って髪を洗いましょう。髪は根元から結び始め、その後3～6ヶ月かけて根元から離れたところで自然にロックされるようになります。髪が自然にロックされ始めたら、輪ゴムを外すことができます。

    • 髪が均一にロックされない場合は、ロックされている方の輪ゴムを外し、ロックされていない方の輪ゴムはそのままにしておくことができます。

方法3

くせ毛をねじる

1. 髪を7.6cm以上伸ばします。床屋さんでサイドとエッジの形を整えてもらうと、髪がきれいに見えます。ただし、普段から髪を短くしている人は、少なくとも4～6週間は髪を切るのをやめましょう。髪が伸びるのが遅い人は、ツイストに適した長さになるまで時間がかかるかもしれません。

   • 髪が3インチ（7.6cm）に近づいてきたら、コンディショナーなどのヘアケア製品の洗髪は避けましょう。髪をねじる前の週は、普通のシャンプーを使ってください。
2. 髪についた製品を洗い流す。髪をねじり始める前に、シャンプーとリンスを十分に行う。髪をやわらかくする製品は、くせ毛から髪本来のカール力を奪ってしまい、ドレッドロックを作るのを難しくします。

   • ドライヤーで髪を十分に乾かしてから行う。
3. 毛束を時計回りにねじる。毛束が大きいほど、ドレッドヘアは太くなります。親指と人差し指を使って、根元から毛先に向かってねじります。一方向にねじることで、手入れが楽になる。すべての髪がねじれるまで、このプロセスを繰り返す。所要時間は3～6時間。

   • 自分でやるのは難しいが、不可能ではない。友人に手伝ってもらうか、サロンでやってもらうことを考えましょう。
4. ドレッドヘアを1日おきに手のひらで巻く。2、3日おきに、手のひらで時計回りに転がす。ドレッドヘアの根元を手のひらのかかとで挟み、時計回りにドレッドヘアの先端まで転がす。あまりきつく巻きすぎると、痛くなったり抜け毛の原因になるので注意。

   • ほつれてきたツイストは、1日おきではなく、毎日1本ずつ巻いて形を保つようにしましょう。
5. 週に一度はシャンプーと水で髪を洗う。コンディショナー入りのシャンプーは、髪のロッキングを止める可能性があるので使わないこと。1ヶ月経っても髪がほつれるようであれば、週に1度の洗髪を続けてください。髪がコンパクトになってきたら、1日おきにシャンプーと水で洗髪する。1ヶ月経ったら、1日おきに洗髪する。

   • 運動や暑い日の外出にはバンダナを使い、余分な湿気から髪を守りましょう。
6. 3～4ヶ月間、髪を伸ばします。ドレッドヘアを1日おきに手のひらで転がし、洗う。ほつれているドレッドヘアには、より頻繁にパームロールをする。複数の髪がほつれてきたら、洗髪の頻度を週1回に減らす。髪がほつれ続けている場合は、スタイリストを予約してください。

   • この頃には、長くて美しいドレッドヘアになっているはずです。しかし、手のひらで転がしたり洗ったりするお手入れは止めないでください。

方法4

ヘアスタイリストを利用する

1. 自然なドレッドヘア専門のヘアスタイリストを探す。ネットで地元の経験豊富なヘアスタイリストを探すこともできますが、友人や家族から紹介してもらうのがよいでしょう。サロンやスタイリストは費用と時間がかかるので、実際に経験のある人を探す必要があります。

   • ヘア・スタイリストの免許を持っている人を探しましょう。無免許の友人や親戚が良い料金を提示してくれるかもしれませんが、免許を持ったプロを利用した方が、万が一失敗した場合に法的・金銭的な救済を受けられる可能性が高くなります。
2. 予約は計画的に。スタイリストに早く会える可能性を最大にするため、実際の予約の少なくとも数日前に電話しましょう。また、スタイリストがあなたの髪をバックコーミングするにしても、ツイストするにしても、少なくとも最大6時間の自由時間を確保する必要がある。

   • 座って待つことが多いので、何か娯楽や退屈しのぎになるものを持参しましょう。フル充電した携帯電話でもいいかもしれない。
3. 予約後、週に一度は髪を洗いましょう。スタイリストに「洗わないで」と言われない限り、予約後1ヶ月は週に1回の洗髪を守りましょう。シャンプーと水を使います。コンディショナーやその他のヘアケア製品は使わないでください。最初の1ヶ月が過ぎたら、洗髪は2日に1回にしてください。

   • 髪を深くマッサージするのは避けてください。シャンプーはやさしく泡立ててからすすいでください。
4. 手のひらで髪を転がし、形を整える。髪を1本1本手のひらで挟み、根元から毛先に向かって時計回りに転がします。こうすることで、髪の形を整え、大きさを一定に保つことができます。少なくとも2日に1回は手のひらで髪を転がします。

   • 他の髪と同じように伸びていない髪には、より頻繁にこの方法を使います。他の髪と同じようになるまで、毎日手のひらで転がす必要があるかもしれません。
5. 髪が自分でロックできない場合は、フォローアップのアポイントメントを取る。髪を乾かし、コンディショナーをつけず、少なくとも2、3日に1回は手のひらで髪を転がし、それでも髪がばらばらになってしまう場合は、スタイリストにフォローアップの予約を入れてください。スタイリストは、髪がうまく伸びるためのヒントやガイドラインを用意しているかもしれません。

   • スタイリストには、製品を使わずに自然にドレッドヘアを作りたいことを前もって伝えておくことを忘れずに。

この記事は、CC BY-NC-SAの下で公開された「 How to Dreadlock Any Hair Type Without Products」を改変して作成しました。特に断りのない限り、CC BY-NC-SAの下で利用可能です。